
ホンダは、コンパクトカー「FIT(フィット)」をマイナーモデルチェンジし10月7日(金)に発売。また新タイプのRSの追加も発表された。これでFITは、BASIC、HOME、LUXE、CROSSTAR、RSの5タイプとなる。価格は1,592,800円〜266万4200円。
●文:月刊自家用車編集部
ライフスタイルに合わせてチョイスできる
ホンダが2020年2月に発売した4代目フィットは「人の生活に寄り添う」という考えに基づいて生み出され、日常での使い勝手の良さや、優れた走行性能などで多くのユーザーから支持を受けている。
今回のマイナーモデルチェンジでは、各タイプのデザインを変更するとともに、走りの質にこだわった新タイプ「RS(アールエス)」を新たに設定した。これでFITは、ライフスタイルやライフステージに合わせて設定されていたタイプバリエーションに、新たに「RS」を追加した計5タイプから選べるようになった。各タイプのデザインもそれぞれの使用シーンに合わせてさらに進化させている。

・BASIC(ベーシック)
シンプルで自分らしさが光る基本のタイプ
・HOME(ホーム)
生活になじむデザインと快適性を備えたタイプ
・LUXE(リュクス)
洗練と上質を兼ね備えたスタイリッシュなタイプ
変更点:フロントノーズをすっきり見えるように形状を変更、アッパーグリルの位置を上げ、HOME/LUXEはその上部にメッキ加飾のラインを水平に通すことで、より端正なデザインに進化。
・CROSSTAR(クロスター)
週末に出かけたくなるアクティブライフに応えるタイプ
変更点:CROSSTAR専用エクステリアとなるフロント、サイド、リアのガーニッシュをシルバー色に変更。タフギアらしいデザインにすることで、よりクロスオーバーらしさを強調。
・RS
デザイン、走りの質にさらにこだわったタイプ
専用のフロントグリル、フロントバンパー、サイドシルガーニッシュ、リアバンパー、リアスポイラー、アルミホイールの採用でスポーティーさを強調してデザインに。荒れた路面で車体の揺れを抑えるため、徹底的に性能を突き詰めたRS専用のサスペンションを採用。
※e:HEV RSには、アクセルオフ時の減速力を4段階で選択できる減速セレクター、3つのドライブモードスイッチ(NORMAL/SPORT/ECON)を専用装備。
パワートレーン

- e:HEVモデル
日常シーンのほとんどをモーターで走行し、低燃費で滑らかな走りを実現する2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載。モーター最高出力を10kW(14PS)プラスとなる90kW(123PS)へ向上させた。低速域でアクセルを踏み込んだ瞬間から電気自動車のように力強くスムーズに走り出し、気持ち良く伸びる加速感を提供する。
- ガソリンモデル
全タイプに新たに1.5L DOHC i-VTECエンジンを採用。低速域から高速域までトルクフルなパフォーマンスを発揮し、日常のさまざまなシーンでゆとりある走りを楽しむことができる。
安心・安全領域

進化した安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全タイプに標準装備。従来の機能に加えて、トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)、急アクセル抑制機能が新たに標準設定された。またブラインドスポットインフォメーション、後退出庫サポートも新たに追加、タイプ別設定とした。
1)衝突軽減ブレーキ<CMBS>
2)誤発進抑制機能
3)後方誤発進抑制機能
4)近距離衝突軽減ブレーキ
5)歩行者事故低減ステアリング
6)路外逸脱抑制機能
7)渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール<ACC>
8)車線維持支援システム<LKAS>
9)先行車発進お知らせ機能
10)標識認識機能
11)オートハイビーム
12)ブラインドスポットインフォメーション
13)トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)
14)急アクセル抑制機能
15)パーキングセンサーシステム
16)後退出庫サポート
ボディーカラー

RS・CROSSTARに専用設定されたHonda新色のスレートグレー・パールを含む全13色。2トーンカラーはCROSSTAR専用色となる。

ラインナップおよび価格

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