
海外ブランドタイヤの直輸入で有名なAUTOWAY(オートウェイ)。東京オートサロン2025ではその取り扱いブランドごとにブースコンパニオンを配置するなど、かなり積極的なプロモートを行っていた。ここではAUTOWAYが推す、今年の注目銘柄をチェックします。
●文/写真:松永和浩(月刊自家用車編集部)
- 1 海外ブランドタイヤ直輸入で名を馳せたオートウェイ。ブースでは最新銘柄をアピール
- 2 FINALIST 595EVO:14インチから20インチまで豊富なサイズが選べるスポーツタイヤ
- 3 CEAT SportDrive SUV:ウェットも強い、ハイパフォーマンスSUVタイヤ
- 4 HIFLY TIRES eHF501:コンフォート寄りの先進エコタイヤ
- 5 OTANI KC1000:22インチも選べる最新プレミアムタイヤ
- 6 DAVANTI ECOURA HP1:エコタイヤでありながらウェットシーンも得意
- 7 MINERVA ALL SEASON MASTER:コストパフォーマンスに優れたオールシーズンタイヤ
- 8 NANKANG AS-3:ナノマテリアルを使用したトレッドコンパウンドを採用
- 9 オートウェイは海外ブランドのタイヤを直輸入し、通販を通じて販売
海外ブランドタイヤ直輸入で名を馳せたオートウェイ。ブースでは最新銘柄をアピール
海外ブランドタイヤでお馴染みのAUTOWAY。中国や東南アジアで生産される海外ブランドタイヤは、こなれた価格もあって注目しているユーザーも多いでしょう。
AUTOWAYのブースコンパニオン。
AUTOWAYで扱う輸入ブランドの製品は、ヨーロッパで設計開発/生産をアジア圏で行う銘柄も多く、価格&性能のバランスの良いタイヤを見つけることができます。ここではまず7つのブランドのアピールポイントを紹介していきます。
FINALIST 595EVO:14インチから20インチまで豊富なサイズが選べるスポーツタイヤ
FINALIST 真木しおりさん
「FINALIST」の595EVOは、ユニークなツーインワン連続パターンのトレッドが特徴のスポーツタイヤ。14インチから20インチまで豊富なサイズが選べることも魅力ですが、2023年より台湾大手グローバルブランドNANKANG(ナンカン)グループの一員になったFEDERAL(フェデラル)が設計製造を担当していることもあって、グリップ性能や高速安定性にも定評があることで人気があります。また断面形状が低くなるロープロファイル中心のラインナップということもあって、ドレスアップのチョイスとしても見逃せない1本といえるでしょう。
そんなFINALISTを紹介してくれたのは真木しおりさん。真木しおりさんは、スーパーGTでGT500クラスのARTA GALSとして2024年まで6年間という長きにわたり継続を続けています。また、格闘技のRIZEのラウンドガール「R-1SE Force」としても活躍中です。さらに驚きなのが、モデルやレースアンバサダーとしての活動がない平日は、なんと10tトラックのドライバーとして働いているという異色の顔も持っています。
CEAT SportDrive SUV:ウェットも強い、ハイパフォーマンスSUVタイヤ
CEAT 日南菜々さん
「CEAT」はインドで1958年に設立されたという老舗ブランドのひとつ。1993年にはヨコハマタイヤと提携を結ぶなど、確かな技術を持つメーカーです。CEATのタイヤは、スズキ/フォルクスワーゲン/プジョー/ルノー/ヒュンダイなど、多くの自動車メーカーの新車装着タイヤとしても採用されているそうです。
そんなCEATで注目したいのはSportDrive SUV。この銘柄はウェットトラクション性能を追求したウルトラハイパフォーマンスSUVタイヤで、左右非対称のトレッドパターンにツインショルダーブロックを採用することで、コーナリングでもしっかりとした安定感を生み出すほか、SUV特有のふらつきも低減するという特徴があるそうです。
そんなCEATを紹介してくれた日南菜々さんは、元臨床検査技師という経歴を持つそうで、今年からコンパニオンなどの活動を始めたばかりとのこと。人前に立つ仕事なので少しドキドキしていると微笑んでくれました。
HIFLY TIRES eHF501:コンフォート寄りの先進エコタイヤ
HIFLY TIRES 天野ちよさん
「HIFLY TIRES」は、確かな品質とコストパフォーマンスのバランスの良さで北米やヨーロッパで人気を博しているタイヤブランド。このeHF501はエコ性能を重視したタイヤで、転がり抵抗を低減させることで低燃費性能を追求しているとのこと。対象となるのはEVやハイブリッド車などの先進環境モデルですが、コンフォート寄りの銘柄なので、ガソリン車に乗っているユーザーにもオススメとのことでした。
HIFLY TIRESを紹介してくれた天野ちよさんは、2024年11月にDVDをリリースしたグラビアアイドル。2020年まではレースアンバサダーとしても活躍していたそうです。
OTANI KC1000:22インチも選べる最新プレミアムタイヤ
