ここ数年で急激に人気の高まっているアイテムがポータブル電源だ。あらかじめ充電をしておけばどこでも電気製品を使用できるのが人気の理由。車中泊やキャンプ、アウトドア時はもちろんのこと、災害時の停電時などでも活躍するため、重要が増えている。そこで、カーオーナーにもオススメのモデルを紹介しよう。
●文/写真:浜先秀彰 ●まとめ:月刊自家用車編集部
信頼性の高いブランドで、安心して使用できる
昨今、様々なメーカーやブランドからリリースされる、大容量ポータブルバッテリー。amazonなどをチェックしてみると、見たことのないブランドも多数あるという印象を持つかも知れない。
今回紹介するのは、JVCケンウッドがリリースする充電式ポータブル電源「BN-RK600-B」だ。JVCケンウッドと言えば、日産の電気自動車リーフのバッテリーをリユースしたポータブル電源などもリリースしており、信頼性も折り紙付き。また、ポータブル電源で有名なブランドジャクリと業務提携をしている点でも注目されている。
【JVCケンウッド・BN-RK600-B】
買い求めやすいリーズナブルな価格帯ながら、大容量&高機能を実現したモデル。
レジャーでの使用だけでなく、災害時での活用も期待しているのであれば、やはり、信頼度が高く、安心して使えるブランドを選びたいというのは当然の心理だ。その点この、充電式ポータブル電源BN-RK600-Bは、様々なシチェーションで安心して使用できるモデルとして評価が高い。
大容量かつ高機能で、様々な用途で活躍するJVCケンウッドのポータブル電源BN-RK600-Bの詳細を見ていこう。
電池残量がわかり使いやすい
BNK-RK600-Bは、多目的用途万能型と位置付けられており、626Wh/174,000mAhの容量を持つポータブル電源だ。前面には家庭用の100Vコンセントが2口、USB端子が3口(いずれもタイプA)、自動車用アクセサリーソケットが1口設けられ、身のまわりの電気製品を接続できるようになっている(出力500W)。
例えば、冬場の車中泊で電気毛布を使いたいときやポータブル冷温庫などを使うのにも便利で、もちろんキャンプやアウトドアでも活用できる。地震などの災害による停電時でも活躍してくれる。
使い勝手がとてもよく、使いたい接続口の上のスイッチを押すだけで利用できる。電池残量は数値でわかりやすく表示。充電は家庭用コンセントだけでなく車両のアクセサリーソケットからもできるのでドライブ中の充電もOKだ。
操作が簡単で使いやすいのも特徴
JVCケンウッドのBNK-RK600-Bには、バックライト付きの液晶表示が装備されており、入出力の状況やバッテリー残量がわかる。また、使用したい接続口の上のスイッチを押すと出力電源がONになる。LEDランプも点灯するのでわかりやすい。
家でもクルマでも充電できる
大容量とは言え、本体の充電方法は気になるところ。BNK-RK600-Bには付属品として、家庭用とクルマ用の2種類の電源ケーブルが用意されているので、自宅はもちろんクルマでも充電が可能だ。また、ソフトタイプのキャリングケースも付属する。
アウトドアなどでの使用もOK!
上部に折りたたみ式キャリングハンドルを装備するため持ち運びやすいのも特徴で、重量は6.5kgとなっている。キャンプなどのレジャーでも利用できる場面が多い。手元にあれば災害時にも心強いだろう。
様々な機器に対応する豊富なアウトプット
BNK-RK600-Bは、各種用途に応じて使用できる豊富なアウトプットを備えている。まず、コンセントは家庭用と同じ正弦波で家電品を安心して使える。電気毛布は約8時間利用可。USB対応機器を一度に3台まで接続ができ、スマホやタブレットなどモバイル機器の活用に最適だ。
また、クルマ用の機器が接続できるDC12Vソケットも装備するので、車外でポータブル型ナビを使うことも可能。