※このページは、自動車関連企業等より配信されたパブリシティリリース記事をそのまま転載しております。掲載内容に関するお問い合わせ等につきましては、直接リリース配信元までお願いいたします。
車内で背中合わせになる親子の悩み「チャイルドシートの壁」を解決する未来のドライブ体験
株式会社TBWA HAKUHODO(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:今井明彦、以下TBWA HAKUHODO)は、日産自動車株式会社(以下日産)と株式会社赤ちゃん本舗(以下赤ちゃん本舗)と共同で、赤ちゃんとの安心安全なドライブに貢献する運転中の子守り支援ロボット「INTELLIGENT PUPPET イルヨ」(以下イルヨ)のコンセプトモデルを企画・開発しました。

TBWA HAKUHODOは、「赤ちゃんとのお出かけを通した思い出作り」のサポートを目指して2022年からスタートした、日産と赤ちゃん本舗による共同プロジェクトに参画。赤ちゃんのいる家族に向けた体験イベントやWEBサイトなどの企画・制作に携わってきました。
様々な取り組みを行なっていく中で、多くのママ・パパから伺ったのが、後ろ向きのチャイルドシートに乗せていることによりお互いが見えなくなる「チャイルドシートの壁」という課題でした。実際に、日産と赤ちゃん本舗によるアンケート調査では、ドライバーとお子さまのみでのドライブ時の悩みとして、8割以上が「赤ちゃんが泣いた時にあやせない」と答えました。こうした課題を解決し、親子が安心してドライブできる車内環境づくりを目指して開発したのが、運転中子守り支援ロボット・イルヨです。
日産のセンシング技術から着想を得て企画・開発したイルヨは、後部座席のチャイルドシート横に設置するロボット「イルヨ」と、運転席横のドリンクホルダーに設置するロボット「ベビー イルヨ」の2体で構成されています。ドライバーが自身の近くにあるベビー イルヨに特定の言葉を投げかけると、後部座席のイルヨが作動。手を振る動作や「いないいない、ばぁ」などの動きでチャイルドシートに座る赤ちゃんをあやします。また、イルヨのカメラが赤ちゃんの表情を認識し、ベビー イルヨに伝達。ベビー イルヨの目が開閉することで、赤ちゃんが寝ているかどうかをドライバーが把握できます。
開発段階では、北里大学医療衛生学部と実証実験を行うことで、イルヨが赤ちゃんをあやす性能を持つことを試験したほか、日産の開発部門とともに安全な運転環境を阻害しない仕様を検証。有用性と安全性の両立を目指して検討を重ねた結果、コンセプトモデルとなるイルヨが完成しました。
イルヨはコンセプトモデルのため販売等は現在予定しておりませんが、体験会などを通じて皆さまからフィードバックをいただき、今後の取り組みに活かしていきます。
■イルヨ 概要

- 名称:INTELLIGENT PUPPET イルヨ ※「イルヨ」と呼称可
- 各ロボットの名称:イルヨ(後部座席に設置)
ベビー イルヨ(運転席横のドリンクホルダーに設置) - 日産のセンシング技術から着想した各種機能
- 「いるよ」「いないいない、ばぁ」「こっちだよ」「お歌を歌うよ」の4つのウェイクワードをベビー イルヨが音声認識。それぞれのウェイクワードに合わせてイルヨが作動し、チャイルドシートに座っている赤ちゃんをあやします。
- イルヨがチャイルドシートに座る赤ちゃんの表情の変化をカメラで検知。赤ちゃんの目の開閉を感知することでベビー イルヨも目を開閉。運転席のドライバーに、赤ちゃんが寝ているか起きているかを知らせます。


・ネーミングの背景
開発初期段階に行った赤ちゃんのいる親へのヒアリングで、運転中に後部座席の赤ちゃんをあやす言葉の投げかけとして「◯◯ちゃん、いるよ。ここにいるよ」と、親が自身の存在を赤ちゃんに声かけする様子が多く見受けられました。この声かけから着想し、「イルヨ」と名付けられました。
・カラーバリエーション
メインカラーのレッドに加えて、ピンクとバニラを加えた3つのカラーをラインアップしました。実証実験を行なった北里大学医療衛生学部 准教授 川守田拓志先生からの「赤ちゃんの関心を惹き、かつ発達の早期に獲得する色として赤色が効果的」とのアドバイスを受けてメインカラーを選定。また、ビギニングファミリーをターゲットとした日産ルークスのカラーバーリエーションからイルヨにぴったりな、ピンクとバニラの淡い色彩を2色ラインアップしました。



・カスタマイズ
イルヨは、ママ・パパの特徴にあわせて見た目をカスタマイズできるよう企画。コンセプトモデルでは、メガネをかけさせたり、帽子をかぶらせたりすることも可能にしました。


