※このページは、自動車関連企業等より配信されたパブリシティリリース記事をそのまま転載しております。掲載内容に関するお問い合わせ等につきましては、直接リリース配信元までお願いいたします。
•Hyundai Motorsportは2024年のFIA世界ラリー選手権の開幕戦であるラリー・モンテカルロで優勝を飾り、完璧なスタートを切った
•最終日Day4を制したThierry Neuville(ティエリー・ヌービル)/Martijn Wydaeghe(マルティン・ウィダグ)組はフルポイントマークも獲得し、圧倒的な勝利を収めた
•Ott Tänak(オィット・タナック)/Martin Järveoja(マルティン・ジェルペオジャ)組は4位と健闘、Andreas Mikkelsen(アンドレアス・ミケルセン)/Torstein Eriksen(トルシュタイン・エリクセン)組は6位でHyundai Shell Mobis World Rally Teamとしての初参戦を終えた

ギャップ(フランス)、 2024年1月28日発表 – 2024年FIA世界ラリー選手権第1戦のラリー・モンテカルロにおいて、ティエリー・ヌービルとマルティン・ウィダグが圧巻の勝利を収めました。
ともにベルギー出身でHyundai Shell Mobis World Rally Teamに所属する2人は、厳しい17本のステージでスリリングな勝利争いを繰り広げた後、シーズンのスタートを完璧な勝利で飾りました。曲がりくねった山岳部の道を舞台に4日間に渡って激戦を繰り広げたヌービル/ウィダグ組は印象的な活躍を見せ、今年の今後のレースに向けた意気込みを力強く示しました。
壮大な戦いとなったラリー・モンテカルロは、SS15として今大会3回目となる金曜の「ラ・ブレオール/セロネ」(SS15、18.31km)、続いて1989年以来の「ディーニュ・レ・バン/ショードン・ノランテ」(SS16、19.01km)、そしてアイコニックな「ラ・ボレーヌ・べジュビー/コル・ド・チュリニ」(SS17、14.80km)の3本の最終ステージで日曜日に幕を閉じました。
最終日のヌービル/ウィダグ組は3本のステージで首位を獲得、土曜、日曜、そしてパワーステージでトップに立ち、フルポイントを獲得しました。今回はヌービルにとってラリー・モンテカルロで2回目、Hyundai Motorsportの一員となってからは20回目の勝利となりました。
今回がHyundai Motorsport復帰の初戦となったチームメートのオィット・タナック/マルティン・ジェルペオジャ組は総合4位に入賞しました。序盤のエンジントラブルのために全体的な結果はふるわなかったものの、今後を期待させる兆候が多く見られました。土曜日のステージ優勝に加え、スーパーサンデーでは4位となりさらに4ポイントを獲得、パワーステージでも1ポイントを獲得しました。
アンドレアス・ミケルセンとトルシュタイン・エリクセンは、最後の3本のステージでクリーンランを達成し6位確定となり、着実な進歩を遂げて週末を終えました。ノルウェー出身の2人は今回がHyundai i20 N Rally1 Hybridでの初参戦で、週末を通して一歩ずつステップアップしましたが、すでに現在は次の大会でさらなる好成績を残すことに意識を向けています。
ヌービルは、ドライバーズランキングで2位に6点差で首位に立ち、Hyundaiはマニュファクチャラーズランキングで1位と1点の僅差で2位につけて、次戦のスウェーデンに臨みます。

クルーコメント:ティエリー・ヌービル/マルティン・ウィダグ
(Hyundai i20 N Rally1 Hybrid 11号車)
ラリー・モンテカルロの9本のステージで勝利
フルポイントの30ポイントを獲得
正直言って言葉がありません。本当に素晴らしい週末で、マシンの中では何の不安もありませんでした。チームは素晴らしい仕事をしてくれましたし、全体としてとてもうまく機能していたと思います。こんなチームは初めてで、今後に向けた良い兆しだと思います。
まだ課題はあるので、これからも頑張らなければいけませんが、このラリーで優勝できてとてもうれしく思います。今週末の僕たちは本当に最高でした。本当に素晴らしいマシンでした。チームに心から感謝します。
クルーコメント:オィット・タナック/マルティン・ジェルペオジャ
