
全国各地で開催されたキャンピングカーショーやアウトドアイベントには注目車両が多数展示されている。しかし、なかなかイベントに出向くことができない方も多いのではないだろうか。そこで本記事では、各イベントで展示されていた車両を紹介しよう。今回は4人寝られる広さが自慢のスズキ・エブリイがベースの軽キャンパーをご覧あれ。
●文:月刊自家用車編集部
ベース車両はスズキのエブリイ
ベースとなる車両はスズキのエブリイ。燃費の良さや、運転のしやすさが際立つ軽自動車であるにもかかわらず、広い車内空間を誇る人気車だ。軽キャンパーのベース車両に採用されることも多く、キャンピングカー系のイベントでは多く見かけるのは人気の証拠。
シンプルでコンパクトな外観は、キャンプに限らず街乗りでも自然な印象だ。そもそも荷物の積み降ろしのしやすさを考慮して設計されているので、アウトドアなどにはベストな軽自動車のひとつだ。
インテリアもスッキリとまとまっており、インパネは誰でも使いやすいデザインとなっている。7インチディスプレイオーディオも見やすく使いやすい。
シンプルで広い車内
車内はシンプルにフラットシートがメインとなったレイアウトになっており、奥行き最大198cmと大人が足を伸ばしても余裕がある広々とした空間になっている。横幅も最大126cm確保されているので、2人が就寝するには十分な広さ。
バックドア側から見た車内。
車内にはテーブルを設置することができるので、食事やリモートワークなんかにも対応可能。テーブル自体は取り外して収納できるので「ちょっと邪魔だな…」という状況にはならない。小窓のついた棚も設置されているので、荷物も容易に収納することができる。
そして何より目を引くポップアップルーフを展開すれば、大人2名分の就寝スペースを確保することができる。軽自動車の中で直立しても天井にあたまをぶつけないのは、なかなか体験できるものではない。圧巻の広さは軽自動車とは思えない。
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