※このページは、自動車関連企業等より配信されたパブリシティリリース記事をそのまま転載しております。掲載内容に関するお問い合わせ等につきましては、直接リリース配信元までお願いいたします。

▲フォーミュラEデモ走行では、大迫力のパフォーマンス披露!
東京都は、CO2を排出しない環境先進都市「ゼロエミッション東京」の実現に向け、都内で新車販売される乗用車を2030年までに100%非ガソリン化することを目指しています。この目標達成に向け、“ゼロエミッション・ビークル(以下ZEV)※1”を広く普及するため、「TOKYO ZEV ACTION」プロジェクトを開始しています。
プロジェクト第1弾では、7月2日に丸の内・行幸通りにて、ZEV車両やフォーミュラE車両の展示、各ステージイベントや体験型コンテンツを通じ、家族で楽しめる参加型イベント「E-Tokyoキックオフ」を行い、多くの都民の皆様にZEVを知り、楽しんでいただきました。※2
今回はプロジェクト第2弾として、2023年10月27日(金曜日)〜11月5日(日曜日)に東京ビッグサイトで開催された「Japan Mobility Show」内で、フォーミュラE車両展示や10社14車種のZEVの試乗等ができる「E-Tokyo Park」を行いました。さらに10月28日(土曜日)は、フォーミュラEのデモ走行を行いました。
※1…走行時に二酸化炭素等の排出ガスを出さない電気自動車(EV)や燃料電池自動車(FCV)、プラグインハイブリッド自動車(PHEV)などのZEVに加え、カーボンニュートラルな車両の普及を目指します。
※2…第1弾プロジェクト「E-Tokyoキックオフ」については、イベントレポートにて詳細ご確認いただけます。
https://tokyozevaction.jp/contents/20230710/
■迫力満点!フォーミュラEデモ走行
2024年3月30日に開催される「FIA フォーミュラE世界選手権東京大会」に向け、フォーミュラEのレーシングカー及びEVレーシングカーの「NISSAN LEAF NISMO RC」がデモ走行を行い、多くの観客で賑わいました。ステージには、潮田勉東京都副知事、日産自動車株式会社の星野朝子執行役副社長と、MCにはサッシャ氏をお招きし、ミニトークショーも行いました。
~潮田副知事、「FCEV」に乗って登場~
「FCEV」とは水素と空気中の酸素を化学反応させて電気をつくり、その電気を動力源に走行するモビリティですが、これもZEVのひとつなのです。その「FCEV」に乗って潮田副知事が登場しました。

~ミニトークショーの様子~
ステージにあがった潮田副知事は2024年3月に開催されるFIA フォーミュラE世界選手権東京大会について、「フォーミュラEは、エンジン音や排気ガスがない電気自動車の市街地レースとして、世界の主要都市で開催されています。東京でも、環境にやさしいクルマを普及するための取組を積極的に行っており、サステナブルな社会を目指すフォーミュラEと目的を一にしているということで、来年3月の東京大会の開催に向けて都としても後押ししているところです。」とコメント。また10月25日(水曜日)に発表された「FIA フォーミュラE世界選手権東京大会」のコースレイアウトについて、「サステナブルな次世代都市へと発展しつつある場所として、東京ビッグサイト周辺での開催が決まりました。まさにこの、東京ビッグサイトの駐車場や、周辺道路もフォーミュラカーが走り抜けることになります。今私たちがいるこの場をフォーミュラカーが走り抜けると思うと、大会前からとてもワクワクしますね!」とお話されました。
すると星野副社長も「車のレースを東京で観られるのは本当に素晴らしいと思います。これまで自動車レースはちょっと遠くてなかなか行きづらいなという方もいたと思いますが、東京であれば地下鉄やゆりかもめでも来れますよね!」と3月の「FIA フォーミュラE世界選手権東京大会」に向け期待を膨らませました。
走行音や排気ガスがないからこそ、東京都という大都市の中でもレースが実施できるのがEVカーの魅力のひとつですが、日産がフォーミュラEに参加する意義について伺うと、星野副社長は「日産では日本メーカーではいち早く2010年から100%電気自動車のリーフを発売して電動化の取り組みを始めました。2021年に発表した長期ビジョン”Nissan Ambition 2030”では、2030年までにグローバルで19車種のEV導入を掲げています。なぜ日産が電動化を進めるのか。それは、環境対応やサスティナビリティな視点だけでは無く、日産が持つ電動化技術を通じて多くのお客さまにワクワクをお届けしたいからです。EVのパイオニアメーカーとして、モータースポーツ最高峰”フォーミュラE”に参戦することは自然な流れでした。2018年からフォーミュラEに参戦して既に5年目になります。そのレースが東京で開催され日本の多くに方に見てもらえることは本当に嬉しいです。」と語りました。

