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ブリュッセル、2023年10月6日発表– Hyundai Motor CompanyとIveco Group N.V. は、ブリュッセルで開催された「バスワールド2023」において、初の水素バス「IVECO BUS E-WAY H2」を発表しました。
水素燃料電池を利用した新しい電気バス「IVECO BUS E-WAY H2」は、2022年3月に両社が発表した戦略的パートナシップの具体的な取り組みのひとつであり、ネット・ゼロ・カーボンのモビリティや輸送への移行を加速させるという両社のコミットメントを反映したものです。この新型車は、都市向けIVECO BUSのゼロ・エミッション・ソリューションの拡大を目指すものであり、前世代のバッテリー電気自動車(BEV)を含むラインナップとなっています。
「E-WAY H2」は、Hyundai Motor Groupの水素エネルギー専門事業ブランドであるHTWOが提供する310kWのeモーターと先進燃料電池システムを搭載した全長12mの低床シティバスです。合計7.8kgの水素を貯蔵できる4つのタンクと、Iveco Groupのパワートレイン技術専門ブランドであるFPTインダストリアル製の69kWhバッテリーパック1個を搭載し、通常の運転条件で450kmの航続距離を実現します。
「E-WAY H2」は、水素充填とプラグイン・バッテリー充電の両方が可能。IVECO BUSが開発したこのハイブリッド・ミッドパワー・コンセプトによって、車両の充電方法を最適化するだけでなく、車載バッテリーパックと燃料電池システムに最高の効率と耐久性をもたらします。
「Hyundai は水素技術のパイオニアであり、25年にわたってこの分野をリードしてきました。また、水素燃料電池モビリティと商業輸送でも世界が認めるリーダーです。私たちは、このエネルギー源が持続可能な社会を実現するための基本的な柱のひとつであると確信しており、パートナーであるIveco Groupとともにこのビジョンを実現できることを嬉しく思っています。本日の発表は、業界のネット・ゼロへの取り組みを加速させ、人類の進歩という使命を達成するための、当社の強力なパートナーシップとコミットメントを示す具体例と言えます」と、Hyundai Motor Company取締役副社長兼グローバル商用車・水素燃料電池事業責任者であるKen Ramirez(ケン・ラミレス)は述べました。
「水素を動力源とする『E-WAY H2』を発表できることを誇りに思っています。サステナビリティの道程におけるこの素晴らしいマイルストーンは、Hyundai Motor Companyとのコラボレーションが成功した証です。両社の強みを組み合わせることで、環境に優しく、気候変動との闘いに貢献し、次世代のためにより健康的な未来を創造できるような移動手段を育むことができるのです」とIveco Groupのバス事業部門プレジデントのDomenico Nucera(ドメニコ・ヌセラ)はコメントしています。
「E-WAY H2」は、フランスのアノネイとイタリアのフォッジャに所在するIVECO BUS工場で生産されます。このバスは 、10月7日から12日まで開催される「バスワールド2023」ホール4のIVECO BUSブースにて展示されました。
Hyundai(ヒョンデ)について
1967年に設立されたHyundai Motor Companyは、世界200ヵ国以上で事業を展開し、12万人以上の従業員を雇用しており、世界中のモビリティに関する現実的な課題に取り組んでいます。ブランドビジョンである「Progress for Humanity」に基づき、Hyundai Motorはスマートモビリティ・ソリューション・プロバイダーへの転換を加速しています。Hyundaiは、革新的なモビリティソリューションを実現するために、ロボティクスやAdvanced Air Mobility(AAM)などの先進技術に投資し、未来のモビリティサービスを導入するためのオープンイノベーションを追求しています。世界の持続可能な未来のために、Hyundai Motorは業界をリードする水素燃料電池と電気自動車技術を搭載したゼロエミッション車を導入するための努力を続けていきます。
Hyundai Motor Companyとその製品に関するより詳しい情報は、以下をご覧ください。
https://www.hyundai.com/worldwide/en/
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