●文:月刊自家用車編集部(ハラ)
日産
キックス
・1.2Lハイブリッド【e-POWER】車(82PS/10.5kg・m【エンジン】100kW/280Nm【モーター】、WLTC総合モード燃費:23.0km/L)
X 279万8400円(FF)
X ツートーンインテリアエディション 290万8400円(FF)
X スタイルエディション 301万8400円
AUTECH 318万5600円※持ち込み登録車
・1.2Lハイブリッド【e-POWER】車(82PS/10.5kg・m【エンジン】100kW/280Nm【フロントモーター】50kW/100Nm【リヤモーター】、WLTC総合モード燃費:19.2km/L
X FOUR 306万1300円(4WD)
X FOUR ツートーンインテリアエディション 317万1300円(4WD)
X FOUR スタイルエディション 328万1300円(4WD)
AUTECH 344万8500円(4WD)※持ち込み登録車
・最新購入情報
車両本体目標値引き額:22万円
納期の目安:3か月以上
リセール予想:B-
【グレード選び】どのグレードもプロパイロットは標準装備の充実仕様。あとはお好みの内装を選べばOK
2022年8月に実施されたマイナーチェンジでパワートレーンを再編成。現行ノートと同じ第2世代e-POWERへの変更に加えて4WD車を設定することで、動力性能の強化が図られた。従来型はFF車のみとSUVとしては少し物足りない一面もあったが、今回の改良で同クラスのライバルとなるヤリスクロスやヴェゼルと真っ向勝負ができるようになったともいえるだろう。
まず選び分けのポイントになるのは駆動方式。これまでも最低地上高170mmに加えて比較的軽量なボディの恩恵により、FF車でもある程度のラフロードには対応することができたが、大出力リヤモーター(50kW/100Nm)を搭載する4WD車が設定されたことでアウトドア適性も強化。レジャーユースの道具車としてもオススメできるモデルになっている。
FF車と4WD車の価格差は25万円強。キックスの電動4輪駆動システム「e-POWER 4WD」は4輪の駆動力を電気の力で緻密に制御する最新システムということもあって、オンロードでの走りの質感向上も魅力の一つ。寒冷地などの4輪駆動が必要な地域なユーザーはもちろん、オンロードでの走り応えを求める向きにもオススメできる。走りの質を重視するユーザーならば積極的に4WD車を選んでもいい。
グレードに関しては、オーテックが手掛ける持ち込み登録車「AUTECH」も含めて、4つのモデルから選ぶことができる。どのグレードにもプロパイロットが標準装着されていることは大きなメリットで、ナビこそOPとなるが、現行日産車の中ではコスパの良さは群を抜いている。
グレードの違いは主に内外装のカラー&仕様が中心。Xでもカジュアルな内装デザインに加えてハーフレザーシートが装着されるなど、このクラスとしては上級仕立てのキャビンが楽しめる。
Xツートーンインテリアエディション(オレンジタンもしくはベージュ内装)とXスタイルエディション(ブラウン内装)はシート地がフルレザーシート(合皮)となり、プレミアムキャラがより際立ってくる。
この3つのグレードは、Xを基準にするとXツートーンインテリアエディションは11万円高、Xスタイルエディションは22万円高。Xスタイルエディションが少し割高な設定になるのは、OP装備のインテリジェントアラウンドビューモニターやインテリジェントルームミラーが標準装備になるためだ。
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※特別な表記がないかぎり、価格情報は消費税込みの価格です。
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