【実践レポート<#03>】使って初めてわかる、パナソニックストラーダの魅力「漆黒が表現できる鮮やかな液晶」

10型大画面だが本体は「2DIN」という規格サイズのため470車種以上に適合する。

パナソニックの最新、最上級カーナビ「ストラーダ F1X PREMIUM10 CN-F1X10BHD」の魅力を追う長期レポートの第3回。今回は業界随一の高画質を誇る10型有機ELディスプレイについて詳しく紹介をしよう。

●文:浜先秀彰 ●まとめ:月刊自家用車編集部

〝漆黒〞を表現し鮮やかな発色が可能

ストラーダF1X PREMIUM10はパナソニックの最上級となるだけに多くの特徴を備えているが、その中でもいちばんの注目ポイントが「10型有機ELディスプレイ」だ。

10型画面は一般的なカーナビに採用されている7型画面の2倍以上というビッグサイズで抜群の見やすさ。しかもDYNABIGスイングディスプレイにより前後角度、左右角度、高さを調整でき、運転中にも視線を一瞬移すだけで必要な情報を素早く読み取れる。

また、画質の良さは業界トップと断言できるもの。有機ELは液晶では難しかった〝漆黒〞を表現できるため鮮やかな発色が実現可能。さらに解像度はこれまで高画質と言われていたWVGAの2.4倍となるHDとしており、きめ細かく滑らかな表現が行える。視野角についても180度と、真横からでも映像が見られる。ブルーレイディスクや地デジ、HDMI入力などのAVソース、専用ドライブレコーダーの記録映像再生などでは、その真価を存分に発揮する。

そして搭載される地図はこのディスプレイに合わせて新開発された「HD美次元マップ」。クッキリとした文字や微妙な色合いを表現できる地図は視認性に優れるだけでなく、見た目の上質感も備えたもの。3D市街地図では透過表現も用いられている。イラスト図による交差点案内などグラフィックもきわめて美しい。

ディスプレイは常に目にする部分だけに、クオリティが高いと気持ちよくドライブができる。カーナビ選びではこだわりたい部分だ。

洗練されたスタイルに高画質を搭載

ハードキーはディスプレイ部の上端中央に装備。慣れればブラインド操作が可能になる。

有機ELはバックライトが不要なためディスプレイ部の最薄部分は4.7㎜と超スリムだ。

視野角180°のため、真横からのぞき込んでも映像が見られる。明るさ、鮮やかさも十分。

HD解像度のため拡大しても文字はクッキリとしている。写真は25mスケール市街地図。

地図もエンタメも美しく表示する

都市部の主要な交差点ではイラスト図を展開。情報量の多い画面でも視認性に優れている。

3D市街地図では目印となる建物が立体的に描かれる。透過表現も採用されている。

このモデルだけのブルーレイディスク再生機能を搭載。緻密で鮮やかな映像を堪能できる。

専用ドライブレコーダー「CA-DR03HTD」の記録映像もHD画質で鮮明に再生する。


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