「本当に660ccか?」「ちょっとコレは凄すぎる…」マジで快適すぎるぞ、車内が家みたい。圧倒的な存在感と満足の室内空間が素敵なキャンピングカー。│月刊自家用車WEB - 厳選クルマ情報

「本当に660ccか?」「ちょっとコレは凄すぎる…」マジで快適すぎるぞ、車内が家みたい。圧倒的な存在感と満足の室内空間が素敵なキャンピングカー。

「本当に660ccか?」「ちょっとコレは凄すぎる…」マジで快適すぎるぞ、車内が家みたい。圧倒的な存在感と満足の室内空間が素敵なキャンピングカー。

手の届くキャンピングカーとして人気の軽キャンパーは、車体がコンパクトゆえに室内をいかに広く、快適な空間に転換できるかがビルダーの腕の見せどころ。その適例の一つが軽トラックベースの軽キャブコン+ポップアップルーフというカタチだ。軽キャンパーで就寝定員4名を実現し、さらに車中泊が快適に過ごせる装備が充実した高規格軽キャブコンのバディ108 C3パッケージLタイプ(東和モータース)を紹介しよう。

●文:月刊自家用車編集部

軽トラベースの高規格キャンピングカーを約束する3つの“C”

バディ108 C3パッケージLタイプを販売する東和モータースは、輸入キャンピングカーやフィアット•デュカトベースのキャンピングカー、国産キャブコン、国産バンコンなど幅広いキャンピングカーを製造•販売。関東一円や札幌にキャンピングカー専門店を展開している。

設立は1970年でキャンピングカー製造の豊富な経験があり、バディ108 C3パッケージLタイプは車中泊車ひと筋の専門店が手がけたモデルだけに期待が高まる。

東京キャンピングカーショー2025で展示されていた車両のベースはダイハツ•ハイゼット。駆動方式はパートタイム4WD。

バディ108 C3パッケージの“C”はCool(涼しい、カッコいい)、Charge(充電する、蓄える)、Comfort(快適、心地良い)の3つの単語の頭文字をとったもの。この3つの“C”を軸にバディ108をブラッシュアップ。どんな架装が施されているのか。早速チェックしていこう。

Coolの部分ではボディの各所に“Buddy”のおしゃれなロゴが入り、独自性とカッコ良さを引き立てている。

これはもうアップサイズ! 軽トラベースとは思えない存在感!

展示車はポップアップルーフが立ち上げられ、リヤから見ると圧倒的な存在感。リヤキャビンを覆うボディは大型キャンピングカーと同じ高断熱アルミパネルを使い、外観はタイニー高級キャブコンの雰囲気を醸し出している。

リヤから見てもその姿はクール! オプションでリヤから荷物の出し入れができる背面バゲッジドアも用意されている。

ポップアップルーフを展開すればリヤキャビン内で直立可能確定。

リヤキャビンのリヤと両サイドには網戸付きの跳ね上げ式アクリル二重窓を装備。暑くも寒くもない季節は、外からの視線を気にせず窓を開けて快適に過ごすことができる。

リヤキャビンのエントランスドアは片開きの開き戸で、網戸を標準装備。高原など夏でも涼しいエリアならエントランスドアを開けてもキャビン内に虫の侵入を拒み、気持ち良く過ごせそうだ。

エントランスドアの丸窓もオシャレでクールな外観のポイントだ。

4名でくつろげるダイネット。ポップアップルーフを上げれば吹き抜けのような開放感

エントランスから室内に入るとまず目に映るのが横向きのセカンドシート。これがLタイプのシートレイアウトで、リヤのシートと対面対座のダイネットを形成するSタイプもラインナップされている。

