マツダ株式会社は、1月19日にフラッグシップモデル「MAZDA6 (マツダ・シックス)」国内向けモデル(セダン/ワゴン)の販売終了を発表した。生産終了時期は、2024年4月中旬を予定しているという。
●文:月刊自家用車編集部
ブランドメッセージ「Zoom-Zoom」を象徴し、ブランドDNAを100%体現するミッドサイズカーとして初代モデルが2002年5月にデビュー
「MAZDA6」は日本国内において2002年6月に「カペラ」の後継車として「アテンザ」のネーミングでデビューした。当時のブランドメッセージ「Zoom-Zoom」を象徴し、ブランドDNAを100%体現するミッドサイズカーとして登場。全車3ナンバーボディで、4ドアセダンのほか、5ドアハッチバックのスポーツ、5ドアワゴンのスポーツワゴンの3タイプのボディをラインアップしていた。
2008年には2代目「アテンザ」がデビュー。初代同様に3タイプのボディをラインアップしていたが、2012年にデビューした3代目はセダンとワゴンの2ボディ構成になりハッチバックボディは廃止となっている。2019年のマイナーチェンジと同時に「カペラ」からの海外名である「MAZDA6」にネーミングを変更し、全世界統一とされている。
その後も内外装やメカニズムのリフレッシュを行いながら販売を継続してきたが、今回販売終了の発表となった。
執行役員国内営業担当の東堂一義氏は、「歴代アテンザ・MAZDA6は、国内で累計226,437台が販売(2023年12月末時点)されるなど、多くのお客さまから長い間ご愛顧いただきました。今後、セダンはMAZDA3が、ワゴンはCXシリーズがその役割を引き継ぎ、時代に適合した走る歓びによってお客さまにいきいきとした体験をお届けしてまいります。」とコメントしている。
注文は、2024年4月までの生産台数に達した時点で、受注も終了となる。終了まで注文可能なグレードなどは、「詳細につきましてはお近くのマツダ販売店にお問い合わせください。」とアナウンスされている。
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