これからの時期増え始めるかも?「猫バンバン」とは

●文:[クリエイターチャンネル]Peacock Blue K.K.
暑さが徐々に和らぎ秋、冬と季節が移り行けば、クルマのエンジンルームの暖かさ/安全な隠れ場所を求め、猫たちがクルマのエンジンルームの中へ入り込んでしまうケースが増えます。
しかしこの状態のままエンジンを始動してしまった場合、猫が命の危険に晒されてしまうことは想像に難くありません。またこの状態は猫だけでなく、運転者にとっても大きなリスクとなります。
では猫がエンジンルームに入ってしまった場合、運転者はどのように対処すればいいのでしょうか。
猫を助けるための行動「猫バンバン」とはいったい何?
猫は暖を取ること/安全な場所を目的として、クルマのエンジンルームに入り込んでしまうことがあります。
エンジンの始動前に、エンジンルームに入り込んでしまった猫を追い出すために、ボンネットなどを叩く行為が”猫バンバン”です。わざと大きな音を出すことで猫に対して警告を与え、エンジンルームから出て来ることを促しています。
また、猫バンバンをおこなうことによって、猫がエンジンルームに入り込んでいないか確認することが可能です。
猫が侵入してしまうのはとくに冬場に多いとされていますが、涼しくなる秋に見られることもあります。なぜなら冬などの寒い時期では、外で暮らす野良猫にとって暖を取る方法は死活問題となるからです。
また、猫は暗くて狭い場所を好む傾向があり、エンジンルームはそれを提供する完璧な場所となっています。
運転し終えたクルマのエンジンルームは、エンジンの熱で程よく温められているため、猫にとって絶好の寝床となってしまうのです。
なお猫バンバンは朝だけでなく、日中にクルマを始動させる場合におこなっておくと安心です。これは猫は縄張り意識が強く、一度良い寝床だと思われてしまうと何度も訪れられてしまう可能性があるためです。
定期的に猫バンバンをおこなうことで、猫も「ここは危険な場所なんだ」と認識し、訪れる可能性を減らすようになるでしょう。
猫がエンジンルームに侵入してしまった時には、猫バンバンが効果的
また、猫だけでなくクルマにとっても、猫の存在が機械的なトラブルの原因となる場合があるため注意が必要です。
実際に猫がエンジンルームに入り込んでしまっている場合も、ボンネットをバンバンと叩くことが最も簡単な対処法です。
ほとんどの場合、この猫バンバンで猫が驚いて逃げ出すことが多いです。しかし猫バンバンをおこなっても猫が出てこない場合は、焦らず静かにボンネットを開け、猫が自ら出てくるのを待つか、猫を刺激しないよう優しくエンジンルーム外へ誘導しましょう。
毎回エンジンルームを開けることが推奨されますが、とくにクルマを長時間駐車した際には、出発前にエンジンルームを実際に開けて確認するのも効果的です。
猫の侵入を防ぐには? 対策方法を紹介
また、事前に対策を講じておけば猫の侵入を防ぐことができます。例えば猫がエンジンルームに入り込むのを予防するアイテムとしては、2種類が挙げられます。
まず1つ目はクルマカバーです。クルマカバーを使用しクルマを覆うことで、物理的に猫の侵入を防ぐことができます。
また、クルマカバーには熱を遮断する効果もあるため、猫がクルマの熱で暖を取れないようになります。
クルマカバーを使用することで猫の侵入を防ぐことができる。
2つ目は音波アイテムです。猫が不快に感じる音波を発生させるアイテムをクルマに取り付けることで、猫をエンジンルームから遠ざけることができます。
猫の嫌がる周波数は19.5KHz〜23.5KHzといわれているため、その帯域の音を発するグッズを購入して車体/クルマの周辺に取り付けるとよいでしょう。
これらの対策方法は外で暮らす猫にとって、可哀想だと思われてしまうかもしれません。しかしむしろ、猫の身を案じるからこそおこなうべき対策です。
また猫だけでなく愛車を守るという意味でも、これからの時期の猫対策は必要になるでしょう。
これからの時期に増える猫のエンジンルーム侵入に対して、”猫バンバン”は効果的な行動です。猫の生命を守るため/クルマの安全運転のためにも、エンジンを始動する前の確認は必須となるでしょう。
また予防策をしっかりと取ることで、猫/人/クルマの共存が可能となります。安全運転を心掛けるとともに、猫たちの命を守りましょう。
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