
時代とともに、カーナビに求められる機能も変化してきた。その使いやすさから、いつの時代も多くのユーザーから愛されてきた「楽ナビ」が、2025年5月に新型13機種の発売を公表。オンライン機能を充実させた最新の「楽ナビ」を紹介しよう。
●文:月刊自家用車編集部
日本製の安心感、そして直感的に使えるユーザビリティで支持される「楽ナビ」シリーズ
パイオニアの楽ナビシリーズは、直感的に操作できる親しみやすさから、多くのユーザーが愛用するモデルだ。時代とともに、カーナビに求められる機能も変化してきたが、そのニーズを商品に反映させ、使いやすさを追求することで多くの指示を得てきたのが楽ナビシリーズとなる。また、日本製ならではの高い品質で、満足度の高いクオリティを実現している点も、支持される要因の1つと言えるだろう。
車内Wi-Fiスポット機能を搭載
2025年5月発売となる新しい楽ナビシリーズの特徴の1つに、車内Wi-Fiスポット機能の搭載が挙げられる。ネットワークスティック(同梱もしくは別売り)を接続することで、スマホやタブレット、ゲーム、動画配信サービスなどを、車内で快適に楽しむことができる仕様となっている。
また、スマートフォンなどをミラーリング接続すれば、HD画質の映像コンテンツを楽ナビの大画面で楽しむことも可能だ。もちろん、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応する。
新「楽ナビ」13機種ラインナップ
新しい楽ナビシリーズの主な特徴
では、新しい楽ナビシリーズの主な特徴を見ていこう。
特徴① オンライン機能の充実で、車内エンタメをより楽しく、快適に!
通信会社のドコモが提供する「docomo in Car Connect」に対応、ネットワークスティックを接続することで楽ナビ事態がWi-Fiスポットとなり、通信量を気にせず動画や音楽、ゲームなどのコンテンツを楽しむことができる。
また、楽ナビを各種デバイスをHDMI接続すれば、カーナビ本体や後席モニターなどの大画面でコンテンツを楽しむことができる。ちなみに、ネットワークスティック同梱モデル(-DCモデルには、「docomo in Car Connect」の1年間の無償使用権(13,200円分/税込)が付いている。
特徴② Apple CarPlay・Android Autoに対応
新しい楽ナビは、手持ちのスマートフォン(iphoneやAndroid)との接続にも対応。Apple CarPlayやAndroid Autoが利用できる。ちなみに、Apple CarPlayに関しては、ワイヤレス接続にも対応しているため、乗車すればそのままシームレスに同サービスを利用できる。
特徴③ 使用頻度の高い機能をスムーズに呼び出せる「Doメニュー」
新しい楽ナビは、利用する頻度が高い機能を素早く、直感的に操作できるユーザーインターフェース「Doメニュー」を採用する。「お出かけ検索(オンライン)」や「ダイレクト周辺検索」、「ショートカットキー」など、必要な機能に迷わずにアプローチできる機能の採用は、ユーザビリティを追求し続けてきた楽ナビならではの特徴と言える。
特徴④ ナビ本来の機能として分かりやすい表示を徹底追求
カーナビとしての本来の機能であるナビゲーション機能も、さらに洗練度を増している。交差点までの残り信号数をカウントダウンしながら案内する「信号機カウント交差点案内」や、これまでの膨大のデータ蓄積やリアルタイムの情報を分析し、ドライバーにより最適なルートを提案する「スマートループ渋滞情報」にも対応する。
カーナビゲーションとしての本来の機能もしっかりと進化させながら、ユーザーの多くが望む新たな機能も充実させることで、満足度の高いモデルへと進化を果たした楽ナビ。特に、オンライン機能の充実は、乗車する人すべてに大きな恩恵をもたらすはず。カーナビの選択に迷っているカーオーナーにとって、強力な選択肢となり得るモデルと言えるだろう。
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