
星海社新書より、BEV(バッテリー電気自動車)シフトの概念とクルマの未来をモータージャーナリストが豊富な取材をもとに徹底解明した『クルマの未来で日本はどう戦うのか?』が2024年5月21日より発売する。
●まとめ:月刊自家用車編集部
本書の内容
これまでメディアや環境団体、あるいは機関投資家などによって、日本はBEVシフトに出遅れているという雰囲気が醸成されてきた。それを決定的にしたのが、2023年4月開催の上海モーターショーでの中国メーカーの跳躍ぶりだった。その華やかな現場で打ちのめされた筆者が、1年近い取材をもとに日本のクルマの現在地を明らかにする。パワートレインの内燃エンジンから電気モーター+バッテリーへのシフトと、電動化を起点としたクルマ自体のあり方のシフト。BEVシフトにおけるふたつの要素を丁寧に紐解き、日本自動車産業の未来への針路をここに示す。
(著者紹介)島下泰久(しました・やすひさ)
モータージャーナリスト
1972年神奈川県生まれ。立教大学法学部卒。自動車を主軸に専門誌をはじめ経済、テクノロジーなど幅広いメディアへ寄稿する。2024–2025日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。著書『間違いだらけのクルマ選び』は2011年版から共著で、2016年版から単独で執筆し、最新刊は2024年版となる。YouTubeチャンネル「RIDE NOW -SmartMobility Review-」主宰。
(本書構成)抜粋
はじめに
第1章 上海モーターショーの衝撃
第2章 世界のバッテリー電気自動車(BEV)市場の動向
第3章 日本市場の反応、BEVとの向き合い方
第4章 初めてのJAPAN MOBILITY SHOW
第5章 CES取材で見えてきたもの
第6章 世界の、日本の、クルマの未来を考える
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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