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タグ・ホイヤー、チーム イクザワ、バンフォード・ウォッチ・デパートメントがコラボレーションを果たしました。日本のレース界のヘリテージとアヴァンギャルドカルチャーをミックスし、気持ちを湧き立たせるようなフュージョンの本質をつかんだタイムピースです。

2023年9月22日東京 ― スイスの高級時計ブランド タグ・ホイヤーは、チーム イクザワと初めてパートナーシップを結びました。モータースポーツの代名詞であり、今日、“Team Ikuzawa The Choice of Racing Enthusiasts”はカルチャーとなっています。時計として具現化されたこのコラボレーションでは、並ぶもののないタグ・ホイヤーの専門性、非凡なカスタマイズの天才、ジョージ・バンフォード、そして誇り高き生沢レガシーを受け継ぐ生沢 舞の大胆で天才的なビジョンが結合しています。
華々しい勝利を収めた輝かしいキャリアを持つレーシングドライバーの生沢 徹には、後にチームオーナーとなり、今回のコラボレーションの軸となる理念を築いたという伝説があります。芸術家を親に持つ徹は、15歳で二輪レースに出場し、最下位でレースを終えましたが、その努力に対して敢闘賞を受賞しました。それが、レーサーとしてのキャリアをスタートする好機となったのです。
1963年、二輪から四輪に乗り換えた徹は、プリンス自動車と契約し、鈴鹿でのスポーツカーの日本グランプリにスカイライン・スポーツクーペで初参戦します。そして、1964年に再び同チームと組んでレースに参加しますが、そこにスカイラインGTが投入されたことがレジェンドとなり、それは現代にまで続いているのです。
1967年、レースに出場するのに乗る車がなくなった徹は、日産との契約を終わらせ、日本の輸入業者からポルシェ906をリースします。先例を覆した徹は、日本の他チームを打ち負かし、レースに勝利しました。こうして、ポルシェは日本でよく知られる存在となり、生沢とこのブランドの生涯にわたる長い関係が始まったのでした。

1960年代後半、徹はヨーロッパのレースに参戦し、モーターレースでの名声を得ました。1966年、英語があまりわからなかったにもかかわらず、徹はイギリス・フォーミュラ3選手権に参戦しました。1967年、スターリング・モスから、ブランズハッチを拠点とするモーターレーシング・ステーブルズに紹介された徹は、1968年までにはフランク・ウィリアムズのチームでレースに出場するようになりました。その後、ワークスドライバーとしてポルシェに加わり、ル・マンやフォーミュラ2において日本人レーサーとしてパイオニアとなりました。そして徹は、現在はチーム イクザワという名称で知られている、i&iレーシングディベロップメントを創立したのです。丹頂鶴があしらわれた赤と白のリバリーは、生沢ファミリーの芸術志向を反映しています。

優雅なアプローチながらも注目を浴びるようになった生沢 舞。有名なセントラル・セント・マーチンズ アートスクールで学び、クリエイティブディレクターとして鍛錬を積むうちに身につけたファッションとカルチャーに対する感覚で、自身のヘリテージと自動車産業への情熱をシームレスに織りなします。
活気ある日本のデザインカルチャーとアートシーンにおいて、舞は頭角を現し、影響力のあるデザイナーやトレンドセッターとコラボレーションするようになります。タグ・ホイヤーともコラボレーション経験のある、藤原ヒロシというレジェンド的な存在との仕事が、その最たるものでしょう。 世界で最も影響力のある自動車アンバサダーの一人でもある生沢 舞。そのクリエイティブなエッジと斬新な視点を、カースペースの中で実施してきたプロジェクトに投入することをミッションとしています。父由来のレースのルーツ、スタイルに対する際立った感性、そして日本人としての文化的背景を見事に調和させ、これを具現化します。このシンフォニーは、新たなタイムピースのクリエーションにおいて、舞をタグ・ホイヤーの理想的パートナーとするものです。それは、父から受け継いだレースのレガシーに敬意を払いつつ、彼女独自のスタイルとカルチャーへの影響力を吹き込んだものです。

