
全国各地で開催されたキャンピングカーショーやアウトドアイベントには注目車両が多数展示されている。しかし、なかなかイベントに出向くことができない方も多いのではないだろうか。そこで本記事では、各イベントで展示されていた車両を紹介しよう。今回は最強クラスの機能を詰め込んだダイハツ・アトレーがベースのキャンパーをご覧あれ。
●文:月刊自家用車編集部
ベース車両はダイハツのアトレー
ベースとなる車両はダイハツのアトレー。
燃費が良く小回りの効く軽自動車でありながら、車内スペースが広く、多くの荷物も積み込める人気の車だ。
各種スイッチをはじめ、適切な位置にそれぞれが配されたインパネまわりは使いやすさ重視。インテリアも全体的に飾らない雰囲気に親しみが持てる。そして何より軽自動車とは思えない広い荷室が特徴的だ。
見えないけれど重要な性能
車内はフラットシートがメインとなったレイアウト。非常にシンプルだが、断熱、空調ともに非常に強力で、最強クラスの性能を備えている。
特に断熱に関しては天井トリプル断熱、運転席助手席ドア断熱、スライドドア断熱、リアサイドパネル断熱リアクォーター窓断熱、リアハッチ断熱、床断熱塗装とこだわりの強さを感じる。
左右には棚と引き出しが設置してあり、収納力は抜群。また、木目調の棚に見えるが実はクーラー仕舞い込まれている。完全収納式のクーラーなので「とりあえず設置しました」感がなく、見た目もグッド。さらにヒーターに関しては床下に格納されている。
棚の側面にはリモコンなどを入れられるスペースと有孔ボードが設置されている、小さいながら便利なポイントだ。
フラットスペースは広々としており、大人2名分の就寝スペースを確保することができる。マットを外せば簡単にシートが持ち上がり走行モードに早変わり。30秒もあれば余裕を持ってモードチェンジ可能だ。
ルーフにはソーラーパネルが設置されており、電力を使いがちな家電があっても気兼ねなく使用することができる。
ルーフキャリアにはソーラーパネルも設置されている。
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