※このページは、自動車関連企業等より配信されたパブリシティリリース記事をそのまま転載しております。掲載内容に関するお問い合わせ等につきましては、直接リリース配信元までお願いいたします。
フォルクスワーゲンID.2に搭載。2026年より本格生産開始
NOK株式会社(本社:東京都港区芝大門、代表取締役 社長執行役員 CEO:鶴 正雄)のグループ会社である日本メクトロン株式会社(本社:東京都港区芝大門、代表取締役社長執行役員:伊藤 太郎、以下「日本メクトロン」)は、フォルクスワーゲン(本社:ドイツ ウォルフスブルグ市、以下「VW」)より発売する電気自動車「ID.2」に搭載されるバッテリー電圧監視用フレキシブルプリント基板(FPC)を2024年2月に受注いたしました。本受注分は、2026年より本格生産開始を予定しています。日本メクトロンとしては、今回がVWとの初の直接取引となり、本受注の総売上額は4億ユーロ以上を見込んでいます。
フォルクスワーゲン ID.2
電圧監視用FPC(イメージ)
日本メクトロンは、電圧監視用FPCを他社に先駆けて開発、世界トップクラスのシェアを誇り、これまでも多数のHEV、BEVに採用実績があります。材料開発からFPC上への各種部品実装まで、ヨーロッパ内でも一気通貫の製造が可能です。本受注分は、NOKグループとして長年培った自動車向けの品質管理水準に準拠した、IATF16949※1 、VDA6.3※2 認証を取得しているハンガリー工場※3 にて製造いたします。
- 電圧監視用FPCとは
車載電池(バッテリー)に使用される電圧監視システム用のFPCは、バッテリーの各セルに繋ぎ、セル内の電圧を随時測定、感知することにより、過放電・過充電等を防止します。FPCを使用することにより、低背化と軽量化を実現できます。また、FPCに電子部品、コネクターやバスバーを一体化することで、バッテリーへの取り付け工程を自動化することが可能となります。
【リリースに関するお問い合わせ】
NOK株式会社 コーポレートアフェアーズ室 コーポレートコミュニケーション部
TEL:03‐5405‐6372 Mail:mb_nok_corporate_affairs@jp.nokgrp.com
- 日本メクトロンの車載向けFPCについて
日本メクトロンは、1990年代より車載向けFPCの製造を開始いたしました。電圧監視用以外にもライト、インフォテイメント、センサー、ヒーターなどに使われています。自社で材料開発から行っており、耐高電圧、耐熱性・放熱性、大電流対応など、多様なニーズに合ったFPCを提供しています。また、日本・中国・欧州など、グローバルに生産を行い、世界各地のカーメーカー・バッテリーメーカーに供給しています。
※1 IATF16949とは
自動車産業に特化した品質マネジメントシステムの国際規格。不具合の予防、サプライチェーンにおけるばらつき・無駄の低減、継続的改善の実現を目的とした品質マネジメントシステムの構築を満たす組織が認証されます。
※2 VDA6.3とは
ドイツ自動車工業会による製造の工程管理だけでなく、プロジェクトマネジメントの仕組みを監査する要求事項。自動車用部品を量産するのに高い品質レベルを有している工場が認証されます。
※3 日本メクトロン ハンガリー工場
・名称:Mektec Manufacturing Corporation Europe HU Kft.
・住所:Határ út 4, 2119 Pécel, Hungary
- NOK株式会社
事業内容:シール製品・工業用機能部品・油圧機器・プラント機器・原子力機器・合成化学製品・エレクトロニクス製品・その他の製造・仕入・輸入・販売ならびに機械器具設置工事等、上記に付帯する業務
本社:〒105‐8585 東京都港区芝大門1-12-15
- 日本メクトロン株式会社
事業内容:電子部品の製造販売
本社:〒105‐8585 東京都港区芝大門1-12-15
人気記事ランキング(全体)
最新版CarPlay・Android Autoに対応するワイヤレスアダプター スマホと連携して、様々なサービスを使用できるディスプレイオーディオ、接続には大きく分けて、ケーブルを利用する場合とワイヤレ[…]
“遊び心”を忘れない。大人のための軽キャンパー「Chippy」が切り拓く、新しい車中泊スタイル 「車中泊はあくまで手段」と語るコンセプトのもと、Chippyは単なる寝る場所ではなく、“遊ぶためのベース[…]
濡れ物・汚れ物も気にしない。唯一無二の「防水マルチルーム」 イゾラ最大の特徴とも言えるのが、車両後部に備えられた「防水マルチルーム」だ。これはレクビィ独自の装備であり、実用新案登録もされている。アウト[…]
フロントガラスの油膜を除去して良好な視界を確保 普段の走行で、フロントガラスには油分が付着する。これは、排気ガスなどが原因で、避けがたい現象だ。蓄積されていくと、ウォッシャー液などでは簡単には落ちず、[…]
ファミリーカーの顔と、キャンパーの実力を両立 「デッキワン」は、単なる車中泊用のクルマではない。平日はファミリーカーとして活躍し、週末はアウトドアフィールドで「動くリビング」に早変わりする。選べるルー[…]
最新の投稿記事(全体)
最新改良で安全装備を大幅に強化。PHEVにもGグレードを追加 6月の一部改良では、ダーク仕様のLEDヘッドランプやブラックメタリック塗装のフロントアッパーグリル、ブラック塗装の19インチアルミホイール[…]
エンブレムフロントカメラキット(WR-V用) エンブレムカバーにスマート装着&ワイドカメラで前方視界も良好 見通しの悪い交差点や細い路地で「あと少しだけ前方視界が確保できれば…」と感じることもあるだろ[…]
豊かな時代の波に乗って人々の心を掴んだ高級車 1980年代頃までの日本において、3ナンバーの普通自動車は贅沢品の象徴だった。自動車税ひとつを取っても、税額が4万円以内に抑えられた排気量2L未満の小型車[…]
快適性を追求した軽キャンの完成形 「ミニチュアクルーズ ATRAI」は、岡モータースが長年にわたり築き上げてきた軽キャンパー製作のノウハウを、現行アトレーのボディに惜しみなく注ぎ込んだ一台である。全長[…]