※このページは、自動車関連企業等より配信されたパブリシティリリース記事をそのまま転載しております。掲載内容に関するお問い合わせ等につきましては、直接リリース配信元までお願いいたします。
「ズバット」を中心とした比較サイトを展開する株式会社ウェブクルー(本社所在地:東京都世田谷区、代表取締役社長:藤島 義琢)は、車所持者を対象に、「ガソリン車の廃止」に関する意識調査を実施しました。
- 調査実施の背景
欧州連合(EU)は電気自動車の普及に関して、2035年までにガソリン車(ディーゼル車、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車を含む)の新車販売を禁止する方針を進めてきました。しかし、2023年3月25日、環境にやさしいとされるカーボンニュートラル燃料(例えばe-fuelなどの合成燃料)で動くエンジン車に限り2035年以降も販売を許可するなど、これまでの方針に一部変更を加えることを発表しました。この変更はエンジン車の利用を継続させることになり、一部ではこれが次世代自動車(電気自動車(EV)、バッテリー式電気自動車(BEV)など)の普及を妨げるのではないかという懸念も生じています。
その一方で、日本でも2035年までにガソリン車の新車販売を禁止する方針であるものの[1]、EUと異なりハイブリッド車やプラグインハイブリッド車は対象外です。このような国内外の動きに対して、車の所有者はどのように考えているのかを明らかにするため、ガソリン車の廃止に関する意識調査を実施しました。
[1] 日本では2050年にはガソリン車とディーゼル車の利用を含めて完全廃止とする方針。(参考:経済産業省「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」
https://www.meti.go.jp/press/2020/12/20201225012/20201225012.html)
※本記事での「電気自動車(EV)」とは、バッテリー式電気自動車(以下、BEV)・ハイブリッド車(以下、HV)・プラグインハイブリッド車(以下、PHV・PHEV)・燃料電池自動車(FCV・FCEV)とします。また、水素燃料エンジンを搭載し、水素をそのまま燃料にして運動エネルギーを得る内燃機関車については「水素自動車(燃料電池自動車の一種である水素燃料電池車とは異なる)」と定義します。
※構成比は小数第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
- 調査結果トピックス
<アンケート回答者(車所有者)1,020人に調査>
・将来的にガソリン車やディーゼル車の新車販売が禁止されることを知っている割合は、アンケート回答者全体の60.5%(617人)。
・ガソリン車の新車販売が禁止されることを知っている人(617人)が興味を持つ車種は「ハイブリッド車」が36.5%、「バッテリー式電気自動車」が12.2%、「プラグインハイブリッド車」が11.8%という結果に。
・一方で、ガソリン車の新車販売が禁止されることを知らない人(403人)の半数以上は、興味を持つ車種として「ガソリン車」を挙げており、その割合は53.1%だった。「ハイブリッド車」「バッテリー式電気自動車」「プラグインハイブリッド車」などの割合は、ガソリン車の新車販売禁止を知っている人の割合よりも少なかった。
・EVに関する懸念点は、「車両価格が高い」が全体の54.0%を占め、最多。そのほか、38.5%の人が「充電に時間がかかる」、36.8%の人が「充電スポット・水素ステーション等の不足」と答えた。
・EVに期待している点は、「環境負荷が少ないこと」の40.6%が最多。さらに、「電費の良さ ※ガソリン車でいう燃費のこと」と答えた人が35.5%、「補助金や減税などの優遇措置」と回答した人が31.1%だった。
・ガソリン車やディーゼル車の新車販売禁止に関しては、「賛成」が22.9%、「反対」が37.8%、「どちらとも言えない」が39.3%と、意見が割れた。
このほかにも、以下の項目について調査結果をまとめました。
・現在所有している車種
・次に買い替えたいと思っている車種とその理由
・EVを販売しているメーカーのうち、気になるメーカー
※調査結果の全容は「ズバット 車買取比較」(https://www.zba.jp/car-kaitori/cont/column-20240207)にてご覧いただけます。
- 調査結果詳細
■2035年にはガソリン車の新車販売が禁止に。どのくらい認知されている?
「将来的にガソリン車やディーゼル車の新車販売が禁止されることを知っていますか?(単一回答)」と質問したところ、『知っている(60.5%)』『知らない(39.5%)』という回答になりました。
一方で、具体的な禁止時期についてはどの程度知られているのでしょうか。
前の質問で「(将来的にガソリン車やディーゼル車の新車販売が禁止されることを)知っている」と回答した617人に、「ガソリン車の新車販売禁止について、具体的な時期としては2035年を目標としていることを知っていますか?(単一回答)」と質問したところ、『知っている(56.7%)』『知らない(43.3%)』という結果になりました。
また、ガソリン車の新車販売禁止についての認知度と、興味がある車種をクロス集計し、それらの関連性を調査しました。
■ガソリン車の新車販売禁止を知っている人が、興味を持つ車種とは?
