ハイト系軽自動車の使いやすさに「上質さ」をプラスした人気モデルがこのN-ONEです。第2世代になって走りもグンとレベルアップ。ミニマムなボディサイズながら、キャビンもゆったりと寛げる広さを実現するなど、家族のためのクルマとして魅力たっぷりですよ!
●文:まるも亜希子 ●まとめ:月刊自家用車編集部 ●写真:澤田和久
格上のクラスと比べても魅力がいっぱいの軽カー
昨今はスーパーハイト系の軽自動車が人気ですが、駐車場が機械式で入らないなどの理由で、セダンタイプを探しているファミリーにおすすめなのが、今回ご紹介するN‐ONEです。
2代目となったデザインは、フルLEDのヘッドライトなど細部を除き、ほぼ初代と変わらない、タイムレスなシルエットを維持。インテリアは乗り込んだ時の「心地よい開放感」を意識して、自然光の明るさを生かすレイアウトとしたインパネや、大きく広げた助手席の足元スペースが特徴です。後席の頭上も十分にゆったりとしており、3人〜4人家族でも十分な室内空間となっていますよ。
使い勝手を見ていくと、運転席と助手席の間にドリンクホルダーなどのセンターコンソールが配置され、自然と手が届きます。低床で十分な容量を確保したラゲッジや、置き傘や靴などを入れるのにも便利な床下収納も装備。後席が5:5分割で倒せるので長い荷物も積載OK。また、ホンダ独自のシートアレンジとして、後席の座面を跳ね上げることも可能です。これなら背の高い荷物を積んだり、片側だけ跳ね上げて、子どもの着替えのスペースにしたりと、使い方も広がります。
そしてパワートレーンにはNシリーズ第二世代となる自然吸気エンジンとターボエンジンを搭載し、リニアな反応が爽快なCVTがワンランク上の走りを実現。スポーティなRSには6速MTも用意されており、どのグレードも高速走行での安定感も抜群。渋滞時追従機能付ACCも装備されるなど、走りの質感をはじめ各部の造りも上質。格上のコンパクトクラスと比べても魅力のある1台ですよ。
インテリア
シートアレンジ
ここにも注目
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