今年を代表する一台を選ぶ「日本カー・オブ・ザ・イヤー」。先日、有識者やジャーナリスト達よる投票の結果、今年のトップ10が発表されたが、その10台を有識者やジャーナリストが試乗する、事実上の最終選考会ともいえる10ベストカー試乗・取材会が、千葉・袖ケ浦サーキットで開催された。
●まとめ:月刊自家用車編集部
まずは今年を代表する10台を選出、その中から投票でイヤーカーが選ばれる
日本カー・オブ・ザ・イヤーは、市販を前提として日本国内で(前年の11月1日より当年の10月31日まで)発表される乗用車の中から、年間を通じて最も優秀なクルマを選定し、そのクルマに日本カー・オブ・ザ・イヤーのタイトルを与え、その開発・製造事業者を称えることにより、一層の性能・品質・安全の向上を促すと共に業界発展と地球環境保護、交通安全に寄与することを目的に、1980年に創設された”日本を代表するクルマの賞典”だ。
その年を代表するクルマとなる「日本カー・オブ・ザ・イヤー」が日本メーカー車だった場合、海外メーカー車でもっとも多く得票したクルマに「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」が与えられ、さらに2つの部門賞、「デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー」、「テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー」が設けられている。
今年の日本カー・オブ・ザ・イヤー2024-2025の選考は、有識者ジャーナリストからなる59名を上限とした選考委員の投票によって行われる。
今年度のノミネーションは全31車。その中から10台の10ベストカーが選出され、その10台の中から、「10ベストカー取材会」での試乗や評価などを経て、二次選考を実施。
選考委員による最終選考投票は、2024年12月5日(木)の「最終選考会」にて行われ、イヤーカーが決定される。
10ベストカーは以下の通り(ノミネート順)
●スズキ株式会社:スズキ フロンクス
●トヨタ自動車株式会社:トヨタ ランドクルーザー 250
●本田技研工業株式会社:ホンダ フリード
●マツダ株式会社:マツダ CX-80
●三菱自動車工業株式会社:三菱 トライトン
●トヨタ自動車株式会社:レクサス LBX
●ビーワイディージャパン株式会社:BYD シール(SEAL)
●ヒョンデ モビリティ ジャパン株式会社:ヒョンデ アイオニック(IONIQ)5 N
●ビー・エム・ダブリュー株式会社:MINI クーパー
●ボルボ・カー・ジャパン株式会社:ボルボ EX30