カスタマイズの神でありデザインの目利きでもあるジョージ・バンフォードは、巧みな技でパズルを完成させます。美と機能の調和的融合において右に出る者のないスキルで広く知られます。ジョージのタグ・ホイヤーに対する深い敬愛が、家族に引き継がれている深く根ざした車への愛とつながり、彼をこの類まれなコラボレーションの理想的なパートナーとシームレスに結びつけたことにより、バンフォードの長年の友人である舞とコラボレーションする機会が生まれたのです。
幻のような力がひとつとなり、タグ・ホイヤーの比類なき専門性、ジョージ・バンフォードの無限のクリエイティビティ、そして生沢 舞のアーティスティックなビジョンが融合しました。その結果、時計製作、エレガンス、またカーレーシングが共鳴し合い、わかる人に認められるものが出来上がったのです。
今回のコラボレーションの中心にあるのは、目を引くレッドとホワイトの時計です。チーム イクザワと、そのカルチャーへの敬意を表しています。ダイヤルは、ホワイトオパーリン仕上げを特徴とし、レッドの60秒/分スケールが目立ちます。3時位置と9時位置にはホワイトそしてレッドのクロノグラフカウンターが配され、コントラストを生み出しています。
ロジウムメッキ、ポリッシュ仕上げのインデックスと針には、ホワイトのスーパールミノバ®とレッドラッカー塗装が施され、スポーティーながらも洗練された本質がにじみ出ています。
「Team Ikuzawa Choice of Racing Enthusiasts」そして「SWISS MADE」のマークが誇らしげにダイヤルを飾り、日本のカーレースをテーマとしたこのリミテッドエディションのマスターピースが披露されます。高度なブラッシュ仕上げとポリッシュ仕上げを施した42 mmステンレススティール製ケースに収められたこの時計は、自社製ムーブメントのキャリバー ホイヤー02を搭載し、エレガンスと耐久性が感じられます。ファセット加工、両面反射防止処理を施したドーム型サファイアガラスは、文字が読みやすく、衝撃から時計を守ります。水深100mまでの防水性を備えたこのタイムピースは、レースファンがどんな冒険に出るときにも、寄り添います。

最後に紹介するパーツは、ステンレススティール製3連ブレスレットで、フォールディングクラスプを採用し、 アイコニックなタグ・ホイヤーのシールドロゴがあしらわれています。この時計には、特徴的な「Team Ikuzawa」のプリント入りのベルクロ付きホワイトカーフレザーストラップが付属し、様々なオケージョンに対応できます。
タイムピースにはそれぞれ、特殊なステンレススティール製ねじ込み式サファイアケースバックが用いられ、「XXX/100」、「Team Ikuzawa」ロゴ、「BAMFORD WATCH DEPT」のマークが誇らしげに刻まれています。
わずか100本の数量限定となる、他にはない今回のコラボレーションは、非常に大きな意味を持ちます。シリアルナンバー1は生沢 徹、100は生沢 舞が所有します。この独自のタイムピースは、特別にデザインされ、タグ・ホイヤー×チーム イクザワのダブルネームでの展開となり、鮮やかな白と赤のパッケージで提供されます。日本でのレースにおける徹の勇姿へのオマージュとして、ボックスにはポルシェのミニチュアが同梱されます。1967年日本グランプリでポルシェに乗り、驚くべき成績を収めた彼のスピリットを閉じ込めているのです。

へリテージ、スタイル、そしてクラフツマンシップを完璧にミックスして具現化したこの類まれなるコラボレーションは、情熱の力、イノベーション、関係性をひとつにしたことの証として存在しています。この優れたタイムピースをリリースするにあたり、タグ・ホイヤーは、カーレース、カルチャー、またスイスの卓越したウォッチメイキングを称え、真の独自性を持つ、時を超えても褪せることのないマスターピースを作り上げました。
〈タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ × チーム イクザワ by バンフォード〉
CBN201F.FB0356/96万8,000円(税込)/ 2023年9月販売開始
キャリバー ホイヤー02 / 自動巻 / ホワイトオパーリンダイヤル/60秒 / 秒盛り付きホワイトオパーリンのフランジ / ステンレススティール製ケース / 直径42 mm / 100m 防水 / ステンレススティール製3連ブレスレット、「Team Ikuzawa」のプリントとベルクロ付きカーフレザーストラップ付属
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