(Hyundai i20 N Rally1 Hybrid 8号車)
エストニア出身の2人は、総合とスーパーサンデーで4位に
最終日では2本のステージで3位に入り、トップになれる可能性を示した
僕たちのチームは4位に入らなければならないのですが、大会はいうまでもなく簡単なものではありませんでした。Hyundai i20 N Rally 1 Hybridについて学びや発見がたくさんありました。一番安定した大会だったとは言えませんが、週末は乗り切ったので、次回も頑張ります。
次回のラリー・スウェーデンでの冒険を楽しみにしています。でもあまり時間がないので、とにかくプレイベントテスト後は今週末よりも準備が整った状態で迎えられたらいいと考えています。
クルーコメント:アンドレアス・ミケルセン/トルシュタイン・エリクセン
(Hyundai i20 N Rally1 Hybrid 9号車)
ノルウェー出身の2人は大切な学びを得て6位入賞
次回参戦は4月のクロアチア・ラリー
この週末を楽しむことができました。昨日はスピードが上がったのですが、今日は地形が厳しかったので慎重になっていました。パワーステージでもう一押ししたので、トップとの差は1kmあたりわずか0.3秒となり、どんどん近づいていきました。
このマシンは本当に素晴らしいです。ただ、そのポテンシャルを最大限に引き出すにはドライビングに慣れる必要があります。特にダウンフォースを十分に使わずに中速から高速で走っているときにどれだけスピードを出せるか、まだ学んでいるところです。その知識が足りないだけだと思うので、あと少しこのマシンに慣れれば大丈夫なはずです。
「モータースポーツに携わる誰もがモンテカルロでの勝利を一度は達成したいと思っています。今回の結果にチームとして安堵していますが、それはこのアイコニックなイベントで優勝したからというだけではありません。この優勝はチームが一丸となって努力した結果だからです。実はこのことについてあまり話していませんが、セットアップの仕方や週末を通してそのポテンシャルを最大限に引き出す方法など、マシンは昨年から大きく変わっています。いつものようにチームはこの勝利に値すると思いますが、ただ、こういった形での勝利は本当に素晴らしいものです」と、Hyundai Motorsportの社長でチーム代表でもあるCyril Abiteboul(シリル・アビテブール)は述べました。
次回ラリー
・2024年FIA世界ラリー選手権第2戦のラリー・スウェーデンは、2月15日から18日まで開催
・凍った舗装路でなく雪だまりの道路を走るためスタッズタイヤを装着した3台のHyundai 20 N Rally1 Hybridsが参戦
Final Overall Classification – ラリー・モンテカルロ

2024年FIA世界ラリー選手権マニュファクチャラーズランキング
第1戦終了後
1.Toyota Gazoo Racing World Rally Team 46
2.Hyundai Shell Mobis World Rally Team 45
3.M-Sport Ford World Rally Team 12
2024年FIA世界ラリー選手権ドライバーズランキング
第1戦終了後
1.T.ヌービル
2.S.オジエ
3.E. バンス
4.O. タナック
5.A.フルモー
6.勝田貴元
7.A.ミケルセン
Hyundai Motorsport GmbHについて
Hyundai Motorsport GmbHは、FIA世界ラリー選手権(WRC)や各種カスタマーレーシングプロジェクトなど、Hyundaiのグローバルなモータースポーツ活動を担っています。2012年の創設以来、WRCにおいて高い評価を得ており、2019年と2020年にはマニュファクチャラーズタイトルを獲得しました。2022年にWRCはハイブリッドの時代に突入し、これまでとまったく異なる技術が求められ、結果Hyundai i20 N Rally1 Hybridが誕生しました。2015年にはカスタマーレーシング部門を設立してからは、世界中のラリーやサーキットでの成功を目指すチームやドライバーにとって信頼できるパートナーとなっています。競争力のあるHyundai i20 N Rally2から先頭を走るHyundai Elantra N TCRに至るまで、Hyundai Motorsportが製造したマシンは、国内のラリー選手権だけでなく、FIA世界ツーリングカーカップ(WTCR)(2018年、2019年、2022年)とTCRワールドツアー(2023年)でもタイトルを獲得しています。Hyundai Motorsportは、この10年間、世界中のHyundaiブランドの重要な認識の転換を支えてきました。今後も、Hyundaiのグローバル・ハイパフォーマンス・ブランド「N」の推進において重要な役割を果たし続けていきます。
