
愛車のボディと窓もはピカピカ。車内もホコリ一つないほどきれいに清掃。ただ、なかなか納得のきれいさが出せないのがフロントガラス内側の奥の奥だ。とくにフロントガラスの傾斜が鋭角な車ほど奥まで手が届きにくく、一般的な内窓用ワイパーを使っても途中でカチッとスタック。このフロントガラス内側の奥問題を解消するアイテムを紹介しよう。
●文:月刊自家用車編集部
新型プリウスオーナーに朗報! 最新のフロントガラス周り事情に対応した内窓専用ワイパー
今回紹介するのは、内窓専用ワイパーの『エクスクリア360ワイパーフラット』。幅広いカー用品を展開するカーメイトから2025年4月にリリースされたニューアイテムだ。
既存のエクスクリア360ワイパー(C100)では対応しにくかった傾斜が鋭角なフロントガラスに対応したリニューアルモデルで、“傾斜が鋭角なフロントガラス”は新型プリウスを思い浮かべていただければ良いだろう。
エクスクリア360ワイパーフラット(C190)の使用イメージ。
従来品ではヘッドがダッシュボードに当たり奥まで届かなかったが、エクスクリア360ワイパーフラットはヘッドの厚みを約25mmも薄くして、奥まで届いてしっかり拭けるように改良。
エクスクリア360ワイパーフラットのヘッド厚は16mm。約25mmも薄くなってフロントガラスの奥に届きやすくなっている。
また、近年増加傾向の大型モニター搭載の車や、メーターパネルがダッシュボードから張り出した形状でもヘッドやグリップが引っかかりにくく、フロントガラス内側の奥から隅まで拭くことができる。
エクスクリア360ワイパーフラット(C190)はフロントガラスの傾斜が鋭角な新型プリウスや、モニターやメーターがダッシュボードから突き出ている車でも奥までしっかり届く。
クロス厚を選ばない2段階式のクイックロック機構も新搭載!
エクスクリア360ワイパーフラットはマイクロファイバークロス付きだが、そのクロスを取り付けための仕組みもクイックロック機構を新搭載。
クリップでクロスを挟むだけで簡単に取り付けができ、しかも2段階のロックで厚手のクロスも薄いクロスも装着することができる。
フロントガラス全面を厚いクロスでしっかり拭きあげ、奥は薄いクロスを滑り込ませるといった使い分けが簡単に行える。
クイックロック機構でクロスはクリップの開閉で簡単に着脱可能。2段階ロックで厚いクロスも薄いクロスにも対応する。
エクスクリア360ワイパーの優れた機能を踏襲! 拭き残しゼロの気持ち良さ!
エクスクリア360ワイパーフラットは、従来品(エクスクリア360ワイパー C100)の優れた機能はしっかり受け継いでいる。
ヘッドとグリップはシーソージョイントで接続され、ヘッドは上下左右にスムーズに動かすことが可能。ガラスの曲面でもヘッドが浮きにくく、しっかりフィットして汚れを拭きとることができる。
ヘッドを上下左右に自由に動かして拭き掃除ができるシーソージョイント。
グリップは拭く場所に合わせて持ち替えられるダブルグリップ仕様。クランクの手前で短く持てば近くをしっかり拭きやすく、グリップ後方を握れば広範囲を拭きやすい。
フロントガラス内側奥を拭くときもグリップ後方を握り、シーソージョイントを活用してヘッドを左右にスライドさせれば拭き残しゼロが実現できる。
窓のどこをどう拭くかによって持ち手が替えられるダブルグリップ。
また、未使用時はヘッドとグリップが分離でき、かさばらないからドアポケットなどの収納スペースにすっきり収まる。車内に常備しても邪魔にならず、ガラスの汚れが気になったらサッと取り出し、すぐに拭くことができる。
これから迎える蒸し暑い季節。内窓のくもりの原因になる窓の汚れ対策にも最適のアイテムといえるだろう。
ヘッドとグリップは分割式。ドアポケットやグローブボックスなどに常備できる。
カーメイト エクスクリア360ワイパーフラット(C190)
製品サイズ:H380mm×W165mm×D90mm
製品重量:142g(クロス装着時)
付属品:マイクロファイバークロス1枚
