
レクサスは、1月12日から開催された「東京オートサロン2024」で新型クラスレスコンパクト「LBX」をベースとしたコンセプトモデル「“LBX MORIZO RR CONCEPT”」を公開した。
●文:月刊自家用車編集部
ターボエンジンとフルタイムAWDの搭載で、より胸のすくようなトルクフルなパワーを提供する
“LBX MORIZO RR CONCEPT”
「“LBX MORIZO RR CONCEPT”」は、2023年11月に発売を開始した新型クラスレスコンパクト「LBX」をベースに、1.6L直列3気筒インタークーラーターボエンジン(G16E-GTS)をレクサスブランドとしては初搭載とし、フルタイムAWDを採用したコンセプトモデルだ。
“LBX MORIZO RR CONCEPT”
モリゾウことマスタードライバーである豊田章男会長とともに仕上げた、レクサスらしい上質な走りと洗練されたデザインはそのままに、クルマとの対話を楽しみ、思わず笑みがあふれ、非日常の高揚感を味わえるハイパフォーマンスモデルを目指したという。ボディカラーはソニッククロム&ブラックでインテリアカラーはオーカーを採用。
“LBX MORIZO RR CONCEPT”
ターボエンジン+フルタイムAWDの搭載で胸のすくようなトルクフルなパワーを提供し、そのパワーを惜しみなく活かしきるためにパッケージ、ボディ、サスペンション、タイヤ、AWD制御、Direct Shift 8ATなど多岐に渡る専用開発が行われている。また、エアレースで培った技術でバンパー形状では高い空力性能と走りを想起させるエクステリアデザインとしているもの特徴だ。
「東京オートサロン2024」への出展テーマに沿って、モリゾウの愛車ならではのカスタマイズとして、フロントのユニファイドスピンドルのメッキモールやブレーキキャリパー、さらにシートベルトにモリゾウのシグネチャーカラーであるイエローがあしらわれ、履き慣れたスニーカーのように週末に乗りたいカジュアルラグジュアリーを体現したモリゾウの相棒となる1台、とうたわれている。
■“LBX MORIZO RR CONCEPT”主要諸元
・ボディサイズ:全長4,190mm(±0)×全幅1,845mm(+20)×全高1,535mm(-10)
・エンジン:1.6L直列3気筒インタークーラーターボエンジン
・最高出力:(kW[PS]/r.p.m.)(目標値) 224[304]/6,500
・最大トルク:(N・m[kgf・m]/r.p.m.)(目標値) 400[40.8]/3,250~4,600
・トランスミッション:Direct Shift 8AT
・駆動方式:電子制御フルタイムAWD
・タイヤサイズ:235/45R19
・サスペンション:(フロント/リヤ) マクファーソンストラット/ダブルウィッシュボーン
・ブレーキ(フロント/リヤ) 18”ベンチレーテッドディスク/16”ディスク
※ベース車両からの主な変更点
【エクステリア】
・フロントバンパー&グリル(ブラックメッキモール専用イエロー加飾)
・カラードフェンダーアーチモール/ロッカーモール
・ドアフレームモール(ブラックメッキ)
・ドアベルトモール(ピアノブラック)
・19inch鍛造アルミホイール
・リヤバンパー
・専用イエローブレーキキャリパー
・専用「MORIZO RR」バッジ
【インテリア】
・専用スポーツシート
・専用アルミペダル
・専用イエローシートベルト(MORIZO RRロゴ)
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
コルドバクルーズが描く“大人二人の贅沢な旅”の世界観 トイファクトリーが送り出す「CORDOBA CRUISE」は、名前からして旅情を刺激する。スペインの世界遺産都市・コルドバの優雅さをモチーフにした[…]
給油中に気づく違和感と、キャップを巡る小さなストレス 給油という動作は、慣れてしまえば機械的にこなしてしまう作業だ。セルフ式スタンドの普及で、自らノズルを握る機会は確実に増えた。ところが、燃料キャップ[…]
ショックレスリングとは? 一般の金属とは異なる原子の規則相と不規則相が存在する“特殊制振合金”を採用した金属製のリングで、シート取付ボルトやサスペンションアッパーマウントのボルトに挟み込むだけで、効果[…]
受注再開は、2026年夏ごろが有力 カローラクロスは、2025年5月の改良時にフェイスリフトの実施やガソリン車の廃止、スポーティなGRスポーツの追加など、過去最大規模の大きな変更が加えられた。改良前か[…]
広大なハンドル前のスペースを有効活用 愛車の車内を見渡してみると、うまく活用できそうなスペースが存在することに気づく。「ちょっとした収納とか作れそうな場所があるな…」と。しかし、DIYはちょっと面倒、[…]
最新の投稿記事(全体)
ワゴンR HYBRID ZX ベルベットダークレッドパール 減衰接着剤の塗布により、走行性能強化も図られる 今回の一部仕様変更では、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」の採用で安[…]
耐久性抜群でスタイリッシュ。便利な開閉式のリアラダー クラフトワークス(Fun Standard株式会社)は、実用性とデザイン性が高い、自動車用アクセサリーを多数リリースしているブランドだ。そのクラフ[…]
クルマの内窓掃除が面倒になる理由はクルマの進化にあった 車内のガラス掃除は、外装洗車に比べて軽視されやすい。しかしフロントガラス内側の汚れは、夜間や逆光時に視界を大きく損なう要因になる。にもかかわらず[…]
タッチパネル時代の宿命、車内の指紋汚れ問題 カーナビやディスプレイは、もはやクルマに欠かせない存在だ。目的地案内はもちろん、エアコン操作や各種設定まで担うようになり、触れる回数は年々増えている。その一[…]
国産初の2シーターミッドシップスポーツをトヨタが発売したことが驚きだった トヨタ「MR2」が発売されたのは1984年です。前年の東京モーターショーで「SV-3」というMRレイアウトの車輌が発表されまし[…]
- 1
- 2














