
車に乗っていると、どうしても避けられないトラブルもある。特に、タイヤにまつわるトラブルは、長く車に乗っている人なら、1度は経験したことがあるのではないだろうか? そんなときに活躍してくれるグッズを見つけたので、早速購入。使い方などを紹介していこう。
●写真/文:月刊自家用車編集部
トラブル時にも対応可能。万が一に備えて安心ドライブ
車に乗っていると、どうしても避けられれないトラブルに遭遇することがある。どれだけ用心していても、不可抗力で発生することもある。例えば、釘やネジを踏んでしまうことで発生する、タイヤのバーストなどは避けがたいもの。そんな状況下で役立つアイテムを紹介しよう。
エーモンのタイヤストッパーは、タイヤ交換の際のジャッキアップ時に、不意の車両の移動を防いでくれる組み立て式の輪止めだ。
タイヤストッパー(軽自動車用)[エーモン]
普段あまり使う機会はないかもしれないが、あればあったでいざという時に安心のアイテム。今回は、使用する車両に合わせて軽自動車用を選択したが、普通自動車用のタイプも選択可能だ。
タイヤストッパー(軽自動車用)[エーモン]のパッケージ裏。
組み立て式なので通常はコンパクトに収納可能
購入した、エーモンのタイヤストッパーは軽自動車用で、価格はほぼワンコインというリーズナブルな設定。ちなみに、輪止めには三角の状態で折り畳めないものもあるのだが、エーモンのタイヤストッパーは折り畳めて収納できるので、そのコンパクトさが購入の決め手になった。
【スペック】
・サイズ:85×125mm
・組み立て時高さ:85mm
・材 質:スチール(黒粉体塗装)
これなら車内のちょっとした隙間に収納でき、出先で必要になった時もサッと取り出して使用できて安心だ。持った感じはと軽量でコンパクト。手に収まる大きさだ。車に積みっぱなしでも、燃費への影響はほぼ無視できるレベルだろう。
組み立ては簡単。開いて、スタンドを引き出すだけでOK
使い方は、本体をぱかっとオープンし、留め具の金具をスライドして固定するだけ。あとは車のタイヤ部分にセットすればOK。
実際に組み立てみると、剛性感がありタイヤをしっかりと受け止めてくれそうな印象。材質は、粉体塗装されたスチール製で、板厚も十分な雰囲気。ガタつきや緩みなどは一切感じられない。
組み立て完了。がっしりとした作りで安心感がある。
タイヤストッパー(軽自動車用)[エーモン]のパッケージ裏。※エーモンWEBサイトより引用
坂道での駐車や冬季のサイドブレーキ凍結の懸念がある状況でも活躍
それでは実際に使ってみる。
緩やかではあるが、勾配がついている場所で使ってみたが、しっかりと役割を果たしている。短時間での使用ではあるが、耐久性も問題なさそうだ。軽自動車以外にもバイクなどに使用してもいいだろう。ジャッキアップの際は、2つ用意しておいて、タイヤの前後にかまして使用するのが理想的。
タイヤストッパー(軽自動車用)[エーモン]使用例。
注意点としては、次ようなの点が挙げられる。まずは軽自動車専用であること。次に、悪路での使用時は十分な性能が発揮できない場合があること。また、しっかりと組み立てた状態で使用しなければならないのはもちろん、使用後の置き忘れなどにも注意したい。
そして何より、このアイテムはあくまで補助器具であるということ。この製品のみで車を支えることはできないということを理解して使用しなければならない。
たたんだ状態だと、どうやって使うのか想像がつきにくいが、組み立てれば輪止めだとすぐにわかり「そうやって使うんだ」と思わず納得。製品のクオリティは高いし、価格はリーズナブル。コンパクトでどこでも閉まっておけるし、持っておいて損はないだろう。
普通自動車にも対応のモデルも選択可能
なお、エーモンのタイヤストッパーには、今回紹介した軽自動車用の他に、普通自動車にも対応するタイプも存在する。所有する車両に応じて、最適なものを選択することが可能だ。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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