
この春に新社会人となるユーザーの中には、クルマの購入を検討している人もいるはずだ。そんなユーザーにこそ注目して欲しいのが、安価かつ購入満足度が高い「安くていいクルマ」だ。ここではこの春に注目してほしい、ヤリスクロスのガソリン車をピックアップ。納期の遅さは少し気になるが、価格と性能のバランスの良さは国産車の中でもトップレベル。初めてのクルマにふさわしい実力モデルなのだ。
●まとめ:月刊自家用車編集部
待望の受注再開! 一部改良で値引きは少し引き締められたが、同士競合で良い条件を狙うべし
TOYOTA
ヤリスクロス(ガソリンモデル)
価格:190万7000~278万2000円
・最新購入情報
納期の目安:4~8か月
車両本体目標値引き額:15万円
リセール予想:B-
昨年は品薄の影響で受注が一時停止するなど、狙いにくいモデルの筆頭でもあったが、今年1月に実施された一部改良に合わせて受注を再開。コンパクトSUVの人気モデルとして復活を果たした。
一部改良の影響もあって、黙って座っていると7~8万円で商談をまとめてこようとするが、ライバルとの競合をほのめかすことで値引きの拡大を狙うことができる。競わせる相手は他メーカーのライバル(キックスやヴェゼルなど)よりも、経営資本が異なるトヨタディーラーと競わせるのがベター。最新納期は4か月からが目安だが、ツートーンカラー車は少し納期が長くなっている。
どんなクルマ?
高い全高とボクシーなデザインにより、サイズ以上に広いキャビンを実現。後席が手狭なヤリスに比べると、後席&荷室の余裕や使い勝手は一枚上手で、ワゴンのような万能タイプのモデルに仕立てられている。
ガソリン車のパワートレーンは、1.5LのダイナミックフォースエンジンにダイレクトシフトCVTの組み合わせ。
全開加速こそ排気量なりの力感だが、巧みなCVTとの統合制御のおかげで、実用域ではパワースペック以上に余力感のあるドライブフィールが楽しめる。このクラスのガソリン車の中ではトップクラスの燃費性能を持つことや、優れた安全運転支援機能(トヨタセーフティセンス)が標準装備されているなど、タウン&レジャーに適した性能と装備が備わっていることも大きな魅力だ。
キャビンはこのクラスとしては平均的なサイズ。ただヤリスがフロント優先の設計で2名乗車を前提にしているに対して、ヤリスクロスは後席の快適性も考慮した設計で大人4名が無理なく座ることができる。
オススメグレードは?
G(4WD)
| ヤリスクロス(ガソリン車の価格) | ||
| パワートレーン | グレード | 価格(FF/4WD) |
| 1.5L直列3気筒 120PS/14.8kg・m | X | 190万7000円/213万8000円 |
| G | 215万円/238万1000円 | |
| Z | 243万5000円/266万6000円 | |
| Z“Adventure” | 255万1000円/278万2000円 | |
| GR SPORT | 257万1000円/− | |
ガソリン車とHEV車を比べると、その価格差は約38万円。燃費の差を考慮しても、コスパはガソリン車の方が上だ。
ガソリン車には5つのグレードが設定されているが、オススメは中間グレードの「G」。「Z」や「GRスポーツ」に比べると内装&シートの加飾レベルは控えめだが、ディスプレイオーディオなどの利便装備が標準装着されていることが強み。「X」では選択不可となっているBSMをOPとして追加することも可能だ。
駆動方式の選び分けは、4WD車はFF車に比べると約23万円高になるが、リヤサスが独立懸架式に変わることで、走行性能の底上げが期待できる。走り重視のユーザーならば、積極的に4WD車を選んで損はないだろう。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(トヨタ)
小回りの利くサイズ感と軽快な走りが光るオンロード試乗 誕生から75周年という節目に、ランドクルーザー兄弟に新たに仲間入りしたランドクルーザーFJ。今年5月に発売されたものの、人気すぎてなかなか試乗する[…]
【ブランド別】トヨタが首位をキープ! ただしシェアは35.4%→33.4%に 2026年8月のブランド別シェアでトップとなったのはトヨタで、シェアは33.4%だった。7月もトヨタが35.4%でトップだ[…]
