
家族、相棒、パートナーと愛犬と愛犬家の関係性は様々だが、旅行好きなら愛犬と一緒に旅がしたい! という思いは一つ。それを叶えてくれる軽キャンパーがオートワンの『愛犬くん』だ。犬も人も自由に快適に車中泊できる装備が充実。愛犬と気ままな車旅が楽しめる『愛犬くん』の詳細を見ていこう。
●文:月刊自家用車編集部
“蓄電できる軽キャンパー”を愛犬家のためにインプルーブメント
『愛犬くん』は、その名のとおりペットと一緒に楽しめる軽キャンパーとして誕生。販売するのは『給電くん』や『給電ベース』など“蓄電できる軽キャンパー”を手がけるオートワンで『愛犬くん』にも両車のノウハウがいかされている。
ベース車はスズキ•エブリィJOINターボ4WD。エブリィベースは給電くんと共通。
内装をみると軽キャンパーとは思えない豪華さだ。インテリアも給電くんをベースに設計し、家具類はヨット用の超軽量木材を使用。木のぬくもりが感じられる落ち着いた雰囲気の居室空間だ。
高級感のある家具類は超軽量で耐久性が高いヨット用木材を採用。
ベースとなる給電くんは、キャンプで家電が気軽に使えたらいいのに…という発想から開発。そのため愛犬くんも給電•蓄電システムが充実している。オプションで2000Wインバーターも用意され、家具の収納スペースに格納。家と同じように家電各種が車旅で使用できる。
また愛犬と車旅となると車内の暑さ対策や消臭対策の空調設備も重要だ。展示車にはクーラーが設置され、天井には温度センサー付き吸排気ベンチレーターを標準装備。また最後部のウィンドウはサイド出窓になっており、オプションで換気機能付きのかわいい丸窓も用意されている。
愛犬にやさしい装備が充実! 就寝定員2名で軽キャンパーとしてもしっかり機能!
室内に目を向けると、広々としてゆったりすごせそうなスペースが広がる。就寝スペースの最大サイズは長さ198cm×幅126cmで就寝定員は2名。床下収納もあり、ペットフードのストックなどこまごまとした物の収納に便利。
床下収納の一角には愛犬くんならでは設備の引き出し式ペット専用足洗い場を標準装備。リアゲートを開けて引き出せば、外で遊んだ愛犬の足を手軽に洗えて、車内を汚さずにすむ。
愛犬くんならではの引き出し式ペット専用足洗い場を標準装備。
車中泊の夜は倒した助手席にゲージを置き、リアシートを一つ起こせば愛犬と向き合いながらゆったりとくつろぎのひとときが過ごせる。オプションの遮光カーテンを設置すればプライベートが守られ、愛犬も安心だ。愛犬くんがあれば、ペット可の宿泊施設を探さなくても気ままに快適な車旅ができる。
愛犬くんなら愛犬と夢の車旅が実現できる!
