最新テクノロジーの粋と清新な和の趣が同居する、新次元フレンドリーEV、NISSANサクラのある新しい暮らし!

  • 2022/10/24
  • BRAND POST[PR]: NISSAN

BEV(バッテリー電気自動車)として破格の値付けが注目され、乗った人にはその走りの質感で驚きを与えているサクラ。販売面でもスタートダッシュを決めたサクラとの毎日はどんなものになるのか。カーライフジャーナリスト・まるも亜希子の実感をお届けする。

●文:まるも亜希子 ●写真:長谷川徹 ●BRAND POST提供:NISSAN

まるも亜希子

本誌連載でもおなじみのカーライフ・ジャーナリスト。暮らしに根ざした視点からの執筆&発信が好評だ。

実力は史上最強・最良で支払額はガソリン軽並み

リーフを世に送り出した2010年から、EV先駆者として世界をリードしてきた日産だからこそ、つかむことができたひとつの確信。それが、「軽自動車とEVは相性がいい」ということ。今や、日本を走るクルマの4台に1台を占めるほどの軽自動車は、取り回しの良さやランニングコストが大きな魅力。そこにEVの持ち味である、どんなシーンでもパワフルでなめらかな加速フィールや、低重心で安定した高速走行、静かさと乗り心地の良さが加われば、史上最強・最良の軽になる。

空間効率の高いパッケージングだが、寸法は軽ハイトワゴンそのもの。サクラのエクステリアは“ 和”をテーマにしたプレミアム志向で、いわゆる「軽っぽさ」とは一線を画す。

また、内外装に関しても最新のデザインで、アリア、リーフと並ぶEV三兄弟にふさわしいプレミアム感を実現。こうして誕生したのが、サクラだ。

そして内外装はプレミアムでも、価格は200万円台に抑え、補助金(※申請額が予算額に達した場合は受付終了となるので注意)を使えばガソリン軽のデイズとほぼ同じ価格帯で購入できる。これまでEVに興味はあっても、価格がネックとなっていた人も、一気に手が届きやすくなっている。

バッテリー容量は20kwhで、航続距離は180km(WLTCモード)。これは、軽自動車やコンパクトカー利用者の80%が1日当たり(平日休日)約50kmの走行距離だと答えており、日常の使われ方に十分な距離を担保。充電は普通充電器を使う「おうち充電」で基本はいいという計算になる。最近はガソリンスタンドが近くにない地域も増えているため、自宅で完結する方が便利な場合も多い。もちろん、急速充電もOKだから遠出をしたい人も安心だ。

外観のアイキャッチにもなっているホイールのデザインは日本の伝統的なデザインの「水引」がモチーフとなっている。

駐車場にたたずむサクラは、軽初のプロジェクター式3眼ヘッドライトやアリアを思わせるVモーショングリルが先進的で、日本の伝統的な水引(みずひき)をモチーフとしたアルミホイールや、格子にインスパイアされたテールライトなど、「乗りたい」と思わせるオーラがあった。

カテゴリーの常識を超えるフィールを満喫

運転席に座ると、目の前には7インチのアドバンスドドライブアシストディスプレイ、9インチの統合型インターフェースディスプレイ(モノリス=一枚岩タイプ)が並び、小ぶりな電制シフトを操作するところからも、すでに未来のクルマを運転するワクワクでいっぱいになる。ふかふかのソファシートはゆったりしており、凹凸のないエアコンパネルやファブリック張りのインパネも洗練されていてオシャレだ。

スタートボタンを押し、鮮やかな画面表示にときめきつつ、少し控えめにアクセルを踏んでみると、スルスルっと予想以上になめらかな発進。地下駐車場から地上への急な上り坂も、アクセルを踏み足すことなく、ウイーンと唸る音が聞こえることもなく、静かで余裕たっぷりに上っていく。デイズのターボモデルの約2倍となる195N・mの強大なトルクを、日産ならではの高度な制御技術で賢く引き出してくれるから、市街地のストップ&ゴーもストレスなく、流れの速いバイパスなどでの合流や車線変更がもたつくことなく決まるのも気持ちいい。

アクセルだけで加減速を操ることでブレーキペダルへの踏み替え回数が減り、ストレスと疲労が軽減。スイッチでON/OFFの切り替えが可能。

そして、カーブでは安定感があり、乗り心地はとても落ち着いていて快適。ハンドル操作やブレーキングなど、ひとつひとつの操作から感じる上質感は、ひと回りもふた回りも格上のクルマを運転している気分にさせてくれるほど。走りのコントロールも自在だ。

「エコ」「スタンダード」「スポーツ」の3つの走行モードと、アクセルペダルのみで減速操作ができる「e-Pedal Step」のオン/オフ、シフトにはBレンジ(e-Pedal Stepほどではないが、回生ブレーキをさらに効かせられる)を用意。状況や好みに応じて組み合わせれば、まったくキャラクターの異なる走りの味わいが楽しめるのも魅力的だ。上位クラスを思わせる走りや内外装の質感でありながら、狭い路地や車庫入れでは軽ならではの小回り性能も両方手にできるのが嬉しい。まさに「小が大を兼ねる」サクラ。ストレスフリーで豊かな毎日を彩ってくれるはずだ。

次のページでは、サクラの特徴をじっくりと紹介していこう。