
普段の洗車でちゃんと洗っているつもりでも、実は目が行き届いていないのが、ホイールの汚れ。複雑なデザインのものが多いため、つい汚れを見逃しがちなのも事実。そこで、ホイールをピカピカに仕上げるための洗車のコツを紹介しよう。
●写真/文:オートメカニック編集部
鉄粉やドロ、油などの汚れが蓄積されがちなホイール
普段の洗車で、ある程度洗えていると思っていても、実は、汚れを見落としがちなのがホイールだ。最近は、複雑な形状のものも多く、なかなか細部まで洗浄しにくいのも事実。だからといって放置すると、どんどんと汚れが蓄積されていき、あとで後悔することに…。
普段の洗車でつい見落としがちなホイールの細部の汚れ…。
そんな状況を打破するためにオススメしたいのが、ホイール専用のクリーナーだ。今回はその専用クリーナーを使用した上で、ホイールをしっかりと磨き上げるための、基本的なテクニックを紹介していこう。
頑固なホイールの汚れには、専用クリーナーの使用が効果的
今回使用したのは、ソフト99のホイールトニックトリガー400という、ホイール専用のクリーナー&コーティング剤だ(注:現在は廃盤。後継製品として「ディグロス ホイールトニック5.0」が販売中)。
ホイールトニックトリガー400[ソフト99]
※現在は廃盤。後継製品として「ディグロス ホイールトニック5.0」が販売中
この製品は、ホイールの汚れをしっかりと落としつつ、同時に質感を向上させる光沢、撥水コーティング被膜を形成するというスグレモノだ。
まずは、水でホイールの砂やドロを落としていく
では、このホイール専用クリーナー&コーティング剤の作業工程を説明していこう。まずは、ホイールにホースなどで勢いよく水をかけて、表面のドロや砂などをしっかりと洗い流していこう。
ホイールに勢いよく水をかけてドロや砂を落としていく。
ドロや砂を洗い流したら、クリーナーをスプレーして洗浄
ホイールのドロや砂が落とせたら、クリーナーをホイール全体にスプレーする。この際、スプレー前にボトルをよく振って薬液を撹拌させておこう。全体にスプレーできたら、専用のスポンジで擦って汚れを浮かせる。
クリーナー&コーティングの液剤をホイール全体にスプレー。
専用スポンジは、細長い形状なので、ホイールの奥や裏の方など、普段、手入れが行き届いていない場所も洗浄できる。また、スポークやエアバルブなど入り組んだ部分は、洗浄漏れが起きやすいので、入念に作業を行おう。
専用のスポンジで隅々までしっかりと擦り上げていく。
ムラなくスポンジで擦れたら、水ですすぐ。この瞬間が気持ちいい〜!
付属の専用スポンジで、ホイールの隅々まで擦ったら、最後に水でしっかりと液剤を洗い流そう。このとき、ホイールの裏などに液剤がのこらないよう注意。あとは、水滴を拭き上げて作業完了! 洗浄&コーティングで、ピカピカなホイールに仕上がった。
液剤が残らないように水で洗い流そう。
コーティングの効果で、水アカなどの汚れがつきにくくなり、ホイールの光沢感が持続することが期待できる。が、美しいホイールを維持するためには、定期的に洗浄&コーティングでケアした方が良いだろう。
最後に水滴を拭き上げて作業完了。
雨の日が続き、そろそろホイールの汚れがきになる頃。そろそろ梅雨明けも見えてきたので、このタイミングで愛車の足元をチェックしてみてはいかがだろうか?
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