愛犬くんはペットにやさしい装備が充実して車両本体価格は289万5200円~(税込)。展示車の価格は353万3530円(税込•諸費用等別途)になるが、オプション装備が充実し、お得感は高い。
さらに“蓄電できる軽自動車”の給電くんがベースになっていることもポイントだ。給電くんは電化キャンパーの異名を持ち、様々な家電製品が車内で使える。
自然災害が発生した際に避難所に入れないペット連れ被災者のニュースを見聞きすることがある。愛犬くんは万が一のときに愛犬家ファミリーの拠り所にもなってくれるのだ。
展示車に貼られたポップの数々が愛犬くんの充実の機能をアピール。
主要装備(標準装備)
- サブバッテリー 55A
- 30Wソーラーパネル
- サイド出窓
- 外部電源 100V
- ルーフベンチレーター 吸排気
- 専用洗い場
- 断熱処理 屋根
- ベッドマット
- 収納庫(キャビネット)
展示車に装着されている主なオプション•参考装備品(価格はすべて税別)
- 2000Wインバーター 7万1500円
- 100Aサブ&ステー 7万3480円
- バッテリーチャージャー 4万9500円
- 給排水シンクセット 11万円
- オーバーヘッドパネル 5万3900円
- 高級フロアーマット 1万9800円
- 天井LED照明 2万9150円
- アクリル2重窓 13万2000円
- 過放電防止残量計 2万7500円
- 左換気丸出窓 7万1500円
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(キャンピングカー)
GRIDLESS GARAGE LIFEを体現するGMLVAN G-01 GMLVAN G-01は日産キャラバンをベースに、GORDON MILLER MOTORSのアイコンである丸目ライトとテールラ[…]
優雅な旅を叶えるDarwin Q3の世界 トヨタ・ハイエースをベースに、DELTA VAN DESIGNが手掛けた「Darwin Q3」は、旅を愛する人々の理想を具現化したキャンピングカーだ。ベース車[…]
ミニバンの快適性とキャンパー機能を融合した「セレナ P-SV」 日産ピーズフィールドクラフトが製作する「セレナ P-SV」は、ファミリー層からアウトドア愛好者まで幅広く支持される人気ミニバン・セレナを[…]
コンパクトでも侮れない装備力 F-BOX Squareは、トヨタ・タウンエースをベースに仕上げられた8ナンバーキャンピングカー。街乗りにも馴染むコンパクトな全長と車高1,960mmというサイズ感は、立[…]
ナッツRV「ラディッシュ」の実力。二段ベッドが常設、広々とした車内空間。 キャンピングカー選びで悩ましいのが、就寝スペースと荷物スペースの両立だ。ベッドを展開すれば荷物が置けず、荷物を優先すると快眠が[…]
人気記事ランキング(全体)
レクサスが次世代スポーツカーの未来像を提示 トヨタ自動車の高級車ブランド、レクサスは8月15日にカリフォルニア州で開催された「ザ・クエイル、モータースポーツギャザリング」にて、次世代のデザイン哲学を体[…]
FRのサニーに対して、日産初のFF方式を採用 1970年代を前にして、ヨーロッパから前輪駆動のFF方式の波が押し寄せてくる。この流れを敏感にとらえ、市場に送り出されたのがチェリーだ。車名の由来は日本の[…]
一見すると、何に使うかよくわからないアイテムだが…。 TikTokを始めとしたSNSでバズった話題のカーグッズ。ショート動画で見ていると、かなり便利そうなので気にはなったいたのだが…。実際のところはど[…]
フォレスター:モデル概要 6代目として登場した現行モデルは、レジャービークルとしての本質を追求し続けてきた歴代モデルのコンセプトを継承。スバル伝統の水平対向エンジンと独自の4WDシステムを採用するほか[…]
GRIDLESS GARAGE LIFEを体現するGMLVAN G-01 GMLVAN G-01は日産キャラバンをベースに、GORDON MILLER MOTORSのアイコンである丸目ライトとテールラ[…]
最新の投稿記事(全体)
レクサスが次世代スポーツカーの未来像を提示 トヨタ自動車の高級車ブランド、レクサスは8月15日にカリフォルニア州で開催された「ザ・クエイル、モータースポーツギャザリング」にて、次世代のデザイン哲学を体[…]
コンセプトモデル「Acura Performance EV Concept」の進化系 ベースとなっているのは、昨年2024年にカリフォルニアで開催されたモントレー・カー・ウィークで発表された、Acur[…]
一見すると、何に使うかよくわからないアイテムだが…。 TikTokを始めとしたSNSでバズった話題のカーグッズ。ショート動画で見ていると、かなり便利そうなので気にはなったいたのだが…。実際のところはど[…]
GRIDLESS GARAGE LIFEを体現するGMLVAN G-01 GMLVAN G-01は日産キャラバンをベースに、GORDON MILLER MOTORSのアイコンである丸目ライトとテールラ[…]
「トヨタ・2000GT」より先に生まれた「小さなスポーツカー」 「トヨタ・スポーツ800」が発売されたのは1965年です。 それより少し前の1950年代は、戦後からの復興期から徐々に産業が発展しつつあ[…]