▼ガソリン車の新車販売禁止を「知っている」と回答した56.7%(617人)が興味を持っている車種
・ガソリン車(27.6%)
・ハイブリッド車(36.5%)
・ディーゼル車(4.7%)
・バッテリー式電気自動車(12.2%)
・プラグインハイブリッド車(11.8%)
・水素自動車(2.1%)
・燃料電池自動車(2.3%)
・その他(2.9%)
▼ガソリン車の新車販売禁止を「知らない」と回答した43.3%(403人)が興味を持っている車種
・ガソリン車(53.1%)
・ハイブリッド車(30.0%)
・ディーゼル車(2.7%)
・バッテリー式電気自動車(6.9%)
・プラグインハイブリッド車(3.5%)
・水素自動車(1.2%)
・燃料電池自動車(0.7%)
・その他(1.7%)
将来的にガソリン車の新車販売が禁止されることを知っている人は「ハイブリッド車」「バッテリー式電気自動車」「プラグインハイブリッド車」などの次世代自動車に興味を持っている傾向があり、環境意識の高さがうかがえます。
それに対し、ガソリン車が販売禁止になることを知らない人は「ガソリン車」に興味を持っている割合が一番高く、「ハイブリッド車」「バッテリー式電気自動車」「プラグインハイブリッド車」などの割合は、ガソリン車の新車販売禁止を知っている人の割合よりも低い結果となりました。
■EVに関する懸念点・期待できる点
「EVに関して懸念点があるとしたら、どのような点を挙げますか?(上位3つまで)」と質問したところ、『車両価格が高い(54.0%)』と回答した人が最も多く、『充電に時間がかかる(38.5%)』『充電スポット・水素ステーション等の不足(36.8%)』が続きました。
上記以外の結果は以下のとおりです。
・購入できる車種の選択肢が少ない(15.9%)
・電力供給不足や電気代の高騰(14.5%)
・特になし(7.4%)
・エンジン音が楽しめない(3.8%)
・整備工場の不足や修理の長期化(2.2%)
「EVに関して期待できる点があるとしたら、どのような点を挙げますか?(上位3つまで)」と質問したところ、『環境負荷が少ない(40.6%)』と回答した人が最も多く、次いで『電費の良さ ※ガソリン車でいう燃費のこと(35.5%)』『補助金や減税などの優遇措置(31.1%)』が挙がりました。
上記以外の結果は以下のとおりです。
・非常用電源としての活用(23.0%)
・特になし(17.7%)
・加速の速さ(8.6%)
■ガソリン車やディーゼル車の廃止に関しては、約2割が肯定的、約4割が否定的と意見が分かれる
「あなたはガソリン車廃止の動きに賛成ですか?反対ですか?」と質問したところ、『賛成(22.9%)』『反対(37.8%)』『どちらとも言えない(39.3%)』という結果になりました。それぞれの理由についても詳しく聞きました。
■ガソリン車廃止に賛成?それとも反対?それぞれの理由とは
【賛成】
・整備を進めてくれるのであれば、環境に良いこともあり賛成です(20代/女性/自営業/愛知県)
・環境への影響を真剣に考えるきっかけになるから(30代/女性/公務員/群馬県)
・未来の地球環境を守るためには必要だと思うからです(40代/男性/会社員/神奈川県)
・いつまでも化石燃料があるわけではないので(50代/男性/会社員/岩手県)
【反対】
・まわりに充電スポットがないのでガソリン車しか選べません。車を買い替える頃に充電スポットも増えて種類も多ければEVにしてもよいかなとは思います(20代/女性/会社員/岡山県)
・環境問題が叫ばれているけど電気は火力発電で作られているので意味がないのでは?(30代/男性/会社員/埼玉県)
・ガソリン車に比べ電気自動車がどれだけ環境にやさしいのか、いまいち理解できないから(40代/男性/会社員/京都府)
・家計がカツカツなのに他の選択肢がまったくないというのは反対。例えば、軽自動車のように初期費用が安く済みランニングコストも低価格なタイプの電気自動車があれば賛成するかも(50代/女性/パート・アルバイト/京都府)
【どちらとも言えない】
・時代の流れ的には仕方がないのかもしれないけどガソリン車=環境に悪い、EV車=環境に良いというのは納得できません(30代/女性/無職/栃木県)
・ガソリン車のメリットデメリットと電気自動車のメリットデメリット、両方あってどちらか一方が悪いわけではないと思うから(30代/女性/パート・アルバイト/岐阜県)
・いずれ石油は底を尽くため、ガソリン以外の車両に変更しなければならないのはわかるが、車両製造が追いつかないのでは。それに価格が高いので買えない人が多いと思う(50代/男性/会社員/愛知県)
