パナソニックの最新、最上級カーナビ「ストラーダ F1X PREMIUM10 CN-F1X10BHD」の魅力を追う実践レポートの第1回目。今回は車両へのフィッティングやこのモデルならではの特徴について詳しく紹介。
●文/写真:浜先秀彰 ●まとめ:月刊自家用車編集部
とにかく映像がきれい
パナソニックから2021年12月に発売されたAV一体型ナビ、「ストラーダF1X PREMIUM10 CN-F1X10BHD」をスタッフが所有する先代型ノートe-POWERに装着した。
純正ナビと比べて大きく違うのはディスプレイのクオリティだ。画面サイズは7型の2倍以上の面積がある10型で、解像度は従来高画質と言われていたWVGAに対して2.4倍の解像度を持つHD。パネル自体も一般的な液晶ではなく有機ELを採用している。しかもこのディスプレイに合わせて新開発された「HD美次元マップ」や、業界で唯一の「ブルーレイディスク再生」機能などを備えている。
しかも2DINサイズボディに薄型の別体ディスプレイを組み合わせたフローティング構造により470車種以上への装着が可能。そのうえ左右角度や前後角度、高さの調整が行えるためウインカーやハザードなど、オーディオスペースまわりの操作系の動きを妨げる心配がなく、自分がもっとも使いやすい位置にセッティングできる。
操作レスポンスが抜群に良いのも特徴だ。地図のスクロールやスケール切り替えがきわめてスムーズで思い通りの操作が素早くできる。タッチパネルはスマホ同様の静電式だが、2本指を縦に動かすと地図の見下ろし角度が調整でき、円弧を描くような動きをすると地図の回転が行える。ルート探索についてもスピードアップが図られており、従来モデルの1ルート探索以上のスピードで5ルート同時探索が完了する。普段使いで感じられる高性能だ。
その他、ツートップメニューは自分の好みにアイコン位置の設定が可能。本機最大の特徴の1つでもある、ブルーレイディスプレイの再生などのエンタメ性能も魅力となっている。
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