三菱自動車は、「アウトランダーPHEV」と「エクリプスクロス(PHEV/ガソリンモデル)」に機能装備の追加や、グレード展開の見直しなどの一部改良を実施。また、「アウトランダーPHEV」の特別仕様車「BLACK Edition」も一部改良が行われる。価格は「アウトランダーPHEV」が499万5100円~630万4100円、「エクリプス クロス」のPHEVモデルが409万4200円~465万800円、ガソリンモデルが277万3100円~352万円。「アウトランダーPHEV」と「エクリプスクロス(PHEV/ガソリンモデル)」の改良モデルが12月7日(木)、「アウトランダー」の特別仕様車「BLACK Edition」は2月8日(木)から、全国の系列販売会社を通じて販売される。
●文:月刊自家用車編集部
「アウトランダーPHEV」の主な改良点
「アウトランダー」のPHEVモデルは、三菱自動車の電動化技術と四輪制御技術の粋を集めたフラッグシップモデルだ。今回の改良では、HDMIポートを全グレードに採用し、ヘッドライトウォッシャーやLEDリヤフォグランプを装備するなど、フラッグシップモデルとして更なるユーティリティを手に入れた。また、ボディカラーに2トーンのブラックダイヤモンド/スターリングシルバーメタリック(13万2000円高)と、モノトーンにはグラファイトグレーメタリックを新たに設定するなど、全12色展開となった。
特別仕様車「BLACK Edition」の主な改良点
「BLACK Edition」のベースグレードを「G」グレードから「P」グレード(7人乗り)に変更することで、ヘッドアップディスプレイやBOSEプレミアムサウンドシステムなど装備の充実を図り、さらに電動パノラマサンルーフを特別装備するなど、機能性・快適性をさらに向上。エクステリアは、ダイナミックシールドをグロスブラック、サイドウインドウモールをブラックとし、グロスブラックのルーフレールを標準装備とするなど、より精悍なスタイリングになった。ボディカラーは、グラファイトグレーメタリック/ブラックマイカ(5万5000円高)を「BLACK Edition」専用色として設定。2トーン3色、モノトーン2色の合計5色のボディカラー展開となった。
「エクリプス クロス」の主な改良点
「エクリプス クロス」は、流麗で洗練されたフォルムとダイナミックなSUVの機動力を融合したクロスオーバーSUVだ。今回の改良で、マルチアラウンドモニター付きのスマートフォン連携ナビゲーションを全車に標準装備することになり、駐車が苦手なドライバーでもスムーズで安全な駐車ができるようになった。
メーカー希望小売価格
<アウトランダー(PHEVモデル)>
グレード | エンジン | 駆動方式 | 車両本体価格(消費税10%込) | |
M | 5人乗り | 2.4L MIVECDOHC16バルブ4気筒 | ツインモーター4WD | 4,995,100円 |
G | 5人乗り | 5,498,900円 | ||
7人乗り | 5,590,200円 | |||
P | 7人乗り | 6,023,600円 | ||
特別仕様車BLACK Edition | 7人乗り | 6,304,100円 |
<エクリプス クロス(PHEVモデル)>
グレード | エンジン | 駆動方式 | 車両本体価格(消費税10%込) |
M | 2.4L MIVECDOHC16バルブ4気筒 | ツインモーター4WD | 4,094,200円 |
G | 4,414,300円 | ||
P | 4,650,800円 | ||
特別仕様車BLACK Edition | 4,650,800円 |
<エクリプス クロス(ガソリンモデル)>
グレード | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 車両本体価格(消費税10%込) |
M | 1.5L直噴MIVECDOHC16バルブ4気筒インタークーラー付 ターボチャージャー | INVECS-III8速スポーツモードCVT | 2WD | 2,773,100円 |
4WD | 2,993,100円 | |||
G | 2WD | 3,118,500円 | ||
