えーっ「コレ活用できるんだ?」車のヘッドレストの便利な活用テク。「…そんな使い方あり?」「結構良いかも」│月刊自家用車WEB - 厳選クルマ情報

えーっ「コレ活用できるんだ?」車のヘッドレストの便利な活用テク。「…そんな使い方あり?」「結構良いかも」

えーっ「コレ活用できるんだ?」車のヘッドレストの便利な活用テク。「…そんな使い方あり?」「結構良いかも」

クルマの快適性を高めるアイテムは数多く存在するが、実際に日常使いの中で「これは便利だ」と実感できるものは意外と限られている。車内にはすでにさまざまなグッズが持ち込まれている一方で、まだ活用しきれていないスペースや機能が残されているのも事実だ。今回は、そんな見落とされがちなポイントのひとつである「ヘッドレスト」に注目。普段は意識されることの少ないこの部分を活用した、シンプルながら実用性の高いアイテムを実際に使いながら、その利便性を掘り下げていく。

●文:月刊自家用車編集部

意外と使い切れていない車内スペースの実情

クルマの中を見渡してみると、すでに何らかのカーグッズが設置されているケースは多い。特にスマートフォン関連のホルダーや充電器といったアイテムは、もはや必需品といえる存在だ。また、ドリンクホルダーの拡張や小物収納など、限られた空間を有効活用するための工夫も一般的になっている。

一方で、そうした便利グッズに目が向きがちなあまり、もともと車両に備わっている構造を活用するという発想は、意外と見落とされがちだ。シート下やドアポケットなどは活用されやすいが、ヘッドレスト周辺に関しては、ほぼ未使用のままというケースも少なくない。

そこで注目したいのが、荷物の一時置きとして機能するシンプルなフック系アイテムだ。特に、買い物袋やバッグなど「ちょっと置き場に困る荷物」をスマートに処理できる点は、日常使いにおいて大きなメリットとなる。

ヘッドレストのシャフトを活かすという発想

車内にはさまざまなカーグッズが存在するが、その中でもアイデア性の高いジャンルのひとつが、既存のパーツを活用するタイプの製品だ。今回取り上げるアイテムも、その好例といえる。

紹介するのは、星光産業の「ダブルベンリフック」。ヘッドレストを支える2本のシャフト部分に装着することで、簡易的なフックとして機能する構造となっている。

見た目は非常にシンプルで、初見では用途が想像しにくいほどミニマルなデザインだ。プラスチック製の小さなパーツで構成されており、手に取るとその軽さとコンパクトさが印象的だ。

EE-45 ダブルベンリフック[星光産業]

パッケージ裏面には取り付け方法が記載されており、U字型の部分をヘッドレストのシャフトに通すことで固定する仕組みになっている。構造自体は非常に単純だが、それゆえに汎用性が高く、多くの車種に対応できる点も特徴だ。

シンプルな作りのダブルベンリフック。これだけだと、とう使うのかがイメージしにくい。

取り付けは数分で完了するシンプル構造

実際の取り付け作業に移ると、その手軽さが際立つ。まずは対象となるシートのヘッドレストを取り外す必要があるが、一般的には付け根部分のロック解除ボタンを押すことで簡単に引き抜くことができる。

ヘッドレスの付け根付近のボタンを押すとロックが解除される。

ロックが解消されたら、ヘッドレストを引き抜く。

ヘッドレストを外した後は、そのシャフト部分にフック本体を通すだけ。特別な工具や専門知識は一切不要で、直感的に装着できるのがポイントだ。

シャフトにベンリフックを通すだけ。今回はスペーサーも必要なかった。

シャフトは通常2本構造となっているため、左右どちら側にも取り付けが可能。車種によってはシャフト径に差があるが、本製品にはスペーサーが付属しており、幅広い車両に対応できる設計となっている。今回の車両ではスペーサーなしでも問題なく装着できた。

ヘッドレストを元に戻せば作業は完了。所要時間は2〜3分程度と非常に短く、思い立ったタイミングですぐに導入できる手軽さが魅力だ。

装着完了。作業自体は非常に簡単。

装着後の見た目も非常に自然で、車内の雰囲気を損なうことはない。必要なときだけ機能し、普段は目立たないという点も使い勝手の良さにつながっている。

買い物袋やバッグを安定して固定できる実用性

このフックの最大のメリットは、走行中に荷物が動くストレスを軽減できる点にある。特にコンビニやスーパーでの買い物後、袋をシートや床に置いたままにしてしまい、中身が倒れてしまう経験は少なくないはずだ。

買い物袋を掛けておけば、走行中に、中身が散乱するストレスから解放される。

フックに袋を掛けておくことで、そうしたトラブルを防ぎ、安定した状態で運搬できる。耐荷重は8kgとされており、ペットボトル飲料や日用品など、日常的な買い物であれば十分に対応可能だ。

さらに、バッグ類を掛けておく用途にも適している。助手席や後席に荷物を置くとスペースを圧迫しがちだが、フックを活用すれば座面を空けたまま整理できるため、同乗者の快適性も維持できる。

バッグを掛けておくことも可能。

こうした「ちょっとした不便」を解消する機能こそ、日常使いにおいて大きな価値を持つポイントといえるだろう。

使わないときは目立たず収納できる工夫

実用性だけでなく、使わないときの扱いやすさも見逃せない要素だ。このフックは可動式となっており、使用しない場合は回転させて収納状態にすることができる。

使用しない場合は、写真のように向きを変えておけば邪魔になりにくい。

この状態にしておけば、乗降時の邪魔になることもなく、車内の見た目にも影響しない。常設していても違和感がない設計は、日常使いのアイテムとして重要なポイントだ。

また、左右どちらのシャフトにも装着できるため、使用環境や好みに応じて最適な位置に配置できる柔軟性も備えている。

先程とは反対側のシャフトに装着してみた図。

ヘッドレストという普段は意識しないパーツを活用することで、ここまで実用性を高められるという点は、カーグッズの面白さを象徴しているといえる。

パッケージの裏面。購入時は、裏面をよくチェックしておきたい。

日常のちょっとしたストレスを軽減し、車内空間をより快適に整える。そんな効果を手軽に得られるこの手のアイテムは、一度使うと手放せなくなる可能性が高い。見落とされがちなスペースだからこそ、その価値に気づいたときの満足度は大きい。

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