
ジャガー・ランドローバーは、レンジローバーブランドで初となるフル電動パワートレーン(EV)を搭載した新型「RANGE ROVER SPORT ELECTRIC(レンジローバースポーツ エレクトロニック)」を世界初公開した。
●まとめ:月刊自家用車編集部
0-100km/h加速4.45秒!史上最強トルクを誇る電動ラグジュアリーSUV
新型レンジローバースポーツ エレクトロニックのパワーユニットは、前後に2基の260kWモーターを組み合わせることで、最高出力550PS、最大トルク850Nmを発揮。この850Nmという数値はレンジローバースポーツ史上最大のもので、ダイナミックローンチモード作動時には0-100km/h加速はわずか4.45秒(0-60mph加速は4.3秒)という加速パフォーマンスを実現している。
駆動バッテリーは、118.5kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを採用することで、WLTPモードで最大608km(378マイル)、実走行値でも最大536km(333マイル)の航続距離を確保。極寒期や高温下でもバッテリーを最適温度に保つ「Therm Assist™(サームアシスト)」熱管理システムを備えることで、過酷な環境下でも安定したパフォーマンスを発揮する。
急速充電(DC急速充電器使用時)では、バッテリー残量10%から80%までを約22分で充電可能。わずか10分の充電で約220km分の航続距離を補給できる実用性も備えている。
切り立った巨大な岩壁を背に、力強い存在感を放つエレクトロニックモデル。無駄を削ぎ落としたミニマルなシルエットと専用の空力デザインも見どころのひとつ。
伝統のオフロード走破力も抜かりなく確保
走りの質感を高めるメカニズム面では、アダプティブダイナミクス、ツインバルブダンパー、電子制御アクティブロールコントロール(eARC)、オールホイールステアリング(四輪操舵)といった先進技術を融合。応答速度を50%高めたバーチャルAWDや、インテリジェントトラクションマネージメントと連携させることで、大型SUVを感じさせないダイナミックで俊敏な走りと高い走行安定性を手に入れている。
オフロード性能も、バーチャル全輪駆動(AWD)と革新的なトラクションマネージメントシステムを採用することで、幅広い走行状況や路面状態で素早く精密な駆動力制御を実現。妥協のないオールテレイン走破能力を獲得している。
パッケージ面では、高強度アルミニウム製エンクロージャーに収められたバッテリーユニットを、車体中央下部にシームレスに統合させた、モジュール式縦置きアーキテクチャ「MLA-Flex」を採用。従来のプラグインハイブリッド(PHEV)モデルと比べるとボディ剛性は61%向上したほか、重心位置も73mm低く設計されたことで、大型SUVを感じさせない高い接地性とシャープなステアリングレスポンスを実現している。
なお、本モデルの最終開発テストは、標高3000フィート級の山々に囲まれたイタリアのカッラーラ大理石採石場で実施。過酷な気温変化や最大45度の急勾配、大理石の粉塵が堆積した滑りやすい路面という悪条件の中、先進のトラクション制御やオールホイールステアリングを駆使して難コースを踏破。渡河水深900mmへの対応を含め、電動化されてもレンジローバー伝統のオフロード走破能力が健在であることを証明しているという。
なお、開発プログラムの一環として、日本のプライベートサーキット「THE MAGARIGAWA CLUB」でも走行性能の熟成や独自のサウンドデザイン開発が行われている。
バーチャル全輪駆動(AWD)と精密なトラクション制御により、足場の悪いガレ場でもタイヤが確実に路面を捉えてグイグイと突き進む。電動化されたパワートレーンとの相性も良さそうだ。
低重心化された「MLA-Flex」骨格と前後ツインモーターの精密な駆動力制御の恩恵もあって、過酷な条件下でも確かな駆動力を発揮。四輪へ最適なトラクションを瞬時に分配し、急坂を走破する。
標高3000フィート級の山々に囲まれたイタリア・カッラーラ大理石採石場で最終テストを実施。過酷な気温変化や標高差の中でも揺るぎないパフォーマンスを持つこと立証したという。
内外装には、研ぎ澄まされた美学と至高の仕立てを注入
エクステリアは、空力性能を追求した専用フロントグリルやアロイホイールを採用。高速走行時の航続距離延伸(最大約16km分)にも貢献する。
さらに、レンジローバーのビスポークサービスを活用することで、無限に近いボディカラーや上質な内装仕立て、オリジナルの刺繍など、オーナーのこだわりを反映させた唯一無二のラグジュアリーEVを仕立て上げることが可能だ。
エクステリアは、無駄を削ぎ落としたミニマルなシルエットに、空力性能を高めた専用フロントグリルやアロイホイールを装着。EVとしての機能美と、レンジローバーらしい風格を両立している。
インテリアは、最上級のレザーや持続可能な高級ファブリックを贅沢にあしらった、上質で洗練されたコックピット空間。最新のインフォテインメントシステムや静粛性を極めたキャビンとすることで、先進的でラグジュアリーな移動体験を約束する。
さらに、ビスポークサービス(SV BISPOKE)を利用することで、無数のボディカラーや仕立て、独自の刺繍まで自由に選択可能だ。オーナーのこだわりを反映させた唯一無二のラグジュアリーEVを仕立て上げることが可能だ。
最新のインフォテインメントシステムと静粛性を極めたキャビン環境が、先進的な移動体験を演出。ビスポークサービス(SV BISPOKE)を利用すれば、シート素材や仕立てをオーナー好みに仕立て上げることが可能だ。
ツートーンのレザー仕立てや細部まで研ぎ澄まされたコントロール類が息づくインテリア。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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