
フォルクスワーゲンジャパンは、7月3日に発表した新型「パサート」の価格を決定。全国の正規販売店で予約注文の受付を開始する。価格は524万8000~679万4000円。
●まとめ:月刊自家用車編集部
「ティグアン」「ゴルフ」「ゴルフヴァリアント」の3モデルも暫定価格を設定し、予約注文を開始
フォルクスワーゲンジャパンは、新型「パサート」の価格を決定し予約注文を開始するが、同時に「ティグアン」「ゴルフ」「ゴルフヴァリアント」についても暫定的に価格を取り決めて、全国の正規販売店で予約注文の受付を開始する。
なお、この3モデルについては今回案内する価格を上限として、今後、正式なメーカー希望小売価格を決定するとのこと。
各モデルの特徴、価格は以下のとおり。
新型「パサート」
ステーションワゴン専用モデルとなった新型「パサート」は、進化した「MQB evo」アーキテクチャーを採用し、「DCC Pro」や新型インフォテイメント「MIB4」を搭載して機能性を進化。ボディサイズを拡張し、後席の居住性がさらに向上したほか、日本のステーションワゴンとして最大級の積載能力を有する荷室など、様々な用途・ライフスタイルに適応するプレミアムステーションワゴンの機能性に磨きをかけている。
パワートレーンは気筒休止機構と48Vマイルドハイブリッド機構を備える4気筒1.5Lガソリンエンジン「eTSI」(FWD)と、2.0L TDIクリーンディーゼルエンジンにフルタイム4WDシステム4MOTIONを組み合わせた「TDI 4 MOTION」さらにプラグインハイブリッドモデルをラインナップ。
新型「ティグアン」
新型「ティグアン」は、進化版アーキテクチャー「MQB evo」の採用により、上級セグメントに採用される装備を採用、プレミアムSUVとしての魅力を向上させたことが特徴。
ボリュームセグメント初となる2バルブ独立制御式のアダプティブシャシーコントロール「DCC Pro」を採用することで、ダイナミックな走りと快適性の両立を、さらに高いレベルで実現している。
インフォテイメントは操作性とレスポンスを向上させた新世代「MIB4」を搭載し、15インチの大型タッチディスプレイも選択可能。従来のマトリックスヘッドライトは「IQ. LIGHT HD」へ進化し、繊細な制御が可能な片側19,200個の高精細なマルチピクセルLEDが、夜間走行をより快適になるようサポートする。
パワートレーンはティグアンとしては初となる気筒休止機構と48Vマイルドハイブリッド機構を備える4気筒1.5Lガソリンエンジン「eTSI」(FWD)と、日本でも人気の高い2.0L TDIクリーンディーゼルエンジンにフルタイム4WDシステムを組み合わせた「TDI 4MOTION」を導入する。
新型「ゴルフ」「ゴルフヴァリアント」
新型「ゴルフ」(ハッチバック)、「ゴルフヴァリアント」(ステーションワゴン)は、内外装をブラッシュアップし、日本初採用のイルミネーション付き「VW」エンブレムが精悍なフロントデザインを採用。
インフォテイメントシステムは最新の「MIB4」へと進化し、12.9インチ大型タッチディスプレイによる視認性と、演算処理の向上による地図スクロールなどのレスポンスが大幅に向上している。
パワートレーンは2種類の出力をもつ48Vマイルドハイブリッド4気筒1.5L eTSIエンジン(85kW/116PSまたは110kW/150PS)に加え、デュアルAdBlue噴射機構のツインドージングシステムを備えた2.0L TDIクリーンディーゼルエンジンをラインナップ。さらに「ゴルフ」には2.0L TSI(195kW/265PS)エンジンが搭載された伝統のスポーツグレード「GTI」が設定されている。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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