・公式サイト/ムービー
公式WEBサイトURL:https://www2.nissan.co.jp/SP/INTELLIGENTPUPPET
「INTELLIGENT PUPPET イルヨ」紹介ムービーURL:https://youtu.be/bLslEII2ueM
■TBWA HAKUHODO シニアクリエイティブディレクター 鈴木賢史郎 コメント
日産の安全思想と、子育て中の家庭の役に立ちたいという姿勢。赤ちゃん本舗の「赤ちゃんのいる暮らし」への温かな眼差し。その両者の思いを、イノベーティブなプロダクトに結集させました。利用いただくのは、赤ちゃんとそのお父さんお母さんたち。彼らが愛着を持てるプロダクトデザインを心がけました。イルヨは、日産の先進技術が持つ可能性を示唆するプロトタイプでもあります。今後も私たちは、商品開発をはじめとしたイノベーション領域のソリューションを構想し、実現していきます。
■スタッフリスト
チーフクリエイティブオフィサー 細田 高広
シニアクリエイティブディレクター 鈴木 賢史郎
ヘッドオブイノベーション 米澤 香子
クリエイティブディレクター 新目 要
アートディレクター 水本 隆朗
コピーライター 小林 諒
エクスペリエンスプラナー 渡辺 光
PRプラナー 金井 聡
クリエイティブプロデューサー 平久江 勤
クリエイティブプロデューサー 佐々木 駿
シニアプランニングディレクター 松尾 和幸
ストラテジックプラナー 小倉 栞奈
シニアアカウントディレクター 森 峰夫
シニアアカウントディレクター 小林 俊敦
アカウントディレクター 藤元 洋一
アカウントディレクター 平 竜亮
アカウントエグゼクティブ 齊藤 剛
イベントプロデューサー 茂垣 淳之
■TBWA HAKUHODO(TBWA博報堂)について
2006年に博報堂、TBWAワールドワイドのジョイントベンチャーとして設立された総合広告会社です。博報堂のフィロソフィーである「生活者発想」「パートナー主義」とTBWAがグローバル市場で駆使してきた「DISRUPTION®︎」メソッドを中心とした独自のノウハウを融合。質の高いソリューションを創造し、クライアントのビジネスの成長に貢献します。「DISRUPTION®︎」は既成概念に縛られず、常識を壊し、新しいヴィジョンを見いだすTBWA HAKUHODOの哲学です。マーケティングに限らず、ビジネスにおけるすべての局面でディスラプションという新しい視点を武器に事業やブランドを進化させるアイデアを生み出します。
https://www.tbwahakuhodo.co.jp
人気記事ランキング(全体)
インパクト大の外装! しかも軽キャンパーで就寝定員4名を実現! 今回紹介するキャンピングカーはオフタイムBASE。島根県のキャンピングカー専門店スマイルファクトリーのオリジナル軽キャンパーで、ジャパン[…]
ベース車両はハイゼットトラック ベースとなる車両はダイハツのハイゼットトラック。国内の一次産業から建設業や配送業など、さまざまなシーンで活躍している人気の軽トラックだ。広い荷台には様々な荷物を載せて運[…]
機能性、サイズ感、価格のどれをとってもちょうどいい。初めての人にもオススメ! 今回紹介する車は、キャンピングカーの販売や修理を手がけるロッキー2のオリジナルキャンパー、MV(マウンテンヴィレッジ)シリ[…]
ベース車両はスズキのエブリイ ぱっと見ると「もはやジムニー…」と思わせるキャンピングカー。ベースとなる車両はスズキのエブリイ。燃費の良さや、運転のしやすさが際立つ軽自動車であるにもかかわらず、広い車内[…]
日産のフラッグシップを象徴するモデルとして、大きな期待が集まっている 2026年度に発売が予定されている次期エルグランド。まず外観が先行公開されたが、今回明らかになったメカニズム情報からも、かなり期待[…]
最新の投稿記事(全体)
C-Class 206 Launch Campaign 「C200」と「C220 d」に“Sports“と“Luxury“、2つのモデルをラインアップ 2021年に発表された現行モデルは、より高度に進[…]
余裕のキャビンに豪華装備をプラスすることで、7シリーズ級の快適性を実現 今回導入される「525Li Exclusive M Sport」と「i5 eDrive35L Exclusive M Sport[…]
日産のフラッグシップを象徴するモデルとして、大きな期待が集まっている 2026年度に発売が予定されている次期エルグランド。まず外観が先行公開されたが、今回明らかになったメカニズム情報からも、かなり期待[…]
Data System デジタルルームミラー(DRM6030) 付属する専用カメラはソニー製センサーを採用 今回取り上げるデータシステム「DRM6030」は、11V型サイズのルームミラーモニターに、フ[…]