4WD | 3,338,500円 | |||
P | 2WD | 3,300,000円 | ||
4WD | 3,520,000円 | |||
特別仕様車BLACK Edition | 2WD | 3,300,000円 | ||
4WD | 3,520,000円 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(新車)
「東京オートサロン2025」で日本初披露されたe-SUV 国内導入が発表された「BYD SEALION 7」は、1月の「東京オートサロン2025」で日本初披露されたクロスオーバーe-SUV。海洋生物の[…]
初となるボディカラー「オブセッションブルー」に加え、ガラスルーフも装着 特別仕様車「Cielo BlueHDi」のベースモデルとなるのは、1.5Lディーゼルターボを搭載する308GT BlueHDi。[…]
IS500にブラック/ホワイト/フレアレッド3色の本革シートをメーカーオプションとして設定 ISは1999年の初代モデルのデビュー時より、クルマの操る楽しさを追求している、FR駆動のスポーツセダン。現[…]
内外装にブラック基調のカラーコーディネートをプラス 「F SPORT ModeBlack」シリーズは、今回の設定で第4弾となる人気の特別仕様車。 ベースモデルはIS300h F SPORT、IS300[…]
「DEFENDER DAY」の開催地「白馬」の名を冠した贅沢仕様、人気オプションも多数装着 長野県白馬村は、長年ディフェンダーのオーナーが集う、ファン向けの特別イベント「DEFENDER DAY」の開[…]
人気記事ランキング(全体)
釣り具の大型展示会「釣りフェス2025」で見かけた超レア車 さる2025年1月17〜29日、パシフィコ横浜で釣り具の大型展示会が開催された。このイベントは、毎年行われており、最新の釣り具の展示や人気の[…]
スズキブースのメイン車両として展示されていたフロンクス 東京オートサロンは、カスタマイズが施されたクルマを中心に展示されるイベントで、日本全国のカスタムショップやパーツメーカーなど、多種多様な展示があ[…]
大パワーはなくとも、運転の楽しさを教えてくれた 最近は、新型車の最高出力の数字が話題になることはめったにない。目の肥えた現代のクルマ好きには、最高出力はクルマの能力のひとつの指標に過ぎず、大切なのは扱[…]
トヨタ スープラ[A80] 概要 1993年5月、日本国内向けとしては2代目(先にスープラの名前が使用されていた海外向けでは4代目)として誕生した、トヨタ スープラ。 この2代目は、新時代の「スポーツ[…]
IS500にブラック/ホワイト/フレアレッド3色の本革シートをメーカーオプションとして設定 ISは1999年の初代モデルのデビュー時より、クルマの操る楽しさを追求している、FR駆動のスポーツセダン。現[…]
最新の投稿記事(全体)
ケータハムのブースで目を引いた「セブン170R」 こちらのセブン170Rは現在生産されているケータハム車両の最軽量モデルだ。全長は3,100mm、全幅が1,470mm。エンジンも658ccということで[…]
「東京オートサロン2025」で日本初披露されたe-SUV 国内導入が発表された「BYD SEALION 7」は、1月の「東京オートサロン2025」で日本初披露されたクロスオーバーe-SUV。海洋生物の[…]
高精細カメラとの接続も良好 データシステムでは、カメラ映像表示に適した製品として、5インチ(ワイドサイズ)モニターを販売しているが、新発売となる「7インチ車載モニター(SSM-W7.0)」は、画面が高[…]
トヨタ スープラ[A80] 概要 1993年5月、日本国内向けとしては2代目(先にスープラの名前が使用されていた海外向けでは4代目)として誕生した、トヨタ スープラ。 この2代目は、新時代の「スポーツ[…]
釣り具の大型展示会「釣りフェス2025」で見かけた超レア車 さる2025年1月17〜29日、パシフィコ横浜で釣り具の大型展示会が開催された。このイベントは、毎年行われており、最新の釣り具の展示や人気の[…]
- 1
- 2