OTANI 後藤佑紀さん
「OTANI」はタイで1964年に創業したタイヤブランド。乗用車用はもちろん、トラック/バス/トラクターなどのタイヤも製造する総合タイヤメーカーです。このKC1000は、静粛性/乗り心地/ドライ&ウェットでの高いグリップ性を両立したプレミアムラインのタイヤとのこと。22インチも設定されているので、ラグジュアリーセダンなど大径タイヤを採用しているクルマにもオススメできるとのことでした。
OTANIを紹介してくれた後藤佑紀さんは、2024年のスーパーGT GT300クラスの2号車 muta Racing GR86 GTを応援するmuta Racing fairiesとして活躍していましたが、昨シーズン最後にレースアンバサダーを引退することを発表。今後は現在修行中というフォトグラファーの道へ進んでいくとのことです。
DAVANTI ECOURA HP1:エコタイヤでありながらウェットシーンも得意
DAVANTI 織田真実那さん
「DAVANTI」はイギリスのタイヤブランドで、コストパフォーマンスの良さに定評があります。中国で製造することで価格を抑えたほか、走行可能距離を長くするロングライフにもこだわりを持っているブランドです。このECOURA HP1(エコウラ エイチピーワン)は、転がり抵抗の少ないエコタイヤ。省燃費性能を重視しながら、非対称パターンを採用することで高いウェットグリップ性能を持っていることが特徴です。
DAVANTIを紹介する織田真実那さんは、スーパーGTとスーパーフォーミュラでKONDO Racing Teamを応援するリアライズガールズとして活躍していました。日本レースクイーン大賞2022で大賞を受賞するなど輝かしい経歴も持っています。
MINERVA ALL SEASON MASTER:コストパフォーマンスに優れたオールシーズンタイヤ
MINERVA 風間そらさん
「MINERVA」はベルギーのタイヤブランド。1992年にコンチネンタルタイヤのブランドのひとつとして始まっており、現在では世界50か国で展開しています。ヨーロッパで開発設計を行い中国で生産することにより、コストパフォーマンスに優れたタイヤを送り出しています。このALL SEASON MASTERは、冬の長いヨーロッパで年間を通して履き続けられるオールシーズンタイヤで、積雪路からウェット/ドライとあらゆる路面で高いグリップ性能を確保しているそうです。
MINERVAを紹介する風間そらさんは、スーパーGT GT500クラスの23号車 MOTUL AUTECH Zを応援するNISMOアクアテックガールとして活躍しています。現在20歳の大学生で、MISS CIRCLE CONTEST 2024では審査員特別賞とmodelpress賞を受賞するなど、将来が大いに期待されています。
NANKANG AS-3:ナノマテリアルを使用したトレッドコンパウンドを採用
NANKANG 村上楓さん
「NANKANG」は、1959年創業の台湾でもっとも歴史の長いタイヤメーカー。日本でも馴染みあるブランドで、世界的にも高い評価を得ており、数々の国際的な賞も獲得するほどの高品質を誇っています。このAS-3(エーエススリー)は、ナノマテリアルを使用したトレッドコンパウンドを採用することでトータル性能に優れることが特徴。ウェットグリップ性能にも強さを見せるプレミアムタイヤになります。
NANKANGを紹介する村上楓さんは、スーパーGT GT300クラスの31号車 apr LC500h GTを応援するapr Victoriaとして活躍。格闘技RIZEのリングガールである「R-1SE Force」としても活躍しています。
オートウェイは海外ブランドのタイヤを直輸入し、通販を通じて販売
AUTOWAYブース 松田蘭さん
海外ブランドのタイヤを直輸入し通販という流通で全国に販売するAUTOWAY。全国の各都道府県にタイヤ取り付けを行う工場やショップと提携しているため、その工場にタイヤを直送して取り付けることも支持される理由のひとつ。提携している取付工場では、取付工賃も他店に比べて安く設定されている場合が多く、取付まで含めてトータル的にタイヤのコストを抑えることが可能といいます。
そんなAUOTWAYブースを紹介してくれたのが松田蘭さん。松田蘭さんは、日本レースクイーン大賞2023でグランプリを受賞したトップレースクイーン。2021年から2024年までスーパーGTのZENTsweetiesとして4期連続で活躍。また東京オートサロンのイメージガールであるA-classを2022年から2024年まで3期連続で務めています。
AUTOWAYブース 松田蘭さん
レースアンバサダー等の仕事のきっかけとなったのが、東京オートサロン2018でのAUTOWAYブースだったそうです。今回のAUTOWAYブース出演は、まさに里帰りと言えるでしょう。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
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