
日産は、時代を彩る名車とその時代を感じるセットの中で、写真や動画を撮って楽しむことができるメタバース上の撮影スタジオ「NISSAN Heritage Cars & Safe Driving Studio」の公開を開始した。このワールドでは、「交通安全未来創造ラボ」の特別研究員であるアカデミアの全面協力のもと、セット内に配置された車両を使った交通安全に関する仕掛けを、没入感のある表現を通して体験できる。
●まとめ:月刊自家用車編集部
【NISSAN Heritage Cars & Safe Driving Studio 概要】
スタジオ① 80年代:まるでトレンディドラマの世界のような美しい夜景を再現したスタジオ
車両:シルビア Q’s
体験できる内容:歩行者の服装色に関するフィギアと実車による視認性評価実験
ファッションと交通安全に関するポイントについてマネキンを使って体感
協力:相模女子大学 学芸学部 生活デザイン学科 角田 千枝 教授
スタジオ② 70年代:ケンとメリーのスカイラインとともに楽しむドライブ体験ができるスタジオ
車両:スカイラインハードトップ 2000GTX-E
体験できる内容:交通安全と有効視野計測システムの関連研究
交通安全と有効視野の関係をVRならではの没入感とともにゲーム感覚で体験
協力:北里大学 医療衛生学部 リハビリテーション学科 視覚機能療法学 川守田 拓志 准教授
スタジオ③ 50~60年代:ダイナーとドライブインシアターのあるアメリカンな雰囲気のスタジオ
車両:ダットサンフェアレディ SPL213
体験できる内容:ハンドルぐるぐる体操
日産が新潟大学人文社会科学系教育学系列 村山 敏夫 准教授と共同創案をおこない、これまでもVRでのイベントを実施してきた「ハンドルぐるぐる体操」をいつでも楽しめるスクリーンエリアを設置。
公開先:VRChat上 ワールド検索から「NISSAN Heritage Cars & Safe Driving Studio」を選択
公開日時:2024年3月7日10:00~
対応:Quest 対応
費用:無料
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(日産)
2代目ローレルは、ケンメリスカイライン(4代目)とシャシーを共有する兄弟車だった 2代目のローレルは1972年の4月に発売されました。この頃のローレルの日産内の立ち位置は“高級GT”といった感じで、ス[…]
初代レパードは、日本国内向けの高級GTとして誕生 1986年に発売された「F31系」のレパードは、「レパード」としては2代目のモデルになります。 初代の「レパード」は、北米市場向けモデルの「マキシマ」[…]
豊かな時代の波に乗って人々の心を掴んだ高級車 1980年代頃までの日本において、3ナンバーの普通自動車は贅沢品の象徴だった。自動車税ひとつを取っても、税額が4万円以内に抑えられた排気量2L未満の小型車[…]
濡れ物・汚れ物も気にしない。唯一無二の「防水マルチルーム」 イゾラ最大の特徴とも言えるのが、車両後部に備えられた「防水マルチルーム」だ。これはレクビィ独自の装備であり、実用新案登録もされている。アウト[…]
まずは、旧車で一番人気の「ハコスカ」の燃費はどのぐらい? まずは旧車界のトップアイドル、「ハコスカ」の燃費から見ていきましょう。 ちなみに、ハコスカから後に発売された中上級クラスの日産車のエンジンは、[…]
人気記事ランキング(全体)
トラブル時にも対応可能。万が一に備えて安心ドライブ 車に乗っていると、どうしても避けられれないトラブルに遭遇することがある。どれだけ用心していても、不可抗力で発生することもある。例えば、釘やネジを踏ん[…]
ミニバンの可能性を拡張する、スマートなキャンピングカー「DAYs」 街乗りにもキャンプにも使える“ちょうどいい”サイズ感と、独自開発の回転シートやロフト空間といった遊び心ある装備。これまでのキャンピン[…]
触らず、傷つけず、瞬時に汚れが落ちちゃうなんて… 今回注目したいのは、ドライアイス洗浄機ブランド「Dry Ice Energy」の製品だ。クルマのボディに付着する汚れに向けてドライアイスを噴射すること[…]
夏の猛暑も怖くない、ロール式サンシェードが作る快適空間 夏のドライブで誰もが感じる悩みは、車内の暑さだ。炎天下に駐車すれば、シートやダッシュボード、ハンドルが触れないほど熱くなる。さらに紫外線による内[…]
初代センチュリー(VG20) 政財界のVIPにより認知度を上げていった国産ショーファーカー ショーファードリブン。後席に乗る主役のために運転手つきで運用される大型セダンは、専属の御者が操る貴族の自家用[…]
最新の投稿記事(全体)
ブリザック史上「断トツ」のICEコントロール性能を獲得 今回発表された「BLIZZAK WZ-1」は、ブリヂストンの「ENLITEN」商品設計基盤技術を乗用車用スタッドレスタイヤとして初めて採用。ブリ[…]
自動車での物流に先駆け、安価なオート三輪を開発 マツダの自動車製造の第一歩 1920 年(大正9年)、中国地方の山間部で自生していたブナ科の落葉樹「アベマキ」を使用したコルクを製造するメーカーとして、[…]
触らず、傷つけず、瞬時に汚れが落ちちゃうなんて… 今回注目したいのは、ドライアイス洗浄機ブランド「Dry Ice Energy」の製品だ。クルマのボディに付着する汚れに向けてドライアイスを噴射すること[…]
初代センチュリー(VG20) 政財界のVIPにより認知度を上げていった国産ショーファーカー ショーファードリブン。後席に乗る主役のために運転手つきで運用される大型セダンは、専属の御者が操る貴族の自家用[…]
消えゆくロータリー車を救え!部品供給と未来への挑戦 このイベントで注目となるのは、「RE Club Japan」の狙いだ。過去、日本だけでなく世界中に、ロータリー・エンジン車のオーナーのためのクラブは[…]
- 1
- 2