「コレが商用バン?」「めちゃカッコいい…」車内の変貌ぶりがスゴい。「もはや住めるレベル」トヨタ タウンエースバンのカスタマイズモデルを紹介

年に1度、横浜で開催されるフィッシングイベント「釣りフェス」、2025年も多いに盛り上がりを見せた。アウトドアアクティビティにおいて欠かせない重要な道具ということで、車両の展示も多数見受けられたので、その中の1つを紹介しよう。

●写真/文:月刊自家用車編集部

ちょうどいいコンパクトさが魅力のモデル

トヨタのタウンエース バンという車両をご存知だろうか? あまり聞き馴染みがないかもしれないこのモデル、それもそのはず、実は商用車というカテゴリーで、おもにビジネスシーンで使用されている。

商用車ということで、見た目は必要最低限の簡素なものとなっており、装備なども実用性を重視した使用となっている。同じ商用車として不動の地位を築くハイエースと比較すると、タウンエースバンはひと回りコンパクトで、名前の通り市街地での取り回しの良さも魅力となっている。

この、少々味気ない商用車が、キャンピングカーなどのベース車両として注目を集めている。ハイエースほどのサイズは必要ないけど、ある程度の車内スペースは確保したい。あるいは、狭い道での取り回しも重視したい、というユーザーのニーズにピッタリとハマり、なおかつベース車両の価格のリーズナブルさも魅力となっている(税込 180万円台〜)。

商用車と言われないとわからない「MONOBOX T-01」

ハイエースなどのカスタムを得意とするフレックスドリームが、タウンエースバンをおしゃれなキャンピングカーにカスタムしたコンプリートモデル、それがMONOBOX T-01だ。ツートンカラーの外装やルーフトップキャリア、SUVテイストあふれる足元など、見た目は商用車の雰囲気は皆無。

トヨタのタウンエース バンをカスタムした、MONOBOX T-01。価格は、2WDが4,198,000円、4WDが4,481,000円。

内装を見るとさらに驚かされる。ウッドパネルが多用されていて、ログハウスまるでログハウスですごしているかのようなデザインは、所有欲をくすぐる。ランタンなど置いて、明日の釣りの準備をして過ごす、最高のひとときを過ごせる空間となっている。

タープを利用すれば広い空間でくつろげる。車内はウッディな雰囲気。

また、実用性も高く、フルフラットや対面で座れるベンチシートなど、多彩なシートアレンジが可能。簡易シャワーなども搭載されているので、利便性もしっかりと確保。なお、価格は2WDが4,198,000円、4WDが4,481,000円となっている(いずれも税込)。

MONOBOX T-01ギャラリー

荷室は二段にもできるので、頻繁に使わないものは下に収納するなど、効率よくスペースを活用できる。また、フィッシングショーということもあり、展示車両の天井にはロッドホルダーが装着されていた。

荷室は二段にもできるので、効率よくスペースを活用できる。展示車両の天井にはロッドホルダーが装着されていた。

MONOBOX T-01に装着されていたのは、定評のあるトーヨータイヤのオープンカントリー。足元がグッと引き締まり、SUVテイストが強調される。

足元には、定評のあるトーヨータイヤのオープンカントリーを装着。

ハイエースより一回り小さいとは言え、1人なら十分なスペースが確保できるタウンエース バン。2人でも、快適に過ごせそうな雰囲気だ。また、シートアレンジが多彩なので、テーブルを使って友人や家族と過ごす、という使い方にも最適だ。

テーブルを挟んでコーヒーを飲む、といった贅沢な楽しみ方も可能だ。

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