【懐かしの名車カタロググラフィティ】トヨタ 初代カローラクーペ(TE25/KE25/TE27レビン)

1972カローラレビン(TE27)

このカタログは1972年のものです。 ●サイズ:縦300㎜×横250㎜ ●ページ数:24ページ [写真タップで拡大]

●文:月刊自家用車編集部

大衆車から生まれたホットモデル

兄弟車トレノのリヤコンビランプは独立4灯。これがレビンとの一番の違いだった。 [写真タップで拡大]

スパルタンな雰囲気で仕立てたレビンのインパネ。フロアチェンジ式5速MTを採用。6連メーターは一番右が回転計。 [写真タップで拡大]

レビンのシートはヘッドレスト一体型のエアホール入りセミバケットタイプ。ホールド性は優秀だった。 [写真タップで拡大]

レビンのエンジンは115馬力を発生する2T-G型。足もハードに専用チューンされ、オプションでLSDも選択できた。 [写真タップで拡大]

高度経済成長期の到来を信じ、トヨタはオーナードライバーを狙ったコンパクト・ファミリーカーの開発に乗り出した。乗用車が高嶺の花ではなくなったと判断した1961年10月、鮮烈なデビューを飾ったのがカローラ1100である。ひとクラス上の豪華さと快適性を秘め、走りの実力も高いカローラは、発売されるや瞬く間にベストセラーカーにのし上がった。

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発売からわずか3年5か月でミリオンセラーの偉業を成し遂げたカローラは、1970年5月に初めてのモデルチェンジを敢行する。最後まで販売は好調だったが、さらなる高みを目指すためにデザインを一新した。

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これを機に誕生したのが、スプリンターの兄弟車、カローラクーペだ。エンジンは、セダンと同じ1166㏄の3K型直列4気筒OHVを搭載する。最初のリーダーは、SUツインキャブで武装した1200SLだ。

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9月には新設計のT型直列4気筒OHVエンジンを積む1400シリーズを仲間に加えた。13インチタイヤを履き、サスペンションもスポーティな味付けとしている。もちろん、SUツインキャブ装着車も設定した。

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翌1971年4月に加わったのが、クラス初の5速MTとハードサスペンションを採用した1400SRだ。エンジンは1400ツインキャブ、95馬力が搭載された。

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1972年3月、カローラクーペの最高峰モデルがベールを脱いだ。軽量コンパクトなクーペボディに、セリカとカリーナ1600GTに積まれている2T-G型直列4気筒DOHCエンジンと5速MTを移植したカローラレビン(スプリンタートレノ)である。4輪にリベット留めのオーバーフェンダーを装着した精悍なルックスも注目を集めた。最高速度は190㎞/h、ゼロヨン加速は16.3秒の俊足だった。

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■主要諸元(レビン・1972年式)
●全長×全幅×全高:3955㎜×1595㎜×1335㎜ ●ホイールベース:2335㎜ ●車両重量:855㎏ ●エンジン(2T-G型):水冷直列4気筒DOHC1588㏄ ●最高出力:115PS/6400rpm ●最大トルク:14.5㎏・m/5200rpm ●最高速度:190㎞/h ○トランスミッション:5速MT ●最小回転半径:4.8m ●タイヤサイズ:175/70HR13  ●乗車定員:5名 ●価格:81万3000円(東京地区・1972年当時)

■カローラクーペ(初代)の歴史
1970年(昭和45年)
●2代目カローラ発売
●1400シリーズ追加
1971年(昭和46年)
●マイナーチェンジ
1972年(昭和47年)
●レビン追加
1974年(昭和49年)
●E30系へフルモデルチェンジ。クーペは継続販売
1977年(昭和52年)
●生産終了

※本記事は月刊自家用車2015年4月号特別付録「日本の名車カタロググラフィティ’70s」に掲載されたものです。
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