Hyundai Motorsportに関するさらに詳しい情報は以下をご覧ください。
Hyundai(ヒョンデ)について
1967年に設立されたHyundai Motor Companyは、世界200ヵ国以上で事業を展開し、12万人以上の従業員を雇用しており、世界中のモビリティに関する現実的な課題に取り組んでいます。ブランドビジョンである「Progress for Humanity」に基づき、Hyundai Motorはスマートモビリティ・ソリューション・プロバイダーへの転換を加速しています。Hyundaiは、革新的なモビリティソリューションを実現するために、ロボティクスやAdvanced Air Mobility(AAM)などの先進技術に投資し、未来のモビリティサービスを導入するためのオープンイノベーションを追求しています。世界の持続可能な未来のために、Hyundai Motorは業界をリードする水素燃料電池と電気自動車技術を搭載したゼロエミッション車を導入するための努力を続けていきます。
Hyundai Motor Companyとその製品に関するより詳しい情報は、以下をご覧ください。
https://www.hyundai.com/worldwide/en/
人気記事ランキング(全体)
専用デカールを貼ることで、仕事も遊びもこなすエブリイに変身 特別仕様車「Jリミテッド」は、「エブリイ JOIN ターボ」をベースに、専用のデカールやガンメタリック塗装のホイールキャップを追加。さらに専[…]
防音断熱や車内クーラーなど車中泊仕様の基本装備が充実! RVビッグフットは埼玉県東松山市と北海道函館市に店舗を構えるキャンピングカー専門店で、自社開発のキャンピングカーのラインナップも充実。 バンコン[…]
ミラー上部にジャストフィット! 純正パーツのようにハマる高性能デジタルランドメーター 様々なカー用品をリリースするカーメイトから、新たにリリースされた高性能ランドメーターを紹介しよう。このアイテムは、[…]
家族で楽しむ週末に寄り添うキャンピングカー LUANAが目指したのは、日常とアウトドアをシームレスにつなぐ存在。平日は街乗りに便利なバンとして使え、週末になればそのままキャンピングカーへと姿を変える。[…]
最初期のヘッドライトは、灯油を燃やすランプ式 クルマにヘッドライトが装着され出したのは1890年頃です。初期の頃は灯油を燃やして光源としていました。その後明るさを高めたアセチレンガスを燃料としたランプ[…]
最新の投稿記事(全体)
人気のAMGスタイルで、1ランク上のモデルに仕上げた特別仕様車 メルセデス・ベンツGLBは、2021年に国内導入されたモデルで、究極のオフローダーであるGクラスからインスピレーションを受けたスクエアな[…]
専用カラーの「グリ マーキュリー」「エリクサーレッド」の2色を展開 今回導入される「C4 MAX HYBRID Edition Lumière」は、「C4 MAX HYBRID」をベースモデルにサンル[…]
WLTCモードでの燃費は21.5km/Lを達成 今回導入されるプジョー2008 GT Hybridは、新開発の1.2L直列3気筒ガソリンターボエンジンに、電動モーターを内蔵した6速デュアルクラッチ式ト[…]
室内空間と視界を改善。より親しまれるスーパーハイトワゴンに進化 新型「eKスペース」は、日常を安全・安心かつ快適に過ごせる「私の日常に安らぎが寄り添うクルマ」というコンセプトを踏襲し、全方位で進化。タ[…]
唯一無二の魅力をさらに磨いて、機能も大幅アップデート! デリカミニは、2023年5月に「eKクロススペース」の実質的な後継モデルとして誕生した、SUVルックが特徴の軽スーパーハイトワゴンだ。今回のモデ[…]