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- 新型アストンマーティンVantage GT3、国際クラスでの初優勝を日本にて飾る
- D’station Racingが鈴鹿3時間レースで優勝し、アストンマーティンにとっても、権威あるAUTOBACS SUPER GTシリーズでの初優勝
- 藤井誠暢とチャーリー・ファグがポール・優勝・ファステストラップを獲得し、VantageがGT300クラスにて素晴らしいパフォーマンスを披露
- パートナーチームであるHeart of Racingも、デトロイトで行われたIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権にて初の表彰台を新型Vantage GT3で獲得

2024年6月4日、鈴鹿(日本):
新型アストンマーティンVantage GT3は、日本最高峰の耐久レース選手権であるAUTOBACS SUPER GTシリーズにてGT300クラス優勝を果たし、シルバーストーンでの披露からわずか4ヶ月で、国際戦での初優勝を飾りました。この勝利は、英国のウルトラ・ラグジュアリーブランドであるアストンマーティンにとっても、同シリーズ初の勝利となりました。
FIA世界耐久選手権 [WEC] にアストンマーティンのパートナーチームである日本のD’station Racingは、鈴鹿3時間耐久ロードレースでドライバーの藤井誠暢(日本)とチャーリー・ファグ(英国)と共に圧倒的な力を見せつけ、初めて獲得したクラスポールポジションから優勝へと駆け抜けました。藤井誠暢は、ドライビングだけでなくチームのマネージング・ディレクターも務め、今回決勝レースでの最速のラップタイムを記録して自身としても2016年以来のSUPER GT優勝となりました。
D’station Racing の#777アストンマーティンVantage GT3は、チーム一丸となった見事なパフォーマンスもあり、最終的には2位のチームを38秒引き離してフィニッシュしました。
新型Vantage GT3にとって最高の結果となったこの週末、アストンマーティンのもうひとつのWECパートナーチームである米国のHeart of Racingも、米最高峰の耐久シリーズであるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権デトロイト戦において今季最高の成績を収め、GTD Proクラス3位に入賞しました。
アストンマーティンのワークスドライバーであるロス・ガン(英国)とGTD Proクラスの優勝経験者であるアレックス・リベラス(スペイン)は、「モーターシティ」に設定された短い市街地コースを走る100分間のスプリントレースで6番手からレースを展開して、新型Vantage GT3はIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権 初の表彰台を獲得しました。
アストンマーティンの耐久モータースポーツ責任者であるアダム・カーターは、次のように述べています。 「新型アストンマーティンVantage GT3が、GTベースの耐久レースのいかなるレベルでも成功できると確信していました。その初勝利の舞台が日本であったということや、それがSUPER GTという名門レースであったこと、我々がこれまで一度もそのシリーズで優勝経験がなかったということ、そして何より2019年にパートナーシップを結んで以来この成功を達成するためにD’station Racingが行ってきた素晴らしい活動を考えると、とても満足いく結果が得られました。また、Heart of Racingがデトロイトで表彰台を獲得したことも喜ばしいです。両チームが、ル・マン24時間レースの準備が本格的に始まる前の週に好成績を記録したことは、シーズンの最も重要な局面に向かう全員の自信にもつながりますし強く後押しすることになるでしょう。」
D’station Racingは、2019年に先代Vantage GT3からアストンマーティン・レーシングのパートナーチームとなり、アストンマーティンは同チームでSUPER GTに初出場しました。2021年には、D’station Racingはアストンマーティンで日本国内タイトルを獲得した初のチームとなり、藤井誠暢、チームオーナーの星野敏(日本)、近藤翼(日本)の3人でスーパー耐久の栄冠を勝ち取りました。チームのWECでの最高位は2023年バーレーン8時間レースのGTE-Amクラス2位でしたが、今季は開幕戦カタール1812kmレースのLMGT3クラス3位という好成績で幕を開けていました。
現在、アストンマーティンが誇る新型Vantage GT3チャレンジャーは、ヨーロッパ、アジア、米国のFIA世界耐久選手権、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権、ファナテックGTワールドチャレンジの各シリーズ、さらには日本のSUPER GTなど、10以上の重要なGTシリーズで25台が活躍しています。この数字は、新型Vantage GT3にとっての初のシーズンが終わるまでに少なくとも35台に増えると予想されています。
数々の世界選手権を勝ち取ってきた歴代モデルの後継であり、ウルトラ・ラグジュアリーな新型ロードカーのVantageと同じ機械的アーキテクチャを採用する新型アストンマーティンVantage GT3は、今年2月に初公開されました。Vantage GT3はアストンマーティンの実績ある接着アルミシャシーを中心に組み立てられ、恐るべき4.0リッターV8ツインターボエンジンを動力源としています。ノーズからテールまで一新された感動的なエアロダイナミクス、全面的に見直されたサスペンション、最先端のエレクトロニクスが、このアストンマーティンの最新世代のGTカーに世界最強のポテンシャルをもたらしています。
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アストンマーティン・ラゴンダについて
アストンマーティンは、世界でもっとも熱望されるウルトラ・ラグジュアリー・ブリティッシュ・ブランドとなることを目指し、人々を魅了してやまないハイパフォーマンス・カーを作っています。
ライオネル・マーティンとロバート・バンフォードによって1913年に設立されたアストンマーティンは、スタイル、ラグジュアリー、パフォーマンス、エクスクルーシブネスを象徴するグローバル・ブランドとして知られています。アストンマーティンは、最先端のテクノロジー、卓越したクラフトマンシップ、美しいスタイルを融合させ、Vantage、DB12、DBS、DBXに加え、同社初のハイパーカーであるValkyrieなど、高い評価を得ている一連のラグジュアリー・モデルを生み出しています。また、Racing. Green.サスティナビリティ戦略に沿って、アストンマーティンは2025年から2030年にかけて、PHEVとBEVを含むブレンドドライブトレインアプローチによる内燃エンジンの代替システムの開発にも取り組んでおり、電気自動車のスポーツカーとSUVのラインナップを持つという明確なプランを描いています。
英国のゲイドンを拠点とするアストンマーティン・ラゴンダは、ラグジュアリー・カーを設計、製造、輸出し、世界で50以上もの国で販売しています。スポーツカー・ラインナップはゲイドンで製造されており、ラグジュアリーSUVのDBXは、ウェールズのセント・アサンで製造されています。同社は、2030年までに製造施設をネットゼロにする目標を掲げています。
ラゴンダは1899年に設立され、1947年にアストンマーティンとともに故デビッド・ブラウン卿に買収され、現在は「Aston Martin Lagonda Global Holdings plc」としてロンドン証券取引所に上場しています。
2020年には、ローレンス・ストロールが同社のエグゼクティブ・チェアマンに就任し、未来の重要な分野に対して新たな投資を行うと同時に、アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1®チームとともにモータースポーツの頂点へと復帰し、英国を象徴するブランドとして新たな時代へと乗り出しています。
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