
日産は、2024年6月にマイナーチェンジして発売を開始した「ノート オーラ」がベースの「ノート オーラ NISMO」を2024年7月18日より発売する。
●まとめ:月刊自家用車編集部
駿足の電動シティレーサー
新型ノートオーラNISMOの開発コンセプトは、「駿足の電動シティレーサー」。NISMOロードカーが目指す「より速く、気持ち良く、安心して走れる車」という思想に基づく、レース技術のノウハウを活かした専用チューニングによる走行性能の高さや、空力性能とデザイン性が両立したスタイリングなどが特徴だ。
待望の4WDモデル NISMO tuned -POWER 4WDを設定
ノートオーラ NISMOの商品コンセプトをさらに昇華させるために、専用チューニングの「NISMO tuned e-POWER 4WD」を新たに設定。「オーラ NISMO」として初となる4WDモデルは、標準モデルに対してリアモーターの出力とトルクを向上。さらに、前後の駆動配分などの専用チューニングが施された。
出力が20%(50kW→60kW)、トルクが50%(100Nm→150Nm)アップ。4WDの緻密な制御でコーナリングの速さが向上。
これにより、さまざまなシーンにおいて旋回性能を向上させるとともに、雨天や雪道などの滑りやすい路面での高いライントレース性を実現。また、ステアリング操作に対するレスポンスの正確性を向上させ、少ない操舵でより速くクルマの向きを変えられることが可能に。コーナリング時の膨らみを抑え、安心感のある気持ちの良い旋回加速が実現された。
NISMO tuned e-POWER 4WD専用デザインのアルミホイール
NISMO tuned e-POWER 4WDには、専用デザインのアルミホイールが装着される。このアルミホイールは、ホイールハウスの内圧を低減するデザインにより、走行中にダウンフォースを発生させるなど、走行性能と空力性能の両方に貢献する。
ENKEI独自の「MAT工法」を採用。鍛造並みの強度を確保しながら、2WDのホイールより12%軽量化。
空力性能を追求したエクステリア
NISMO tuned e-POWERの設定に伴い、電動4WDの先進性と、高い空力性能を直感的に感じることができるデザインへと進化。
NISMO専用のフロントグリルは、冷却性能と空気抵抗の低減を両立するフラッシュタイプのデザインとし、ボディとの一体感を向上。グリル表面に施された硬質でモダンな印象のクリスタル・カットデザインは、光の移ろいによって美しく煌めく。
4WDモデルには、電動4WDのトラクションを4本のストライプで表現した専用フードデカールがオプションで設定された。
リヤバンパーもNISMO専用デザインとなっている。両端部に配されたエアスプリッターは、ボディサイドからの風を理想的に剥離し、エッジが重なって見えるレイヤード・ディフィーザーは床下からの風をきれいに流す形状になっており、空気抵抗の低減に寄与する。
ボディカラーには、NISMOロードカー共通のコミュニケーションカラーである「NISMOステルスグレー」をベースとした2トーンカラーをはじめ、7色が用意された。
NISMOチューニングのレカロシートにパワーリクライニング機能を搭載
運転席の標準シートにパワーシートを標準装備するとともに、よりスポーティさを求めるユーザーに好評な、メーカーオプションの「NISMO 専用チューニング RECARO スポーツシート」にパワーリクライニング機能を搭載。操作性が向上された。
NISMO 専用チューニング RECARO スポーツシート
電動パワーリクライニングスイッチ
ノート オーラNISMO 価格表
駆動 | エンジン | グレード | 価格(円) |
2WD | HR12DE-EM47 | NISMO | 307万2300 |
4WD | HR12DE-EM47-MM48 | NISMO tuned e-POWER 4WD | 347万3800 |
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