330馬力、2.0L・VTECターボ搭載。ホンダ新型「シビックタイプR」が499万7300円で発売

9月1日、ホンダは新型「CIVIC TYPE R(シビック タイプアール)」を9月2日から発売することを発表した。車両本体価格は499万7300円。販売計画台数は月間400台とアナウンスされている。

●文:月刊自家用車編集部

独自のVTECターボエンジンをさらに磨き上げ、痛快なドライビングフィールを追求

[写真タップで拡大]

新型「シビックタイプR」は、2021年8月にフルモデルチェンジした11代目シビックをベースとし、先代モデルから踏襲した2.0L・VTECターボエンジンをさらに磨き上げ、出力とトルクを向上させている。

[写真タップで拡大]

[写真タップで拡大]

[写真タップで拡大]

[写真タップで拡大]

エクステリアはローアンドワイドを強調し、圧倒的な速さと美しさを兼ね備えたデザインを目指したという。冷却性能向上のためにグリル開口部を拡大し、サイドシルガーニッシュやリアスポイラーなどで空力性能を追求しながら、リアフェンダーをボディ一体として流れるような美しいデザインに仕上げた。

[写真タップで拡大]

[写真タップで拡大]

インテリアもノーマルシビックをベースに、赤と黒を使ったハイコントラストとし、赤いシートとフロアカーペットを採用。また、サーキットでの限界走行時においても運転に集中できるように、直感認知性を向 上させたノイズレスな視界を追求。反射を抑えた偏光ガンメタリック塗装を採用したブラック基調のインストルメントパネルとしている。

[写真タップで拡大]

ダイナミック性能は、圧倒的なパフォーマンスとドライビングプレジャーを目指し、「Fastest(ファステスト)」、「Addicted Feel(アディクテッド フィール)」、 「Secure Feel(セキュア フィール)」をターゲットして開発されている。

K20C型2.0L・VTECターボエンジン [写真タップで拡大]

搭載されるK20C型2.0L・VTECターボエンジンは、先代モデルのユニット骨格をベースに、ターボチャージャーの刷新などで、最高出力が320PSから330PSへ、最大トルクが400Nmから420Nmへそれぞれ向上した。

加えて、足裏に吸いつくようなアクセルワークを追求するため、エンジンECU設定を改良し、アクセルペダル開度に対しエンジンレスポンスを向上。エンジンサウンドもTYPE R らしい迫力とするため、車外騒音法規を満たしながら、エンジン出力向上と迫力ある排気サウンドの両立したという。

■ボディカラーバリエーション

チャンピオンシップホワイト [写真タップで拡大]

ソニックグレー・パール ※3万8500円高。 [写真タップで拡大]

クリスタルブラック・パール [写真タップで拡大]

フレームレッド [写真タップで拡大]

レーシングブルー・パール [写真タップで拡大]

また、冷却性能向上のためにフロントグリル開口面積を拡大。ラジエーターの有効開口面積も48%拡大し、グリル開口部から取り込んだフレッシュエアを、コアサイズと ファン能力を向上させたラジエーターに効率良く通し、ボンネットに設けたフードベントから 排出するエアフロ―レイアウトとすることで、排熱と空力性能を向上させた。

6速マニュアルトランスミッション [写真タップで拡大]

シフトゲート右横にドライブモードスイッチや電子制御パーキングブレーキのスイッチを配置。 [写真タップで拡大]

トランスミッションは6速マニュアルを踏襲。究極のシフトフィールを目指し新設計のシフトレバー構造を採用し、ダイレクト感と節度感を向上させた。5 速から 4 速といった斜めシフト時のスムーズ感を向上すっきりとした操作感を磨き上げている。

[写真タップで拡大]

シャシーはシビックをベースとし、TYPE R として細部まで熟成を図りながら足まわりの支持剛性を向上。4輪独立電子制御ダンパーのアダプティブ・ダンパー・システムの制御を、荒れた路面でもクルマとの一体感とダイレクト感のあるハンドリングを実現したとしている。

265/30ZR19タイヤ。共同開発のMICHELIN PILOT SPORT 4S (パイロット スポーツ フォー エス)を装着。 [写真タップで拡大]

19インチアルミホイール [写真タップで拡大]

装着タイヤは、ミシュランと共同開発のタイヤ幅を 265mmまで拡げたTYPE R 専用チューニングタイヤを装着。19インチアルミホイールは、接地性向上を目指し、通常に対してインナーとアウターのリム形状を反転させた「リバースリム構造」を採用している。

サーキットから公道まで、モードスイッチひとつで各システムのセッティングを一斉に変更できるドライブモードを搭載。タイムを競うサーキットで極限の走りに集中できる「+R」、ワインディングロードから街中まで心昂る走りを堪能できる「SPORT」、街中やロングドライブなどの日常シーンでスポーティーな走りを満喫できる「COMFORT」の3モードを基本に、6つのパラメーター(エンジン/ステアリング/サスペンション/エンジンサウンド/レブマッチシステム /メーター ) を自分の好みにカスタマイズできる「INDIVIDUAL」を用意している。

安全装備についても、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を標準装備。広い範囲と高い精度で対象物を検知するフロントワイドビューカメラや、ガラスや外壁など非金属も 高精度で検知する前後ソナーセンサーとリアレーダーを採用した。

Honda LogR「パフォーマンスモニター機能」 [写真タップで拡大]

Honda LogR「スコアリング機能」 [写真タップで拡大]

加えてタイプR 専用データロガーアプリ「Honda LogR」を搭載したのも注目だ。車載ナビにアプリとして内蔵され、エンジンの水温・油温など車両自体の情報に加え、ステアリング舵角やブレーキ圧、アクセル 開度、ヨーレートなど運転操作やそれに伴う車両の状態に関する情報を表示できる「パフォーマンスモニター機能」、日常の自分自身の運転操作や挙動を知ることが、ドライビングスキルの向上に重要と考え、一般道向けの「Auto Score 機能」と、サーキット走行向けの「Data Log 機能」の2つの機能を搭載した「スコアリング機能」が用意されている。

「Honda LogR アプリ」サーキット走行動画+走行情報の同期イメージ。 [写真タップで拡大]

この機能はスマートフォン用アプリとしても提供され、「Honda LogR アプリ」で走行データの確認が可能なほか、スマートフォンを車両に搭載し、「Honda LogR アプリ」で走行動画を撮影すると、走行データと同期させた1つの動画を作成し、SNSなどでシェアすることも可能となっている。

■シビックタイプR車両本体価格
499万7300円

■シビックタイプR主要諸元
・全長×全幅×全高(mm):4595×1890×1405
・ホイールベース(mm):2735
・最低地上高(mm):125
・車両重量(㎏):1430
・乗車定員(名):4
・エンジン型式:K20C
・エンジン種類:水冷直列4気筒横置DOHCターボ
・エンジン総排気量(cc):1995
・最高出力(PS/rpm):330/6500
・最大トルク(Nm/rpm):420/2600〜4000
・WLTCモード燃費(㎞/L):12.5
・最小回転半径(m):5.9
・トランスミッション:6速マニュアル
・サスペンション前/後:マクファーソン式/マルチリンク式
・ブレーキ前/後:ベンチレーテッドディスク/ディスク
・タイヤサイズ:265/30ZR19


※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
※特別な表記がないかぎり、価格情報は消費税込みの価格です。

最新の記事

月刊自家用車WEB - 厳選クルマ情報