![](https://jikayosha.jp/main/wp-content/uploads/2024/04/db3a5f8e59887b11dcde94c5b3fd33f7.jpg)
クルマの特性を説明する際によく使用される「FF・FR・MR・RR」というキーワード。それぞれ、駆動輪とエンジンの位置を大別して示している。エンジンの位置と駆動輪が違うと、見た目は同じクルマでも、その性格は大きく異なってくる。4つのタイプを簡単に解説していこう。
●文:月刊自家用車編集部 ●出典:すごいクルマ事典(内外出版社 刊)
おもしろ&役に立つ!クルマの知識満載!「すごいクルマ事典」
今回の記事は『満タン豆チシキ!すごいクルマ事典』から一部を抜粋、加筆して掲載。同書では、すごいクルマの豆知識を6章に分けて解説。国産車から外車まで、幅広いモデルをラインナップ!
駆動輪とエンジン搭載位置で4つに大別
クルマは、エンジンが搭載される位置と駆動輪によって、その特性が異なってくる。市販されている乗用車は一般的に、FF・FR・MR・RRの4つと、全輪を駆動させる4WDに大別される。そこで、本記事では前者4つのタイプの違いをそれぞれ解説していく。
FF(フロントエンジン・フロントドライブ)
前輪駆動。フロントエンジン・フロントドライブを略してFF。メカニズムを前に集めた分、車室内が広く取れるので小型車に向くが、今では小型車だけでなくミニバンなど、多くのクルマが採用する方式でもある。
FR(フロントエンジン・リヤドライブ)
後輪駆動。フロントエンジン・リヤドライブを略してFR。重量物であるエンジンをフロントに配置し、後輪を駆動させる。この方式は前後の量量バランスが良いため、クルマの動きが素直なので運転を楽しめるという特性を持つ。デメリットとしては、車室内が狭くなってしまうことが挙げられる。
MR(ミッドエンジン・リヤドライブ)
ミッドエンジン・リヤドライブでMR。重いエンジンなどが前輪軸と後輪軸の間に配置される設計。シャープに曲がることができるため、スポーツカーが多く採用する方式だ。MRを採用する車種は、ポルシェのケイマンやモデルチェンジでFRからMRに変更となったコルベットなどが挙げられる。ただし、車室内が狭くなるというデメリットがある。
RR(リヤエンジン・リヤドライブ)
リヤエンジン・リヤドライブを略してRR。重量物のエンジンが後輪軸付近に配置される方式。メカニズムがシンプルで、小型車でも車室内を広く取れるメリットがある。デメリットとしては、車両後端が重いため操縦性に悪いクセが出がち。この方式を採用する車種としては、ポルシェ911などが挙げられる。
「すごいクルマ事典」絶賛販売中!
今回の記事は『満タン豆チシキ!すごいクルマ事典』から一部抜粋、加筆して掲載。同書では、すごいクルマの豆知識を6章に分けて解説。国産車から外車まで、幅広いモデルをラインナップ! 気になった方は是非、チェックしてみてほしい。
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
コスパの高さは最高クラス 外壁や玄関の掃除、洗車などで活躍する高圧洗浄機。人力では落とせない頑固な汚れを落とすことができるため、家庭での使用も増えてきている。しかし、高圧洗浄機は価格が比較的高く、なか[…]
→2人暮らしができるレベルのキャンパーとは ベース車両はトヨタのハイエース ベースの車両はトヨタのハイエース。カスタムの幅が広く、アウトドアを中心としたユーザーに、非常に人気の高い車だ。 ハイエースは[…]
8月1日より、全国各地でフロンクスの実車を展示する、先行展示会を開催 追加した情報は、エクステリア、およびインテリアデザインやカラーラインアップに加え、チーフエンジニアやデザイナーのインタビュー動画な[…]
上級を意識した内外装仕立てで、新たなユーザー層の獲得を狙う 「新しいコンパクトSUVの市場を切り拓く」そんな狙いを持って、この秋インドから日本国内への導入が予定されている新型フロンクス。コンパクトカー[…]
Screenshot 標準車とは全く異なるワクワクするスタイリング、ボディカラーは全9色を展開 本日7月25日にスズキ「新型スペーシア ギア」の先行情報が公開された。現行スペーシアの優れた基本性能の高[…]
最新の投稿記事(全体)
耐水&耐荷重もバッチリ 「ハードシェルソーラーセンサーライト」は、駐車場や庭にピッタリな地面に設置できるソーラー充電式ライト。IPX7の防水性能と耐荷重に優れ、耐荷重約1tで車で踏んでも壊れない頑丈な[…]
ベース車両は日産のNV200バネット ベースとなる車両は日産のNV200バネット。 荷室が広くカスタムの自由度が高い。一方で、キャラバンより小ぶりなため、運転しやすく駐車スペースで悩むことも少ない。4[…]
新型LBX MORIZO RR実力チェック 新型オーラNISMO詳細解説 新型フロンクス先行試乗リポート! 今こそ買いたい!注目モデル10選! 人気ミニバン BEST BUY WLTCモード燃費付き […]
ベース車両はトヨタのハイエース ベースの車両はトヨタのハイエース。カスタムの幅が広く、アウトドアを中心としたユーザーに、非常に人気の高い車だ。 ハイエースはなんと言ってもクラス最大級の荷室の広さが魅力[…]
愛車に個性を持たせよう! カーショップコネクトでは、エプロンや被せるような汎用タイプとは違い、クルマのシート形状ごとに型取りを行って、ジャストフィットするシートを販売している。色やデザインを自由に選ぶ[…]
- 1
- 2