長旅でも疲れにくい信頼の国産バンをベースに採用 キャンピングカーとしての広大な室内空間と、高速道路での優れた走行安定性を両立させるために、ベース車両選びは極めて重要である。多くの車中泊ファンから絶大な[…]
テーマは「Refined Presence」。都市に映える先進と風格の統一感 新型ランドクルーザー300「MODELLISTA PACKAGE」の神髄は、個々のパーツが独立して主張するのではなく、全方[…]
日本の道路環境にジャストフィットする王道バンのベース車両 キャンピングカーとしての優れた居住性と、長距離ドライブでの優れた耐久性を両立させるために、ベース車両選びは極めて重要である。多くの車中泊愛好家[…]
最新の関連記事(SUV)
堂々としたフラッグシップSUVに、メーカーワークスならではの「機能美」をプラス レクサスのフラッグシップSUVとして高い走破性とラグジュアリー性を兼ね備える「LX」。今回新登場したTRDの「F SPO[…]
0-100km/h加速4.45秒!史上最強トルクを誇る電動ラグジュアリーSUV 新型レンジローバースポーツ エレクトロニックのパワーユニットは、前後に2基の260kWモーターを組み合わせることで、最高[…]
ステアリングフィーリングと乗り心地を熟成。より深まった走りの質感 今回の改良においてレクサスが追求したのは、ブランドの走りの味である「Lexus Driving Signature」のさらなる進化だ。[…]
2026年8月 SUVランキングTOP5 2026年8月のSUVランキングでは、「ロッキー/ライズ/レックス」が1万958台で首位。トヨタ「ヤリス クロス」が5150台で2位、トヨタ「RAV4」が44[…]
下山から聖地ニュルヘ。足回りを徹底的に再チューニング 今回の改良における一番のハイライトは、走りの部分のさらなる造り込みだ。 レクサスは近年、愛知県の下山テストコース(Toyota Technical[…]
人気記事ランキング(全体)
キャッシュレス時代だからこそ「小銭だけ」を持ち歩く 今回、インプレするグッズとして選んだのは、ザ・ノース・フェイスの「ランブルコインワレット」だ。カラーは2色が用意されている。明るいフォールンロックと[…]
2026年8月 SUVランキングTOP5 2026年8月のSUVランキングでは、「ロッキー/ライズ/レックス」が1万958台で首位。トヨタ「ヤリス クロス」が5150台で2位、トヨタ「RAV4」が44[…]
雨の日に意外と困る「ドアミラーの水滴」 雨天時の運転では、フロントガラスならワイパーで視界を確保できる。サイドウインドウも、走行中であれば風によってある程度水滴が流れ、どうしても見えにくければ窓を一度[…]
制約という「逆境」から生まれた世界初のミッドシップオープン、ホンダ・ビート 日本人というのは、制約があってこそ創意工夫の実力を発揮する民族なのかもしれない。狭い国土に人がひしめき、多くが山岳地で耕作面[…]
デートカー全盛期に現れた、美しきスペシャリティクーペ 5代目となる日産 シルビア(S13型)が発売されたのは1988年5月。日本がバブル景気へと突き進み、若者のライフスタイルが華やかさを増していた時代[…]
最新の投稿記事(全体)
1位「その手があったか…」水滴で見えない助手席側ドアミラー。運転席から一気にクリアにする方法。伸縮式ワイパーを実際に購入! 隠れた名作カーグッズだと確信した理由 この記事で分かること 雨の日に水滴が付[…]
RVパーク はこだて日吉 車中泊を安心して、かつ快適に楽しみたい方におすすめのRVパーク 日本RV協会が推進する「RVパーク」は、キャンピングカーやマイカーで旅行を楽しむユーザーに向けた、車中泊専用の[…]
堂々としたフラッグシップSUVに、メーカーワークスならではの「機能美」をプラス レクサスのフラッグシップSUVとして高い走破性とラグジュアリー性を兼ね備える「LX」。今回新登場したTRDの「F SPO[…]
各ブランドの「今」を体感! ステージや最新モデル試乗会も実施 「STELLANTIS ALL BRANDS DAY -JAPAN 2026-」では、フランス、イタリア、アメリカという多様な背景を持つ8[…]
0-100km/h加速4.45秒!史上最強トルクを誇る電動ラグジュアリーSUV 新型レンジローバースポーツ エレクトロニックのパワーユニットは、前後に2基の260kWモーターを組み合わせることで、最高[…]
- 1
- 2






















