世界大手の玩具メーカー、米国マテル社の日本法人であるマテル・インターナショナル株式会社は、ダイキャストカーカテゴリーのパイオニアである「マッチボックス」から、「マッチボックス ジャパンシリーズ アソート」を2020年10月上旬より発売する。
●文:月刊自家用車編集部
お手頃価格でも、開閉ギミックが付く6車種
各車種ギミックが付いた、日本車種のみを集めたダイキャストカーアソートが登場する。1970年代に日本で発売されていたことを想起させる、レトロな箱のパッケージも注目したいポイントだ。
商品名 : マッチボックス ジャパンシリーズ アソート
メーカー希望小売価格: 各440円
発売日 : 2022年10月上旬より順次発売
対象年齢 : 3才以上
サイズ(cm) : W7.9×D3.8×H3.8
発売元/販売元 : マテル・インターナショナル株式会社
早速今回発売となる6車種を紹介していこう。
2004 ホンダ S2000
ホンダの創業半世紀を祝うべく1998年に発表、1999年に発売された2人乗りのスポーツカー。車体は完全に専用設計で、車体上から見るとフレームが「X」形状になっている堅牢なシャシー(車体の床部分)を採用して、オープンカーながら、非常に頑丈な車体となっている。今回は、同車が外観にマイナーチェンジを受けた2003年以降の北米仕様車を再現した。エンジンフードが開閉し、S2000自慢の専用エンジンもしっかりと彩色された状態で楽しめる。
ダットサン 280 ZX
手頃でスタイリッシュな高性能スポーツカーとして、特にアメリカ市場で大ヒットした初代フェアレディZ(輸出仕様名はダットサン240Z)。快適性やアメリカの法規に合わせた安全性の向上を目的に、1978年にフルモデルチェンジした2代目フェアレディZ(輸出仕様名はダットサン280ZX)。当時人気のあった、マンハッタンカラーと呼ばれる、独特のラインで塗り分けられたツートンのボディ色を再現している。
マツダ MX-30
2020年に発売されたクロスオーバーSUV。グローバル的にはマツダ初の量産電気自動車としてイメージリーダーとしての役割を担っており、スポーティなデザインやリアドアがフロントドアと逆の後方基軸で開く、観音開き方式を採用するなど個性が際立っている。今回はその輸出仕様をモチーフとしており、左ハンドルが特徴。
1962 ホンダ T360
バイクメーカーとして始まった、ホンダ初の4輪自動車として1963年に発売されたのが軽トラックのホンダT360だ。単なる軽トラックではなく、当時は一部の海外製高級スポーツカーにしか搭載例のなかった、DOHCエンジンを日本の量産車としては初めて採用しており、またそのエンジンも車体中央にマウントされるなど、独創的なクルマとして有名になった。実車同様に、ヘッドライトを車体側に残したまま開閉するフロントフードのギミックに注目。
2022 NISSAN GT-R NISMO
2007年に〝究極のドライビングプレジャーの追求“をコンセプトに発売されたNISSAN GT-R。毎年のように改良を続けるイヤーモデル制を敷き、世界的に有名なプレミアム・スーパースポーツとしての地位を維持し続けている。今回は、最新型となる2022年のNISSAN GT-R NISMOをモチーフに。NISMO仕様は、標準車とは異なる前後のバンパー形状や、大型のリヤウィング、そしてGT3レーシングカーを彷彿とさせるフロントフェンダーのエアダクトもしっかりと再現してる。
トヨタ FJクルーザー
卓越した堅牢さと走破性で知られるトヨタのランドクルーザー。FJクルーザーはその中でも非常に評価の高いFJ40シリーズ(1960~1984年まで製造)をモチーフとしたレトロなデザインのボディを、ランドクルーザー・プラドのシャシーに架装したSUVだ。当初は日本では販売されない海外専用車であったが、並行輸入(逆輸入)してでも欲しいというユーザーが多かったことから、2010年から日本でも販売。FJ40シリーズ由来の白い屋根も再現している。
※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
※特別な表記がないかぎり、価格情報は消費税込みの価格です。
よく読まれている記事
全国各地で開催されているキャンピングカーショーやアウトドアイベント。「行きたいけどタイミングが…」「開催場所が自宅から遠い…」など、直接現地に行けない方も多いハズ。そこで本記事では、各イベントで展示さ[…]
料金所で停止することなく通過できるという利便性の高さや割引料金なども魅力で、年々、利用率が上がってきているETC。車載器を搭載する車両も増えてきている。そこで、ETCカード利用時のちょっとしたお役立ち[…]
ディーラーに試乗車が用意される前の先行予約で9000台を超える受注を集めたスズキ・フロンクス。ディーラーレベルでは「納車まで相当お待ちいただくことに……」と嬉しい悲鳴をあげているようだが、そのクラス離[…]
大衆に受け入れられた初代カローラだが、その成功の要因が4速フロアシフトやセパレートシートの採用など、ライバルに先んじたスポーティ志向にあったことはよく知られている。2代目でもサイズアップと装備充実を図[…]
本記事では、全国各地で開催されたキャンピングカーショーやアウトドアイベントで展示されていた注目車両を紹介! 目次 1 ベース車両はトヨタのハイエース ベース車両はトヨタのハイエース ベースの車両はトヨ[…]
最新の記事
- 1
- 2