進行方向に対して横向きのセカンドシート。座面の下は大容量の引き出し式収納スペースになっている。

リヤにも2人掛けのシートが装備され、室内で4人がくつろぐことが可能。軽トラなのに乗車定員4人も実現している。

セカンドとリヤシートを利用してフルフラットのベッドが展開でき、リアキャビンに2名の就寝スペースを確保。

4つのカップホルダーを備えるテーブルは標準装備で、ベッド展開時も設置可能。カウチスタイルでくつろぐこともできる。

ポップアップルーフを立ち上げれば、ルーフに2名が就寝可能。天井台座を外せば、室内は立って歩けるほど広々する。またリヤ右サイドには薄型のハンギングラックを装備。豊富な収納スペースもバディ108 C3パッケージLタイプの特徴で、収納に関しても室内空間が限られる軽キャンパーの快適性を上げるための工夫が凝らされている。

ポップアップルーフの天井台座を外すと吹き抜けような開放感。

EVOシステムでChargeも強化! 高規格軽キャブコンで充実のキャンピングカーライフが楽しめる!

エントランスドアのすぐ右手にはシンクを装備。調理台も広く、車内調理も楽しめそうだ。蛇口はシャワーヘッドでエントランスの外まで伸ばすことができ、サーフィンで潮まみれになっても雨のキャンプで足元が泥だらけでも洗い流し、車内に汚れを持ち込まずに快適さをキープできる。

シンクを搭載したキッチンキャビネットは軽キャンパーとしては大きめで使い勝手が良さそうだ。

シャワーヘッドは車外でも使えて便利。

シンク下に装備する給排水タンクの容量は13L。エントランス脇なのでタンクの積み下ろしも楽に行える。

C3パッケージの目玉機能が、キッチンキャビネットの上部に設置されたDC12Vクーラーだ。バッテリーフル充電でひと晩以上稼働でき、暑い季節の車中泊を快適に過ごすことができる。

クーラーは薄型のコンパクトな設計で圧迫感がなく、蒸し暑い季節でも室内をクールに保てる。

キッチンキャビネットの集中スイッチパネルからもわかるとおり、バディ108 C3パッケージLタイプは電装も充実。

300Ahのリチウムイオンバッテリーをはじめ、走行充電強化システムのEVOシステムや120Aオルタネーターを標準装備し、クーラーの使用で減ったバッテリーに急速充電が可能。C3パッケージのChargeの部分でも強力な装備が施されている。

キャンピングカーとしての基本的な電装も標準装備されていて、しかもそれらがキッチンキャビネットなどのインテリア内にコンパクトに収納されたすっきりとした設計も魅力だ。

キッチンキャビネットには集中スイッチパネル、バッテリー残量計のほかにACコンセントやDC•USBソケットを装備。オプションの1500Wインバーターを搭載すれば、IH調理器具など消費電力の大きい家電も使用できる。

キャンピングカーとして充実の装備を搭載したバディ108 C3パッケージLタイプの車両本体価格は541万2000円(税込)。展示車の価格はオプション装備料込みで621万7520円(税込、諸費用別途)。

軽キャンパーとしてはなかなかの高価格。しかし本格的なキャブコンを縮小したようなクールなスタイルと充実の装備で、山奥のキャンプ場へと続く細い道をスイスイ走れる4駆の軽トラベースならでは機動力も備えている。

バディ108ならソロでもファミリーでも車中泊キャンプやクルマ旅が快適に楽しめる。キャンピングカーライフが充実間違いなしの頼もしい相棒になってくれるはずだ。

主要装備(標準装備※ベース車標準装備品は除く)

  • シャワー付きシンク
  • 給排水タンク13L
  • 外部電源入力&コード
  • テーブルセット
  • アクリル二重窓
  • 2WAYシェード
  • 網戸付きエントランスドア
  • LED室内照明
  • DC12Vクーラー
  • リチウムイオンバッテリー300A
  • 走行充電EVOシステム
  • オルタネーター120A
  • DC•USBソケット
  • 高断熱アルミパネル

展示車に装着されているオプション(価格は税込)

  • LEDヘッドライト 4万4000円
  • バックカメラ+カバー 4万7300円
  • FFヒーター 28万1600円
  • 1500Wインバーター 17万1820円
  • 外部充電22.5A×2 14万800円
  • ダイハツ純正ホイール+タイヤ 12万円

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