
●文:月刊自家用車編集部
ダイハツ アトレーベースで普段使いも◎
登山や釣りに撮影旅と、趣味や遊びのお出かけ用の車を探している方も多いのではないだろうか。軽自動車を気軽にキャンピングカーにすることができる「ちょいCam」は、そんなホビーユースにオススメの1台だ。
ちょいCamとは、ベースとなる軽自動車に熟練の家具職人が作ったというキャビネットやベッドマットといった装備を架装し、キャンピングカーにカスタムするもの。本記事では、ダイハツのアトレー RSにちょいCamを搭載し、キャンピングカーにカスタムした「豊」を紹介する。
軽自動車ベースのため、キャンピングカーながら小回りが利き、燃費が良いという魅力も備えている。都心部でも駐車スペースに困ることがなく、普段使いも全く問題ない。車内の空間は限られているが、就寝/収納スペースはしっかり確保されており、使い勝手の良さも備えている。
趣味用の車だけでなく普段使いもでき、ソロ/夫婦/愛犬と行く車中泊旅にももちろん対応可能だ。
趣味道具の積載に便利な使い勝手の良い家具
インテリアには、職人が仕立てた家具がはめ込まれている。両サイドのスライドドアをそのまま活かしながら、両側面にキャビネットを配置。空間は広く、収納も多く用意されているため、趣味道具の積載にも便利だ。
セカンドシートはそのままのため、4名で乗車できる。就寝定員は2名になるが、大人2人で横になることができる広さが確保されている。リクライニング機能付のため、テレビを楽しんだり、バックドアの先に広がる旅先での景色を、自宅のソファに座ってくつろぐように楽しむことができる。
オプションを追加すれば、さらに快適な趣味車に
ちょいCamは、ソーラー充電やサブバッテリー等の一般的なキャンピングカーに搭載されている装備がオプションになっている。架装を最低限にとどめているため、使用目的に応じてオプションを選択し、自分にピッタリのキャンピングカーに仕上げることができる。
旅先でリモートワークをする目的で使うなら、サブバッテリー電源システムをオプションで追加すれば、エンジンを切っていてもパソコンやスマホの電源を確保できる。写真が趣味で冬の時期に撮影旅に出かける際は、FFヒーターを搭載しておけば、待ち時間を暖かい車内で過ごすことができる。
不要な装備がついてなく、用途に応じてカスタマイズがしやすいということも、豊が趣味車にピッタリな理由の一つだ。
本記事で紹介したのはダイハツのアトレーがベースだったが、他にもハイゼットカーゴ/エブリイワゴン/エブリイバン/ピクシスバン/クリッパーバン等、ちょいCamは各メーカーから出ている様々な軽自動車に搭載可能。
また、収納が充実している豊以外にも、より車内の空間が広い「歩」、手軽に就寝スペースが確保できる「寝るだけキット」も用意されている。趣味や遊びをより楽むための車、便利な車をお探し中の方は、ちょいCamの搭載を検討してはいかがだろうか。
※本記事の文責は当該執筆者(もしくはメディア)に属します。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
最新の関連記事(キャンピングカー)
車中泊を安心して、かつ快適に楽しみたい方におすすめのRVパーク 日本RV協会が推し進めている「RVパーク」とは「より安全・安心・快適なくるま旅」をキャンピングカーなどで自動車旅行を楽しんでいるユーザー[…]
電動SUVが“旅の相棒”になる、新しいカタチ アウトランダーPHEVをベースにした「イーポップ」は、電動SUVの持つ走破性と静粛性をそのままに、快適な旅の空間をプラスしたキャンピングカーだ。最大の特徴[…]
車中泊を安心して、かつ快適に楽しみたい方におすすめのRVパーク 日本RV協会が推し進めている「RVパーク」とは「より安全・安心・快適なくるま旅」をキャンピングカーなどで自動車旅行を楽しんでいるユーザー[…]
日常の延長にある「もうひとつの居場所」 ハイエースなど一般車両ベースのキャンピングカーの人気が高まっている理由は、「特別な装備を持ちながら、普段の生活にも溶け込む」ことにある。このモデルもまさにその代[…]
車中泊を安心して、かつ快適に楽しみたい方におすすめのRVパーク 日本RV協会が推し進めている「RVパーク」とは「より安全・安心・快適なくるま旅」をキャンピングカーなどで自動車旅行を楽しんでいるユーザー[…]
人気記事ランキング(全体)
給油の際に気付いた、フタにある突起… マイカーのことなら、全て知っているつもりでいても、実は、見落としている機能というもの、意外と存在する。知っていればちょっと便利な機能を紹介しよう。 消防法の規制緩[…]
日常の延長にある「もうひとつの居場所」 ハイエースなど一般車両ベースのキャンピングカーの人気が高まっている理由は、「特別な装備を持ちながら、普段の生活にも溶け込む」ことにある。このモデルもまさにその代[…]
家族で出かけたくなる「軽」な自由空間 週末に川遊びや登山、キャンプなどで思い切り遊んだあと、そのままクルマで一晩を過ごす――。そんなシーンを想定して生まれた軽キャンパーがある。限られたボディサイズの中[…]
なぜ消えた?排気温センサー激減のナゾ 排気温度センサーは、触媒の温度を検知し、触媒が危険な高温に達したときに排気温度警告灯を点灯させるためのセンサーだ。このセンサーは、いつのまにか触媒マフラーから消滅[…]
自動車整備の現場では、かなり昔から利用されているリペア法 金属パーツの補修材として整備現場ではかなり昔から、アルミ粉を配合したパテ状の2液混合型エポキシ系補修材が利用されている。 最も名が通っているの[…]
最新の投稿記事(全体)
高い環境意識のもとに生まれたスタイリッシュなEV ボルボ史上最も小さなEVとして、2023年11月に日本導入されたのがEX30だ。 サイズでいえば全長4235×全幅1835×全高1550㎜なので、日本[…]
車中泊を安心して、かつ快適に楽しみたい方におすすめのRVパーク 日本RV協会が推し進めている「RVパーク」とは「より安全・安心・快適なくるま旅」をキャンピングカーなどで自動車旅行を楽しんでいるユーザー[…]
電動SUVが“旅の相棒”になる、新しいカタチ アウトランダーPHEVをベースにした「イーポップ」は、電動SUVの持つ走破性と静粛性をそのままに、快適な旅の空間をプラスしたキャンピングカーだ。最大の特徴[…]
首都高屈指の人気パーキングエリア「大黒PA」とは 神奈川県横浜市鶴見区に位置する「大黒パーキングエリア(大黒PA)」は、首都高速道路を利用するドライバーにとって重要な拠点だ。ベイブリッジや湾岸線など複[…]
原点回帰の先に生まれた、愛すべき弟分 新型「ランドクルーザー“FJ”」は、250シリーズに続く、ランクルの原点回帰を強く意識して開発されたモデル。「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」として信[…]