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ゼロカーボンシティ構想を推進する岡崎市と協定を締結
株式会社ジェイテクト(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:佐藤和弘、以下「ジェイテクト」)は愛知県岡崎市とCO2直接回収システムの地域実証に向けた協定を締結しました。本システムは企業活動にともない排出されるCO2を自社開発したCCUSにより資源化し、岡崎市のごみ処理施設で活用する試みです。まずは、ジェイテクト岡崎工場で排出されるCO2を年間50トン級回収・資源化するCCUSシステムにより、地域実証に向けた検討、協議を開始します。

1.CCUSについて
CCUS( Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage, CO2回収・利用・貯蔵)とは、CO2を積極的に回収して資源として利用し、大気中にCO2が排出されないように固定化するCO2削減手法のひとつです。本実証では自社開発したCCUSが持つCO2資源化の機能を最大限に活用し、岡崎市内の生産工場のカーボンニュートラル化と地域環境の改善を推進し、岡崎市のゼロカーボンシティ構想の実現を目指します。
2.本契約締結の背景
近年、地球温暖化の一因として、人々の産業活動にともなう大気中へのCO2排出量の増加が注目されています。ジェイテクトはこの地球環境が抱える課題に真摯に取り組み、2035年カーボンニュートラルを目標に掲げ、製造業の企業活動によるCO2排出量の低減に努め、持続可能な社会の実現を目指しています。
また、岡崎市も同様の課題を重視し、2050年ゼロカーボンシティの実現を目指しています。本実証では、岡崎市に所在するジェイテクト岡崎工場で排出されるCO2を自社開発したCCUSシステムにより回収・資源化します。そしてCO2から生み出された資源はごみ処理施設で有効利用され、ゼロカーボンシティ構想への貢献とともに、地域環境の改善にも貢献します。

3.岡崎市ゼロカーボンシティの実現に向けた計画について
岡崎市は、2050年までに市域から排出される温室効果ガス排出量の実質ゼロ(ゼロカーボンシティ)を目指しており、このロードマップとして、まずは、2019年度対比で2030年度までに排出量を50%削減させるための「岡崎市地球温暖化対策実行計画(実行計画)」を策定しています。
実行計画では、基本方針の一つとして、「⑥多様な連携により脱炭素化を加速するまち」を掲げ、公民連携によりカーボンニュートラル社会の実現に向けた事業を展開することとしています。
4.今後について
ジェイテクトでは「環境チャレンジ2050」達成に向けた環境保全活動推進のために、取り組み方針および具体的な目標を定めた「2025年環境行動計画」を策定し、ジェイテクトグループ全体で共有し活動しています。2035年までにジェイテクトグループ全体でのカーボンニュートラル実現に向け、本CCUSも含めた新技術開発と生産工程の改善によるCO2排出量削減を積極的に推進し、岡崎市など地域行政との連携を強化することで、社会環境の改善などに貢献する新たな価値創造に努めます。
(ご参考)
■ジェイテクトグループ「環境チャレンジ2050」策定について
https://www.jtekt.co.jp/news/2016/001751.html
■岡崎市地球温暖化対策実行計画について
https://www.city.okazaki.lg.jp/1550/1564/1621/p022608.html
以上
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