~「NISSAN LEAF NISMO RC」デモ走行~
最初のデモ走行は、日産のモータースポーツを担うNISMOのレーシングテクノロジーが体感できるEVレーシングカーの「NISSAN LEAF NISMO RC」。
星野副社長の「リーフの技術を使ったリーフRCで、EVのポテンシャルを皆さまにお届けしたいと思います。それでは走行スタート!」の合図で、デモ走行エリアに颯爽と「NISSAN LEAF NISMO RC」が登場します。ドライバーは、スーパーGT GT500 Niterra MOTUL Zの千代勝正選手です。スピードがあるのに走行音は静かで、加速も滑らか。そのかっこいい走りに、観ている会場のみなさんも「おおー」と感嘆の声を上げます。星野副社長は「実は、このレーシングカーは今市販している日産リーフと全く同じモーターを前後に2つ搭載したレーシングカーなんです。市販車と言ってもモーターが持つポテンシャルはとても高いことを多くの方に知っていただきたいと思って制作しました。日産はいち早くEVのポテンシャルに気づき、長年にわたりEVの開発をしてきましたが、市販車開発の中で非常に多くの事を学んできました。そして今、日産のEVエンジニアがフォーミュラEのチームで活躍しています。市販車で得たノウハウをフォーミュラEにも活用しているんです。そして、フォーミュラEで得られた知見をまた市販するEVにも応用していきたいと思います。」と、市販車、フォーミュラEの技術力がそれぞれ影響しあって、最高のEVパワートレインを作り上げていることをお話されました。さらに、このEVパワートレインは、昨シーズンから日産チームだけでなく、McLarenチームにも提供しており、日産のモータースポーツを担うNISMO の レーシングテクノロジーが世界でも発展しているのです!
「NISSAN LEAF NISMO RC」のデモ走行を見た潮田副知事は、「加速がすごかったですね。EVの力強さを体験できました。皆さんが普段乗られる車にもレーシングカーの技術が生かされているということですので、ぜひEVを身近な存在に感じていただければと思います!」とコメントしました。

~「フォーミュラE レーシングカー」デモ走行~
続いてフォーミュラーEのレーシングカーが走行。レーシングカーは本イベントのために緊急来日したもので、ドライバーはNiterra MOTUL ZでSuper GTに参戦しており、昨年までNissan Formula Eのリザーブドライバーを務めていた高星明誠選手です。
潮田副知事の「未来のクルマが駆け抜ける、迫力満点のデモ走行となっております。ぜひ最後までお楽しみください!それではデモ走行スタート!」の開始の合図を受けて、レーシングカーが勢いよく発進しました。登場と共に会場からはどよめきが湧き上がります。さらに、加速、Uターン、ドーナツターンなど技が決まると会場からは歓声が湧き上がりました。星野副社長にフォーミュラEについて伺うと、「こちら走行するフォーミュラEのGen2車両はドライバーが乗った状態で900kgの車体に約335馬力、最高速度は280km/hのパフォーマンスです。昨シーズンのシーズン9より、Gen3へ改良されており、3月の東京大会でも走行するレース車両は車体の重さは840kg、約470馬力、最高速度は322km/hと進化するんですよ!」と解説してくださいました。それを聞いた潮田副知事は「やはりものすごい迫力ですね。実際に見ると、ZEVのカッコよさを体感できますね。」とコメントをしました。

~クロージング~
2つのデモ走行が終了後、潮田副知事は「フォーミュラカーも、リーフも、環境に優しいというのはもちろんですが、カッコいい、というのも大きな魅力だと思います。フォーミュラE東京大会を通じて、カッコいいクルマでもあるゼロエミッションビークルの普及に弾みをつけると同時に、東京の魅力を世界に発信し、国際的なプレゼンスを高める絶好の機会となると考えています。日産チームには、日本を代表する自動車メーカーとして、東京大会での活躍を期待しています。ぜひ皆さんも、来年3月のフォーミュラEを見て、ゼロエミッションビークルの魅力を肌で感じていただきたいと思います。」とコメントし、デモ走行を締めくくりました。

■観客を魅了!フォーミュラE車両展示
フォーミュラE車両が持つ存在感や迫力に来場者は目を奪われ、「FIA フォーミュラE世界選手権東京大会」への期待が高まりました。

■初めてZEVに触れる方も…!?ZEV試乗会
各自動車メーカーさまのご協力のもと、ZEV試乗会が行われました。期間中は、たくさんの方々が試乗して、その乗り心地等を体験し楽しまれていました。


■もっとZEVのことを知る!ZEV補助金 紹介ブース
東京都が実施する、ZEV購入等に際する補助金についてご紹介するほか、自転車で水素を作る体験やガラポン抽選会も実施。大人だけでなく、子どももZEV車両を知り体験できるコンテンツに、家族や友人と楽しむ様子が見られました。


今後も、「ゼロエミッション東京」実現というゴールに向けて、2024年3月(予定)までに、イベントを実施予定です。大人も子どもも楽しめるコンテンツを準備中ですので、ぜひご期待ください!
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