
ポルシェジャパンは、新型911カレラTの予約受注を開始した。価格は1865万~2114万円。
●まとめ:月刊自家用車編集部
911Tシリーズとしてカブリオレも初採用
ポルシェ911カレラTは、ターボ+6速マニュアルトランスミッションのみという特別なモデル。モデル名のTはツーリングを意味しており、現在はカレラとカレラSの間に位置するモデルシリーズと位置づけられている。今回クーペに加えてカブリオレも用意されるなど、選択肢の幅が広がったこともトピックスのひとつになっている。
フルバケットシートを備えた新型911カレラTの最軽量仕様は、軽量ウインドウや断熱材の削減、6速マニュアルトランスミッションにより、車両重量は1478kgを実現。911カレラより40kg以上の軽量化を達成していることも特徴。
6気筒のツインターボは、最高出力394PSを発揮
パワートレーンは3Lの水平対向6気筒ツインターボで最高出力は290kW(394PS)、最大トルクは450N・mを発揮。標準装備の6速マニュアルトランスミッションを介することで駆動力をリアアクスルに伝達する。シフトダウン時には、エンジンとギアボックスの回転数差を自動的かつ特別に補正するオートブリッピング機能を選択することが可能だ。
標準装備となるスポーツクロノパッケージを装着した場合だと、100km/hまでの加速はカレラTクーペは4.5秒、カブリオレでは4.7秒。最高速度は295km/h(カブリオレは293km/h)となる。
先代モデルに比べてパワーが向上したのに伴い、カレラのブレーキシステムも大型化され、ブレーキディスクの直径は350mm、フロントには6ピストン固定式キャリパーを装備。
トラックプレシジョンアプリを含むスポーツクロノパッケージを標準化やリヤアクスルステアリング、PASMアダプティブスポーツサスペンションなども標準装備されている。
アルミホイールは20/21インチのカレラS軽合金製ホイールを装着。フロントタイヤは245/35 ZR20、リアタイヤは305/30 ZR21となる。
車種 | トランスミッション | ハンドル | 価格 |
---|---|---|---|
911カレラT | 6速マニュアル | 右/左 | 1865万円 |
911カレラTカブリオレ | 6速マニュアル | 右/左 | 2114万円 |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
ナットの取り外しの基本を無視すると、トラブルの原因に… 整備作業においてボルトやナットの脱着は避けて通れない基本中の基本の作業。それだけに、ソケットレンチやメガネレンチの使用頻度は必然的に高まる。が、[…]
社内のエンスー達による趣味的な活動から始まったロードスターの開発 工業製品の商品企画は、マーケットイン型とプロダクトアウト型に大別できる。市場のニーズを調べつくして、「これこそがあなたの必要としている[…]
どんな車にも絶対ついているのがサンバイザー 車種を問わず、あらゆるタイプの車に装備されているサンバイザー。軽自動車でも高級車でも、オープンカーでも装着されていることが多い。サンバイザーは、その名の通り[…]
新型プリウスオーナーに朗報! 最新のフロントガラス周り事情に対応した内窓専用ワイパー 今回紹介するのは、内窓専用ワイパーの『エクスクリア360ワイパーフラット』。幅広いカー用品を展開するカーメイトから[…]
ネジはナメやすい! だからこそ、ちゃんとした外し方をマスター まず断っておきたいのが、本記事で紹介するテクニックは、自動車整備を前提にしている。それ以外のシチュエーションは想定していないのでご注意頂き[…]
最新の投稿記事(全体)
外装塗装の変更に伴い、価格改定も実施 今回実施される一部改良では、シビックRSやフリードに導入されている新たな外装塗料を採用。塗料に使用するクリア材を、従来のアクリルメラミン素材から、より機能が向上し[…]
コーティング剤が人気だが、ワックス派も確実に存在 簡単系コーティング剤は、カー用品店でも独立したコーナーが設けられるほど人気のジャンルだ。その立役者の1つが、シュアラスターのゼロウォーターだ。とは言う[…]
アウトランダーPHEVのコア技術を、専門の技術説明員が解説 三菱自動車ブースの主役は、2024年10月に大幅な改良を施し、市場に投入されたフラッグシップモデルのアウトランダーPHEV。リアル展示会のブ[…]
408&308で好評のボディカラー「オブセッションブルー」を採用 今回導入される「GT Obsession Blue」は、GTグレードに、2008初採用のボディカラー「オブセッションブルー」をまとった[…]
「カーボンニュートラル達成」「交通事故死者ゼロ」に対する具体的なアプローチ例を公開 今年の「人とくるまのテクノロジー展 2025」のホンダブースでは、究極の安全を目指すモビリティの未来像が具体的に提示[…]
- 1
- 2