
5ドア仕様の「ノマド」登場で、再び注目度が爆上がりしたジムニー。TVキットなど人気のアフターパーツを供給するデータシステムでも、使い勝手をより高めてくれるジムニー用ユーティリティアイテムを多数リリースしており、そのどれもが発売以来大人気だという。今回は、再注目されているジムニー用にライナップされているカメラキットを紹介しよう。純正パーツ並みにさりげなくユーティリティアップできるアイテムなのだ。
●文:月刊自家用車編集部
純正スタイリングと親和性のあるデザインの採用で、さりげなく装着&死角なしで安全性アップ!
ジムニーは、全長3395mm/全幅1475mmとサイズ寸法こそ小柄だが、SUV特有の運転感覚は注意が必要。とくに助手席側は想像以上に死角があって、「運転に気を使ってしまう」という声も…。そんな死角の不安を解消してくれるアイテムとして人気が高いのが、データシステムのサイドカメラキットだ。同社では幅広い車種に対応製品を用意しているが、ジムニーにもサイドカメラキットを含め、3つのカメラ製品を用意している。
いずれも広角かつ優れた解像感を持つことで、見えにくい死角を潰してくれるのが魅力。見通しの悪い十字路や駐車場など街中での活躍はもちろんのこと、狭い林道や荒れた岩場でも、安全に走らせることができる。さらに純正スタイリングと親和性のあるデザインを採用していることも、ポイントのひとつ。スマートな設計を用いることでフィット感は抜群。ジムニーのイメージを損なうことなく、機能アップを実現しているのだ。
車種別サイドカメラキット:サイドビューの不安を一発解消
【角度調整式カメラ:SCK-104J3K(ジムニー/ジムニーシエラ共通)】ジムニーは、車両感覚を掴みやすいクルマだが、SUV特有の死角が生まれてしまうのは変わらない。とくに助手席サイドは泣きどころになるが、このサイドカメラキットを装着すれば、ナビ画面に映像を表示可能。狭い林道などでの車幅の確認や車庫入れなどで重宝できるはずだ。●価格:2万3980円
カメラ映像は、ナビシステムのディスプレイに表示できるほか、別売りディスプレイを追加すれば、サイドビューを常時表示することも可能。
サイドカメラユニットは、助手席側サイドミラー基部に装着。車種別設計のカバーが付属するため、見た目もすっきりとしている。カメラの角度を調整できる製品もラインナップ。
ハイマウントリアカメラキット
高い位置から後方の視界を大きくカバー
【RCK-91J3(ジムニー/ジムニーシエラ共通)】カメラユニットは、リアウインドウ上部にあるウォッシャーノズル部に取り付ける製品。一般的なリアカメラと比べると高い位置に設置できるため、とにかく見やすいことが魅力。障害物の把握や距離感が掴みやすくなる利点は大きいだけにオススメの製品だ。●価格:2万7280円
純正ウォッシャーノズル部に装着するタイプ。ウォッシャー液がかかりにくい位置に装着されたカメラは角度の調整も可能。
純正リアカメラとハイマウントリアカメラキットとの比較。純正カメラに比べ、画像の歪みも少なく見やすい。高い位置から見下ろした画像になるため、障害物との距離感が分かりやすいことはメリット。
オリジナルフロントグリル(カメラ内蔵タイプ):ドレスアップパーツにカメラ機能をスマートにプラス
【AER464-G1(ジムニー/ジムニーシエラ共通)】横ルーバー加飾のフロントグリルに、カメラ機能をプラス。純正とは異なるイメージで、ドレスアップパーツとしても優秀。カメラレス仕様(4万4000円)も選ぶことが可能だ。両タイプとも無塗装FRP製なので、装着時には塗装が必要になる。●価格:5万5000円
エンブレムフロントカメラキット:純正フロントグリルに対応。スマート装着が魅力
【FCK-76JS3(純正フロントグリル用)】純正フロントグリルに装着が可能なフロントカメラキット。エンブレム下に装着するタイプなので、さりげなくユーティリティアップができるのが魅力。
超人気の新型ジムニーノマドへの対応は?
