
スズキ/ダイハツ工業/トヨタ自動車の3社は、共同開発を行っている商用軽バン電気自動車について、2025年度中にそれぞれのブランドで導入を目指すことを発表した。
●まとめ:月刊自家用車編集部
軽商用車に適した、新開発BEVシステムを搭載
BEV商用軽バンは、スズキ/ダイハツの小さなクルマづくりのノウハウと、トヨタの電動化技術を融合させた次世代モデル。3社で共同開発した軽商用車に適したBEVシステムを搭載することを特徴としている。
開発中のスズキ エブリイBEV仕様
企画にあたっては、“電動化”と“物流効率化”の2本の柱を実現するべく、いすゞ自動車と日野自動車を含めた5社が参画するCommercial Japan Partnership Technologies株式会社(CJPT)も参画することで、効率的なラストワンマイル輸送に最適な仕様を追求した車両を目指すとのこと。
開発中のダイハツ ハイゼットカーボBEV仕様
今後3社は、配送業等のニーズに最適なBEV商用軽バンを供給することで、実用的で持続可能な移動手段を提供し、世界規模で求められるカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを推進していくという。
開発中のトヨタ ピクシスバンBEV仕様。この3つの商用BEVは、2025年度中にそれぞれのブランドで導入を目指すとのこと。
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