価格:オープン
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(大人気商品)
侮るなかれ、さまざまな効果が得られる空力パーツ 先日、知り合いからユニークなカーグッズを紹介された。細長いプラスチックパーツが12個並べられているパッケージ。一見すると、どんな用途でどのように使用する[…]
夏の猛暑も怖くない、ロール式サンシェードが作る快適空間 夏のドライブで誰もが感じる悩みは、車内の暑さだ。炎天下に駐車すれば、シートやダッシュボード、ハンドルが触れないほど熱くなる。さらに紫外線による内[…]
座るだけでクールダウン 夏のドライブが快適になる最新カーシート 夏の車内は、ただでさえ暑い。長時間の運転や渋滞に巻き込まれたとき、背中やお尻の蒸れが不快感を倍増させる。そんな夏の悩みを一気に解消するの[…]
引っ張るだけでOK、瞬時にセット完了 ロール式サンシェードの最大の魅力は、その操作の簡単さにある。取り付けは非常にシンプルで、工具も必要なくサンバイザーに専用パーツを固定するだけ。その状態でロール部分[…]
奥まで届く薄型設計で内窓掃除が快適に 近年の車はフロントガラスの傾斜が鋭角になり、従来の内窓ワイパーでは掃除しづらいケースが増えている。特にプリウスなど一部車種ではダッシュボード付近に大きなモニターや[…]
人気記事ランキング(全体)
積載性が優れる“第三の居場所”をより快適な車中泊仕様にコンバージョン ロードセレクトは新潟県新潟市に本社を構えるキャンピングカーや福祉車両を製造•販売している会社。オリジナルキャンピングカーはロードセ[…]
自動車整備の現場では、かなり昔から利用されているリペア法 金属パーツの補修材として整備現場ではかなり昔から、アルミ粉を配合したパテ状の2液混合型エポキシ系補修材が利用されている。 最も名が通っているの[…]
普段使いのしやすさを追求した「ちょうどいい」サイズ感 キャンピングカーに憧れても、運転のしやすさを考えると二の足を踏む人は多い。特に女性ドライバーや家族で使う場合、「軽では狭いけれど、フルサイズは扱い[…]
エアコン使用は燃費に確実な影響を与える 真夏の炎天下、エアコンを使わずに運転するのは現実的ではない。しかし、エアコンを稼働させると燃料消費が増えるのは避けられない。環境省のデータによれば、エアコン使用[…]
アルファードの広さと上質さを、そのまま旅の相棒に ベースとなるアルファードは、高級ミニバンとしての快適性と静粛性で群を抜く存在だ。その広大な室内空間を活かして、ゆったりとしたリビングのような空間を実現[…]
最新の投稿記事(全体)
なぜ消えた?排気温センサー激減のナゾ 排気温度センサーは、触媒の温度を検知し、触媒が危険な高温に達したときに排気温度警告灯を点灯させるためのセンサーだ。このセンサーは、いつのまにか触媒マフラーから消滅[…]
手軽に楽しめる“ライト”な車中泊モデル キャンピングカーというと大げさに感じるかもしれないが、「ウォームスライト」はそのイメージを軽やかに覆す。ベースとなるのはスズキ・エブリイ。街乗りもできるコンパク[…]
「YANGWANG U9」は、高性能BEVスーパーカー。会期中は電子制御サスペンション(DiSus-P)の柔軟性をアピールするダンスパフォーマンスも予定される。 ワールドプレミアを含む、最新の商用車&[…]
ジムニーXC ボディ色:ブリスクブルーメタリック ブラック2トーンルーフ 衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートⅡ」の採用 今回の仕様変更では、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブ[…]
今期のノミネート対象車は35モデル。60名の選考委員が選考 日本カー・オブ・ザ・イヤーは、日本のモーターリゼーションの発展と、コンシューマーへの最新モデルおよび最新技術の周知を目的として1980年に創[…]