データシステムによると、既存のジムニー対応製品のノマドへの適合は、実車で確認ができ次第アナウンスするとのこと。ノマドはホイールベースが延長されたことで、シエラに比べると死角が増加しているだけに、各種カメラの装着はより効果的だろう。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ジムニー)
普段はコンパクトに収納、車に常備しておくのもアリ! 乗り物に関するグッズを多数展開するブランド「CAMSOP(キャムショップ)」が、人気のジムニーをモチーフにした便利なアイテムをリリースしたので紹介し[…]
ミラー上部にジャストフィット! 純正パーツのようにハマる高性能デジタルランドメーター 様々なカー用品をリリースするカーメイトから、新たにリリースされた高性能ランドメーターを紹介しよう。このアイテムは、[…]
ロングホイールベース化された5ドアジムニー ジムニー ノマドの最大の特徴は、ホイールベースを従来より340mm延長し、5ドア化した点にある。全長3,890mm、ホイールベース2,590mmという寸法は[…]
“万能軽四駆”という企画は、一発逆転を目指した弱小メーカーから生まれた クルマの開発には大金がかかる。たった1枚のドアを開発するだけで、そのコストは億単位になるという。いかに自動車メーカーが大企業でも[…]
カスタマイズカーの祭典「東京オートサロン」で見つけたユニークな車両 2025年1月10〜12日に、千葉県・幕張メッセで開催された東京オートサロン2025。カスタマイズカーが多数展示される同イベントは、[…]
最新の関連記事(データシステム)
ジムニーのイメージを損なわない、抜群のフィット感が嬉しい 今年1月に鳴り物入りで発表されたスズキのジムニーノマドは、その圧倒的な人気で自動車業界に大きなインパクトを与えた一台。発表からわずか4日間で約[…]
クルマのUSBポートに接続するだけで、YouTube動画などを楽しめる カーエンターテイメントアダプター「U2KIT CEA950」は、クルマのUSBポートに接続するだけで、手軽に高度な車内エンターテ[…]
エンブレムフロントカメラキット(WR-V用) エンブレムカバーにスマート装着&ワイドカメラで前方視界も良好 見通しの悪い交差点や細い路地で「あと少しだけ前方視界が確保できれば…」と感じることもあるだろ[…]
Data System デジタルルームミラー(DRM6030) 付属する専用カメラはソニー製センサーを採用 今回取り上げるデータシステム「DRM6030」は、11V型サイズのルームミラーモニターに、フ[…]
走行中の車内エンタメが格段に向上する! 最近のトヨタのクルマは、通信連携対応機能を備えるディスプレイオーディオが標準のモデルが増えているが、ここで紹介する「TV-KIT」シリーズを装着すると、走行中の[…]
人気記事ランキング(全体)
全方位型のツインタイプの小型ファン 先日、ヘッドレストに装着するタイプの扇風機を愛車に導入したのだが、ファンとしてはオーソドックスな丸型タイプの扇風機も使う機会があったので、便利そうな2種を紹介してい[…]
前席は快適でも、後席は意外と暑くて不快な場合も… まだまだ強い日差しが照りつけるこの季節、車内の冷房の稼働は必須と言える。クルマに乗り込んで、涼しい風に当たって「はぁ〜涼しい…」と、ひと息ついていると[…]
東洋工業(マツダ)は、戦後復興に貢献した3輪トラックのトップメーカーだった プロ野球チーム広島東洋カープは、かつて野武士集団とも形容された個性的な市民球団だ。その歩みは長く、球団オーナーを務める松田家[…]
標準ボディで実現する扱いやすさと快適性 レグラス プロの大きな特徴は、ハイエースの標準ボディ・標準ルーフを採用している点にある。全高が抑えられているため立体駐車場や一般的な駐車場にも収まり、街乗りや買[…]
2人旅に特化したゆとりある空間 TR540S Joinの魅力は、まず「2人旅に特化」と割り切った設計にある。就寝人数を2名(乗車人数は5名)に絞ったことで、車内レイアウトに余裕を生み出し、広々としたダ[…]
最新の投稿記事(全体)
初期モデル 高嶺の花だったマイカーという夢を、現実のものにした立役者 今では日本人にとって欠かせない足となっている軽自動車の規格は、1955(昭和30)年に全長3m、全幅1.3m、排気量0.36L以内[…]
オートサロン2025で披露された注目バージョンが市販化 2020年に発売が始まったGRヤリスは、走りに直結するさまざまな改良を頻繁に行うことでも有名なモデル。それだけメーカーのこだわりが強いことをユー[…]
BYD初のステーションワゴン 世界初公開された、新型ハイブリッド車「BYD SEAL 6 DM-i TOURING」は、BYD初のステーションワゴンであり、同社が独自に開発したプラグインハイブリッド車[…]
乗用ミニバンの優れた居住性と走行性に車中泊のための快適機能をプラス メティオのラクネルシリーズはバンコンから軽キャンパーまで様々なタイプの人気モデルがそろうが、今回紹介するラクネル ステイ•スイートは[…]
東洋工業(マツダ)は、戦後復興に貢献した3輪トラックのトップメーカーだった プロ野球チーム広島東洋カープは、かつて野武士集団とも形容された個性的な市民球団だ。その歩みは長く、球団オーナーを務める松田家[…]
- 1
- 2