※このページは、自動車関連企業等より配信されたパブリシティリリース記事をそのまま転載しております。掲載内容に関するお問い合わせ等につきましては、直接リリース配信元までお願いいたします。
•Hyundaiの「IONIQ 5 N(アイオニックファイブN)」3台がパイクスピークの過酷なヒルクライムに挑み、優れたパフォーマンスを披露
•「IONIQ 5 N TA (Time Attack) Spec(アイオニックファイブ N TA(タイムアタック)スペック」が9分30秒のタイムでエキシビションクラスを制し、IONIQ 5 Nが10分49秒という驚異的なタイムでそれに続いた
•参戦したIONIQ 5 Nはすべて、パイクスピーク特有のパフォーマンスソフトウェアを備えた量産仕様のパワーエレクトリック(PE)システムを引き継いでいる
•パイクスピークでの成果は、高性能EVの可能性を広げることにHyundai Nが真摯に取り組んでいることを示している
ソウル、2024年6月24日発表 – Hyundai Motor Companyは本日、3台のIONIQ 5 Nモデルが6月23日にブロードムーア・パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム(以下、PPIHC)を無事に完走し、電動改造車部門とクロスオーバーSUV型量産部門で新記録を達成したと発表しました。この成功により、同社の高性能EVは再び、期待を上回る結果を出しました。
Hyundai Motorは今年のPPIHCに、2台のIONIQ 5 N TA(Time Attack)Specと1台の量産型IONIQ 5 Nで参戦しました。3台のモデルはすべて、156のコーナー、予測不可能な天候、ドライバーと車両の両方に影響を与える可能性のある高地特有の条件に直面しながら、パイクスピークの頂上まで4,700フィート(1,438メートル)超の12.42マイル(20 km)を登るという過酷なコースを完走しました。
Hyundai World Rallyでドライバーを務めたDani Sordo(ダニ・ソルド)運転のIONIQ 5 N TA Specは、9分30秒852でフィニッシュし、エキシビションクラスで優勝。Randy Pobst(ランディ・ポブスト)がドライバーを務めた2台目のTA Specは、9分55秒551でレースを終えました。
IONIQ 5 N TA Specは、大幅な変更を行わず、IONIQ 5 N量産モデルの強みが強調される設計になっています。TA Specは、モーターの最大出力[1]を上げるためのマイナーなソフトウェアチューニングと、新たなショックアブソーバーやモータースポーツ仕様のブレーキ、スリックタイヤ[2]など、いくつかの高性能パーツの変更を除き、一般ユーザー向けのIONIQ 5 N量産モデルとほとんど変わりません。
IONIQ 5 N量産モデルのドライバーは、PPIHC初参戦で自動車メディアパーソナリティのRon Zaras(ロン・ザラス)でした。ザラスは10分49秒267でフィニッシュし、このモデルが変更を加えなくてもトップクラスの性能を備えていることを証明しました。
「パイクスピークで新記録を樹立できたことと、全体として素晴らしい結果を出せたことを非常に嬉しく思っています。今後も、パイクスピーク参戦など、エキサイティングなモータースポーツを通じて、当社の量産車の優れた性能を披露するとともに、お客様のニーズに応えるだけでなく、お客様の期待を超える技術を開発し続けていきます」と、Hyundai Motor CompanyのNブランド&モータースポーツ担当副社長兼責任者のTill Wartenberg(ティル・ワーテンバーグ)はコメントしています。
パイクスピークでのIONIQ 5 Nの傑出した走りは、Hyundai Nが電気自動車(EV)技術に挑戦し続け、その性能の向上に真摯に取り組んでいることを示しています。Hyundai Nは、量産型のIONIQ 5 Nだけでなく、「IONIQ 5 N eN1 Cup Car(アイオニックファイブ N eN1 カップカー)」や「IONIQ 5 N TA Spec(アイオニックファイブ N TA スペック)」といったモデルでも、高性能EVの可能性を広げるために努力を重ねています。Hyundai Nは今後も特別仕様車を投入し続け、EVモータースポーツの裾野を広げていきます。
「今年のパイクスピークの結果は、Hyundai Nの舞台裏で多くの人々が夢見てきたことの集大成です。私たちは、これまで存在しなかったような高性能EVを作るために、すべての知恵を結集しました。そして今日、この技術は世界で最も過酷なヒルクライムレースでも勝つことができると確信しました」と、N Brandマネジメントグループの副社長兼責任者であるJoon Park(パク・ジュン)はコメントしています。
Hyundai MotorがPPIHCに初参戦したのは1992年です。Rod Millen(ロッド・ミレン)が「Hyundai Scoupe(ヒョンデ・スクープ)」を駆り、2WDショールームストック部門で13分21秒17のタイムで優勝しました。2012年には、Rhys Millen(リース・ミレン)がドライバーを務めた「Hyundai Genesis Coupe(ヒョンデ・ジェネシス・クーペ)」で9分46秒164のコースレコードを樹立し、Hyundaiのパークピークス参戦の歴史の中でまた1つの輝かしい瞬間が生まれました。
*注:Hyundai Motorは当初、4台(IONIQ 5 N TA Spec 2台とIONIQ 5 N量産型モデル2台)で参戦する予定でしたが、IONIQ 5 N量産型モデルを運転する予定だったPaul Dallenbach(ポール・ダレンバッハ)が、練習走行中に負傷し、レースに参加できませんでした。レース前のテストでは、ポールは10時間33分86秒のコースタイムを達成しました。
Hyundai(ヒョンデ)について
1967年に設立されたHyundai Motor Companyは、世界200ヵ国以上で事業を展開し、12万人以上の従業員を雇用しており、世界中のモビリティに関する現実的な課題に取り組んでいます。ブランドビジョンである「Progress for Humanity」に基づき、Hyundai Motorはスマートモビリティ・ソリューション・プロバイダーへの転換を加速しています。Hyundaiは、革新的なモビリティソリューションを実現するために、ロボティクスやAdvanced Air Mobility(AAM)などの先進技術に投資し、未来のモビリティサービスを導入するためのオープンイノベーションを追求しています。世界の持続可能な未来のために、Hyundai Motorは業界をリードする水素燃料電池と電気自動車技術を搭載したゼロエミッション車を導入するための努力を続けていきます。
Hyundai Motor Companyとその製品に関するより詳しい情報は、以下をご覧ください。
https://www.hyundai.com/worldwide/en
[1] IONIQ 5 N量産型モデルの標準的な高性能パワーエレクトリック(PE)システム(デュアルモーター、バッテリー、2台のステージインバーター)は、TA Specに引き継がれています。ソフトウェアのチューニングによってTA Spec の最大出力を増加させ、パフォーマンスを最大化。これはリアモーターの出力を37馬力(27kW)上げることで実現しました。[2] 18インチのヨコハマADVAN A005スリックタイヤ人気記事ランキング(全体)
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