・廃止時期によるのでは?いずれは廃止すべきだと考えるが、時期が早すぎると対応が困難になることも考えられる(50代/男性/会社員/神奈川県)
※本調査結果の全容は「ズバット 車買取比較」(https://www.zba.jp/car-kaitori/cont/column-20240207)にてご覧いただけます。
- 調査概要
「ガソリン車の廃止」に関する意識調査
【調査日】2024年1月4日(木)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,020人
【調査対象】車を所有していると回答した人
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
- 「ズバット 車買取比較」について
「ズバット 車買取比較」は全国的に有名な車買取業者から地域密着型の車買取業者まで、263社(2024年1月時点)の車買取業者が参加している、日本最大級の規模を誇る車買取比較サイトです。簡単な情報入力だけで最大10社の車買取業者に一括で査定を依頼することが可能です。
また、中古車オークションでの取引データをもとに中古車の査定相場を独自に算出。車種ごとに査定相場を確認することができます。
日本全国どこからでも気軽に一括査定の依頼が可能、かつ査定を依頼できる車買取業者の数が多いため、高価買取の可能性が高まります。
URL:https://www.zba.jp/car-kaitori/
- 会社概要
会社名 :株式会社ウェブクルー
所在地 :〒154-0024 東京都世田谷区三軒茶屋二丁目11番22号 サンタワーズセンタービル4F
設立 :1999年10月1日
資本金 :100,000,000円
代表者 :代表取締役社長:藤島 義琢(ふじしま よしたか)
事業内容:Webマーケティング事業
URL :https://www.webcrew.co.jp/
人気記事ランキング(全体)
ベース車はスズキ・エブリイワゴン/キャビン 2mini Frozoo(マリナRV) ベースとなる車両はスズキ・エブリイワゴン。釣りやキャンプなどアウトドア趣味のユーザーに人気が高い軽バンコンは、キャン[…]
三角表示板とオサラバできる、ありがたい新世代の停止表示器材 エーモンから発売されている「パープルセーバー」は、〝三角表示板〟の代わりに使用できる停止表示器材。三角表示板は畳んだ状態でもラゲッジ内で大き[…]
ベース車両はダイハツのアトレー ベースとなる車両はダイハツのアトレー。燃費が良く小回りの効く軽自動車でありながら、車内スペースが広く、多くの荷物も積み込める人気の車。キャンピングカーイベントではベース[…]
ナメたナットを切って外すツール 角をナメてしまったナットは、外れたとしても再利用することは難しい。であれば、壊してして外す、という選択肢もある。それを可能とするツールが「ナットブレーカー」だ。ナットを[…]
ベース車両はダイハツのアトレー ベースとなる車両はダイハツのアトレー。 燃費が良く小回りの効く軽自動車でありながら、車内スペースが広く、多くの荷物も積み込める人気の車だ。 各種スイッチをはじめ、適切な[…]
最新の投稿記事(全体)
人気タレントを使ったテレビCM戦略は、ミゼットから始まった クルマのCMにタレントが登場するのは、今では当たり前のこと。旬のタレントと新型車の取り合わせは、時に大きな話題にもなる。その先駆けとなったの[…]
iPhoneやiPadの画面を純正ディスプレイに簡単に表示、最高すぎだろ! 最近は純正ディスプレイにスマートフォンの映像を表示できるクルマが増えているのだが、接続方法はクルマによってまちまち。その中で[…]
ベース車両はスズキのエブリイ ベースとなる車両はスズキのエブリイ。燃費の良さや、運転のしやすさが際立つ軽自動車であるにもかかわらず、広い車内空間を誇る人気車だ。 シンプルでコンパクトな外観は、街乗りで[…]
コンパウンド磨きでは物足りない、ならばエアブラシで完璧修理を! サイドミラーはボディより外側に出っ張っている関係で、ガリっとやってしまったなんて経験をしたユーザーは多いと思う。ミラー自体に不具合が生じ[…]
“壊れないクルマ”を証明した日本車の海外ラリー挑戦、現場では様々なパーツが開発された歴史あり 今どきの日本車は、オイル交換などの最低限のメンテナンスさえしておけば、壊れるリスクはかなり低い。日本国内だ[…]