
全国各地で開催されたキャンピングカーショーやアウトドアイベントには注目車両が多数展示されている。しかし、なかなかイベントに出向くことができない方も多いのではないだろうか。そこで本記事では、各イベントで展示されていた車両を紹介しよう。今回は走るミニオフィスかと思うようなホンダ・N-VANがベースのキャンパーをご覧あれ。
●文:月刊自家用車編集部
ベース車両はホンダN-VAN
ベースとなる車両はホンダのN-VAN。積載性を重視した作りである一方で、最新のNシリーズらしい走りの質の高さが特徴だ。
N-BOX(2代目)譲りのプラットフォームやパワートレーンを採用しているため、走行性能や乗り心地が大きく向上している。
助手席側のセンターピラーを廃しているため、サイドからの乗り降りや積み込みが非常にラクな点も見逃せないポイントだ。
仕事部屋にもちょうどいい
ホンダ・N-VANの魅力はセンターピラーのない、ビッグな大開口ドアだ。さらに低い床は大容量の空間を実現しているだけでなく、乗り降りや荷物の積載も楽々にする。
そんな大開口ドアから見えるのはフラット化された助手席。フラット化しなくてもテーブルモードとして助手席をアレンジすれば、運転席・フラットスペース両方からアクセスしやすい荷物置き場になる。
助手席部分もフラットにすることで、荷物をより多く積むことができる。
後部スペースは、まるでオフィスかと思うようなワークスペース。ノートパソコンを載せてもゆとりのあるテーブルは跳ね上げ式で収納可能。棚も設置されているのでハードディスクなどパソコン関連の機器を設置しても良いだろう。
車内後部はワークスペースとなっている。
椅子は高すぎず低すぎない、ちょうど良い高さで座面だけでなく背面にもクッションを装備。必要のないときはテーブル同様に収納できるので、フルフラット空間で休憩することもできる。
旅先で仕事は…という考えは古いのかもしれない。いつでもどこでも作業ができるのはビジネスマンにとっては大きなメリットかもしれない。旅系YouTuberさんは走るオフィスとして1台確保してみてはいかがだろうか。
フロア部分は荷物の積載スペースとしては十分な広さとなっている。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
熱い期待を受けて登場したスバル360の後継モデル 1969年8月にデビューした「R-2」のキャッチコピーは「ハードミニ」。やわらかい丸みを帯びたデザインは当時の軽自動車市場の中にあっても個性を感じさせ[…]
サイドソファとスライドベッドがもたらす“ゆとりの居住空間” 「BASE CAMP Cross」のインテリアでまず印象的なのは、左側に設けられたL字型のサイドソファと、そのソファと組み合わせるように設計[…]
ベッド展開不要の快適な生活空間 全長5380mm、全幅1880mm、全高2380mmという大型バンコンでありながら、その中身は大人二人、あるいは二人+ペットでの旅にフォーカスされている。7名乗車・大人[…]
初代レパードは、日本国内向けの高級GTとして誕生 1986年に発売された「F31系」のレパードは、「レパード」としては2代目のモデルになります。 初代の「レパード」は、北米市場向けモデルの「マキシマ」[…]
快適性を追求した軽キャンの完成形 「ミニチュアクルーズ ATRAI」は、岡モータースが長年にわたり築き上げてきた軽キャンパー製作のノウハウを、現行アトレーのボディに惜しみなく注ぎ込んだ一台である。全長[…]
最新の投稿記事(全体)
温もりと強さを両立したリアルウッドの家具 2010年に登場したファーストモデルから数えて十数年。ユーザーの声を反映しながら細部を改良し続け、今やシリーズの中でもひときわ特別な存在となっているのが、この[…]
40年というこれまでの実績をフルに反映した「バカンチェス ダイネット40」 バカンチェスシリーズなど、人気のキャンピングカーを手掛けるリンエイプロダクトが、40周年を記念したモデルをリリース。「ふたり[…]
魂動デザインの進化に加え、装備機能の充実ぶりも期待できそう 現行型のCX-5は2017年に発売され、すでに8年が経過している。すでに国内でも次期型の登場は噂になっており、編集部が販売店に取材したところ[…]
初代レパードは、日本国内向けの高級GTとして誕生 1986年に発売された「F31系」のレパードは、「レパード」としては2代目のモデルになります。 初代の「レパード」は、北米市場向けモデルの「マキシマ」[…]
人気のメーカーオプションが一部グレードで標準装備化 今回の改良では、人気のメーカーオプションが一部グレードで標準装備化されることで、商品力を強化。 具体的には、Xグレードを除く全グレードにETC2.0[…]