油汚れの上にホコリが堆積して、全体的に汚れてしまったエンジン。湿気のせいでホコリがこびり付いてしまい、カビまで生えてしまった。そこでクリーナーをスプレーしてブラシでゴシゴシ。錆の酷かったプーリーは錆び取り剤でしっかり錆を除去しておく。
エンジン全体に防錆剤の3-36をスプレー。浸透力も高いので、スプレーするだけで防錆被膜を形成して腐食を防止してくれる。樹脂パーツやゴムパーツにはかからないように注意しよう。
ワイヤー類を保管するときは、ワイヤーインジェクターを使ってアウターケーブル内に注油しておく。
3-36 には清浄効果があるのでちょっとした汚れならばスプレーするだけで落とすこともできる。ギヤやベアリングなどにも躊躇なく使うことができることも魅力だ。
ECUやリレー類など、電装パーツを保管するときには、端子部分が腐食しないように、汚れや水分などを除去してから、接点復活剤をスプレーしておく。
包んでおくことで防錆効果のある防錆紙も市販されている。サイズも各種あるので大きな部品にも使用できる。ただし、防錆効果は1年ぐらいなので、定期的に交換が必要。
防錆剤の3-36はパーツクリーナーやブレーキクリーナーで簡単に落とすことができるので、ブレーキ周りなどの部品に使っても、使用前に除去すれば問題ない。
まずはパーツクリーナーで汚れ落とし。樹脂類にも使えるタイプを使用すれば、ペンチやドライバーなどの樹脂部分の汚れを落とすこともできて便利。
錆の酷いツールは錆び取り剤を使い、錆と汚れを除去。ペンチやニッパーなどは可動部にグリスを注油してスムーズに動作するようにしておいた
金属部分には3-36を薄く塗り込んでからツールボックスに収納する。定期的にこの作業をしておけば、ツールが錆びることなく、快適に使うことができるはずだ。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
洗ってもツヤが戻らない理由は「見えない鉄粉」にあった どんなに高性能なカーシャンプーやコーティング剤を使っても、ボディ表面のザラつきが消えないときは鉄粉汚れが原因の可能性が高い。走行中のブレーキングで[…]
走行中の制限を解除することでいつでもTV画面を表示可能に 最新の純正AVシステムやディスプレイオーディオは高機能だが、安全上の理由から走行中はテレビ表示やナビ操作が制限されてしまう。せっかくの高機能モ[…]
給油の際に気付いた、フタにある突起… マイカーのことなら、全て知っているつもりでいても、実は、見落としている機能というもの、意外と存在する。知っていればちょっと便利な機能を紹介しよう。 消防法の規制緩[…]
ピラーに装着されたエンブレムやバッジの謎とは? 今のクルマはキャビン後部のCピラーには何も付けていない車両が多く、その部分はボディの一部としてプレーンな面を見せて、目線に近い高さのデザインの見せ場とな[…]
家族のミニバンが、週末には旅の相棒になる 「DAYs」はノア/ヴォクシーをベースにしたミニバン型キャンピングカー。普段は家族の送迎や買い物など日常の足として活躍し、休日になればそのままキャンプや車中泊[…]
最新の投稿記事(全体)
フロントエンジン車の課題克服 この「Mコンセプト」が生まれた背景には、ベースとなったGRヤリスをはじめとするフロントエンジン車が抱える、サーキット走行における構造的な課題がある。 GRヤリスのような車[…]
最新改良で、使い勝手や安心機能がアップデート トヨタ最小ミニバンとして、誰もが安心して快適に過ごせる”やさしいクルマ“を基本的価値として進化してきたシエンタ。 今回も日常での使い勝手や安心機能がきめ細[…]
進化したデザインと快適性、“やさしさ”で磨かれた走り 西暦2011年。ハイブリッドカーがまだ高価だった時代に、手の届く価格で登場した初代アクアは、低燃費世界一を実現し“身近なエコカー”という新しい価値[…]
走行中の制限を解除することでいつでもTV画面を表示可能に 最新の純正AVシステムやディスプレイオーディオは高機能だが、安全上の理由から走行中はテレビ表示やナビ操作が制限されてしまう。せっかくの高機能モ[…]
ピラーに装着されたエンブレムやバッジの謎とは? 今のクルマはキャビン後部のCピラーには何も付けていない車両が多く、その部分はボディの一部としてプレーンな面を見せて、目線に近い高さのデザインの見せ場とな[…]


























