
株式会社コスモスモアは、好きな場所へ移動しながら車内外で快適に働くことができるワーケーションカー「mobica(モビカ)」のカーシェアリングサービスを開始する。これは市販車をワークスペースに架装したもので、ワーケーション需要の高まりを見せる昨今、自分のお気に入りの場所でより自由に自分らしい働き方を実現する手助けとなるサービスだ。
●文:月刊自家用車編集部
移動式オフィスを気軽に持てる、カーシェアという方法
輝くように生き生きしている状態である“ウェルネス”の考えの元「もっと自由に、より豊かに。」働く場所も好きな場所を気軽に選んでほしい。いつもの仕事を、好きな時に好きな場所で。そんな想いから誕生したのがmobicaだ。一般のユーザーでも広く体感できるように、2023年からカーシェアリングとしてサービスを開始する予定となっている。車両にはソーラーパネルを搭載し、必要電源やプライベートスペースの確保が可能な為、災害などの有事の際は個室避難所としての提供も検討している。

mobicaの車両は、トヨタ ハイエースとホンダN-VANを架装した2種類展開。利用シーンに合わせて車両を選択できる。どちらの車両も業務や気分に合わせて自由に働くスペースを選び、カスタムできる仕様となっている。
電源、Wi-Fi完備!車内でも快適に働ける電源・ネットワーク環境
車内にはコンセントやUSB電源が搭載されたポータブル電源を積載しているほか、ポケットWi-Fiも完備。当然ながら、車内でも快適に仕事ができるよう電源・ネットワーク環境は整整備済み。

その他、車両後方部にはアーム式PCモニターを搭載。車中でモニターに映してのPC使用は勿論のこと、アームを外に向けて伸ばせば複数人での打ち合わせやTV会議をすることができる(アーム式PCモニターはN-VANタイプのみ搭載)。
シートを倒してフルフラットにすれば、ハイエースタイプは大人2名、N-VANタイプは1名が横になれるベッドスペースが出現。脚を伸ばして楽な姿勢で仕事をすることも、寝転びながらの作業やちょっとした仮眠、就寝も可能だ。
※推薦乗車定員
ハイエース:3名 N-VAN:2名
使用例のイメージはこんな感じ!
スタンダード
バックドアを開けて開放的な景色を見ながら、気持ちよく仕事ができる。
フォーカス
1人で集中したい時やオンラインミーティング時は、車内のデスクで。搭載のモニターを使えば作業効率もアップ。
リフレッシュ
気分を変えたい時は立ちながら作業。立ったまま仕事を行うことで、適度な緊張感が得られ集中力が増すとも言われている。
リラックス
ゆったり落ち着いて作業したい時はシートをフルフラット。脚を伸ばして楽な姿勢での作業も可能だ。
アクティブ
車両後方部に搭載のアーム付モニターを使って、屋外でオンライン打ち合わせ。椅子を並べて複数人でブレストをしたり、いつもと違う環境で話したりすることで、新しいアイディアが生まれるかも。
コミュニケーション
個室のように使える車内は打ち合わせをしたり、会話をしながらプレゼン用の資料をブラッシュアップしたりと、同乗者との作業も快適に。
※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
※特別な表記がないかぎり、価格情報は消費税込みの価格です。
よく読まれている記事
全国各地で開催されたカーショーやアウトドアイベントで見つけた、見逃せないキャンピングカーを紹介しよう。本記事では、普通のクルマに見えるバンコンでも快適に車中泊ができる! そんな老舗ショップのこだわりキ[…]
全国各地で開催されたカーショーやアウトドアイベントで見つけた見逃せないキャンピングカーを紹介しよう。今回は居心地の良いキャビン空間を実現した、贅沢なハイエースキャンパーをご覧あれ。 目次 1 清潔感漂[…]
LEDライトを主とするカーパーツメーカーのスフィアライト(Sphere Light)が、『東京オートサロン2025』に出展。そこで展開したブースのデモカーが「あのクルマは何?」と話題に。その正体は、日[…]
1970年代になってマツダは、「ロータリーゼーション」と銘打って、多くのクルマにロータリーエンジン(RE)車を設定。中でもサバンナは特別な存在で、コスモスポーツに続くロータリー専用モデルとなった。発売[…]
1970年代、自動車産業には逆風が吹き荒れた。公害問題がクローズアップされ、排ガス規制が厳しくなるなか、中東紛争をきっかけにした2度のオイルショックでガソリン価格が急騰したのだ。しかし日本車はそんなピ[…]
最新の記事
- 1
- 2